発達障害だって、頑張るもん!

発達障害だって、頑張るもん!

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【幼稚園・小学生からの英語の基本】 特別支援の子に効果絶大!「ジョリーフォニックス」の英語学習

ピンクの背景にアルファベットを勉強している女の子

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子との毎日から得た小さなヒントをお伝えしている当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。

 

今回は、特別支援を必要とする子達の英語学習には特におすすめの「ジョリーフォニックス」をご紹介したいと思います。

 

● 英語の基本は「読み書き」ではなく「発音」から。視覚・聴覚・運動感覚・触覚を駆使した多感覚学習法は、英語に触れ始めの子から特別な支援を必要とする子まで、多くの子ども達に効果があります。

 

 

「一緒に南の海へ」の夢

 

私たち夫婦は結婚する以前から海が大好き。特に外国の南の島が一番好きで、お金が貯まると時々旅行へ行っていました。

 

発達障害児息子が生まれ、怒涛のような日々を過ごしている最中、気持ちを落ち着かせるために毎時間脳裏に思い浮かべていたのは「青い海の南の島」。

いつか息子が大きくなったら、3人で手をつなぎながら南の海の中をシュノーケリングするんだ。熱帯魚と一緒に、泳ぐんだ…。

そんなことを10年以上も夢見ていました。

 

南の島の風景

 

そんなわけで、英語は喋れなくても「英語嫌い」にはなってほしくない…。言葉の通じない外国なんて行きたくない!と言われたくない…。

そんな思いがあって、特に「英語学習」に焦点を当てた教育をしたかったわけではなく、「英語に拒否反応を起こさない程度」の英語慣れをして欲しい。

そう思って選んだのがこの「ジョリーフォニックス」の本でした。

 

 

 

英語圏でも5人に1人が英語学習につまずく

 

例え英語圏であっても、どのクラスにも何人かの子供が英語学習についていけない事実があります。その数はおよそ5人に1人。30人クラスだと、6、7人ほどの子供が英語学習につまずくのだそうです。

 

その理由もこのジョリーフォニックスで述べていますが、これは日本の学校でも同様に当てはまります。以下の理由のどれか、または全てが考えられます。

 

* 文字の記憶力が悪い

* 何らかの理由で学校を休みがちである

* 集中力に問題がある

* 家庭学習でのフォローがまったく(ほぼ)ない

 

日本では共働きで仕事が忙しい家庭の場合は、保護者に家庭学習のフォローを学校が強く要求しない傾向があります。しかし学習進度についていける子ならともかく、ついていくのが難しい子の場合は、保護者の協力なしでは解決できません。

 

これは知能の問題ではなく、文字と音を結び付ける脳の回路が弱いために起こるということを保護者に伝える。そして子供が抱える問題を理解し、保護者に時間をとってもらって子供の学習を手伝ってもらうことがとても重要だ、と編者は語ります。

 

「英語のレッスンを受ける子供」と言っても学級内には様々な子供がおり、得手不得手も異なります。書けるけど読めない、読めないけど書ける。書けるけど暗記できない、そもそも集中できない…。

それぞれの特性を持つ子供に対して「多感覚的」にアプローチすることは、その集中力を持続させ、文字と音についての理解度を深めることにつながるのです。

そういった意味で、ジョリーフォニックスは「特別支援」の観点からも、きわめて有効な手法であると言えます。

 

引用元:「はじめてのジョリーフォニックス」 ジョリーラーニング社・編者 山下桂世子・監訳

 

「何が不得手なのか」は、その子と一緒に学習を手伝っていく過程で分かります。障害があるなら、その理由に辿り着くには相当観察を続けないと分からないでしょう。

小学校4年生くらいまでは、そんな時間をとってあげられたらいいですね。その後が子ども達にとっても、随分とラクになりますから。

 

一緒に勉強をする親子

 

完璧な発音にならなくとも

 

日本語には母音が「あ、い、う、え、お」の5種類しかありませんが、英語には19種類程度あると言われています。

そもそも私達の母国語に存在しない母音を再現することは非常に難しいため、私達は「英語が苦手」となりがちです。

 

大学で英語を学びたい、外国で仕事をしたい、TOEICで高得点を取って就職を有利にしたい。

そんな夢があるなら是非とも発音は頑張らなければならないでしょうが、海外旅行程度の英語なら、そんなに完璧な発音でなくともある程度は通じます。

 

私自身も中学英語さえまともに喋れるか??といった程度ですが、秘境とか珍しい国に旅行するわけではないので、何とか今までやってきました。

通じない時には言い方(単語)を変えたり、身振り手振り、紙に書く、電子辞書を使用するなどしてどうにか通じます。

相手も私達が「外国人」だと認識して私達の喋る英語を聞いているので、「ああ、これが言いたいのね」という風に推測しながら聞いてくれます。

 

とにかく「伝えよう」という気があれば、発音が完璧ではなくともコミュニケーションはとれるのです。

 

外国人に道案内をする女性

今はスマホで通訳もしてくれますよね。外国語に「嫌悪感」を持たないようになってくれたらいいな、と思います。

 

ジョリーフォニックスは発音の教材としても素晴らしいのですが、まずは英語学習の「土台」を築くための教材として活用する、と考えるといいかな、と思います。

 

まとめ

 

次回はこのジョリーフォニックスでどのような学習をしていくのかをお話したいと思います。

ちなみにジョリーフォニックスは2冊構成で、1冊は「ティーチャーズブック」。この冊子に教え方が詳しく書かれています。

 

 

2冊めは「スチューデントブック」。直接書き込むワークブックになっています。

 

 

ご購入する場合は2冊一緒に購入してくださいね!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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