発達障害だって、頑張るもん!

発達障害だって、頑張るもん!

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【発達障害児の家庭学習】 紙教材とタブレット教材の併用。「月刊ポピー」の体験談

クリーム色の背景に本を読む女性と犬

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

今日は発達障害児へおすすめの紙教材「月刊ポピー」をやっていた息子の体験談です。

 

● タブレット教材だけでは不十分。「飽きやすい」発達障害児には、「視覚に刺激のある」タブレットと「書く感覚で記憶に残りやすくする」紙教材、2つの学習方法を合わせるのが効果的に思います。

 

 

「手始めに」始めた教材・「月刊ポピー」

 

私は以前から特別息子に早期教育をしたい!と思っていたわけではなかったのですが、当時通っている幼稚園はとても教育熱心なところでした。

 

年長さんで時計の読みと計算、簡単な算数、平仮名やカタカナを書く、英語も少々。といった感じで、できないことは許されない雰囲気でした。

 

この当時、息子の発達障害は分からなかったのですが、「できない」「怒られる」をこの教育熱心な幼稚園で毎日積み重ねられた結果、息子の笑顔が少しずつ減っていきました。

そこで必要に駆られ、年長さんの冬から始めたのが通信教材「月刊ポピー」でした。

 

月刊ポピーの内容

 

月刊ポピーは、国語・算数・社会・理科・英語と基本5教科の問題集を、教科書の進度に合わせて毎月郵送されてきます。

 

私が数ある紙教材の中から月刊ポピーに決めた大きな理由は「薄っぺらい」こと。各教科概ね10ページ前後で、とても薄いのです。

 

他の教材はやたらと厚く、読むべきところも問題も数が多い。

それほど教育に力を入れたいわけではなかった私は、「気軽に」「ちょろっと」できそうな「薄っぺらい」ポピーに魅力を感じて始めたのでした。

 

www.popy.jp

 

後に発達障害と分かってからも、この「薄っぺらさ」は功を奏しました。

教材を開いたときに、厚い冊子だときちんと片手で押さえていないとすぐにパタン、と閉じてしまいます。ここで癇癪勃発。

更に厚い冊子は、中央部分の箇所が読みにくいし書きにくい。ここでも噴火。

 

薄っぺらい月刊ポピーは、そういった点を全く気にすることがなくて気楽でした。

また、問題数が多過ぎないので「完了できないイライラ」もない。内容も教科書に沿った基本的なものを重視しているので、ポイントも掴みやすいです。

 

勉強している男の子

 

おすすめは小学生まで

 

息子は「月刊ポピー」を小学校6年間続けました。

途中でタブレット教材の「スマイルゼミ」も追加して、紙教材だけでは足りない英語のヒアリングや理科の動画、算数の図形問題を理解する補助教材として活躍してもらいました。

 

 

中学生になった現在は、月刊ポピーは退会。

中学生になると教材の分量も増え、単語帳や暗記用冊子など、息子では到底活用できないほどの教材が届くようになったため、「ここまではこなせないな…」と思ってやめることにしました。

タブレット教材のスマイルゼミは、今でも続けています。

 

coco-disorder.com

 

月刊ポピーは中学生までの教材です。定型発達児にはとてもいい教材かと思いますが、中学生からの発達障害児には多すぎる教材じゃないかな…という私的意見。

 

また月刊ポピーには、夏休みなどの長期休暇に別料金での「まとめドリル」のようなものがあります。

これが結構優秀で、会員でない人も「このまとめドリルだけは買う」という意見があるほどです。

 

息子がやっていた時は夏休み用、冬休み用、学年総まとめ用の3つがそれぞれの時期になると発売されていました。

ご興味のある方は長期休暇用の「まとめドリル」を買ってみる、「無料お試し見本」を取り寄せてみることから始めてもいいかもしれませんよ。

 

【公式】幼児、小学生、中学生の家庭学習教材「月刊ポピー」

 

中学生になったら

 

中学生になると、これは進学先の中学校にもよるかと思いますが、基本的に小学校と比べて「提出する課題」が格段に多くなります。

ワークや授業予習ノート、漢字ワーク、英作文ワーク、自主勉強ノートなど、実に様々な課題の提出が求められ、その提出如何が成績に直結していきます。

 

息子は支援学級在籍で「書字困難である」という主治医の意見書も学校に提出しているため、多少の配慮はあるのですが、それも「多少」です。

教科担任の考え方によっては「理解する気が皆無」な先生も少なからずいるのが現状です…。

 

説明する男の子

先生は現在でも「当たり」「ハズレ」があるのが実情…。発達障害の存在自体は浸透してきましたが、「障害を理解しようと心を砕く」先生は少数ですね…。

 

成績をとるか、息子のココロと書字困難な特性を観察しながら「できるところまでを提出」する姿勢を貫くかは、その親と子どもの意思次第…というところですが、私は後者を選択しています。

 

そのため、基本は「学校の課題」。英語のヒアリングや数学のちょっと論理的になる単元は理解に時間がかかるため、動画で確認のできるスマイルゼミだけを継続することにしました。

 

そしてこのやり方を中学校の1年間続けましたが、中学校2年生になると「記憶の定着率」が落ちてきているのを感じ始めました。

タブレット教材だけではどうしても記憶に残りにくいようですね。

 

そのため、中学2年生になってからは書店で売っている市販のドリルも活用しています。

基本の勉強は学校の課題とスマイルゼミ。補助として週末に市販のドリル、という勉強スタイルに今は落ち着いています。

 

まとめ

 

タブレット教材で大まかな内容を把握し、紙教材で定着させる。このやり方が飽きやすい発達障害児息子には合っているようです。

塾には相変わらす行く気がナッシング!な彼ですが、まあこのスタイルでそこそこ頑張っています。

 

現在小学生の発達障害児で、紙教材の選択に悩んでいる方の参考になればいいな、と思って記事にしてみました。

「とにかく基本を!」という方には最適の紙教材「月刊ポピー」。気になる方はまず無料お試しを取り寄せてみるといいかもしれませんね。

 

うさぎのアイコン





ちなみに生協からの割引など割引は色々あるみたいだけど、公式ホームページからの申し込みが結局は一番安く上がるみたいだよ!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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