発達障害だって、頑張るもん!

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注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【おうちキャンプ】 飯ごう炊飯を楽しみながら家庭科実習と防災訓練!

こんにちは!ココです。

お越し頂きありがとうございます。

 

今日はおうちでキャンプ気分と家庭科の実習、両方楽しんじゃおう!

 

● メスティンでガス炊きごはん!キャンプでやるより、実はおうちでやる方がはるかに勉強になりました。

 

 

初めての「おうちキャンプ」

 

「おうちキャンプ」なるものが流行り出したとき、「は?おうちでキャンプ気分?無理無理、絶対なれないし!( ̄▽ ̄) 」と鼻にもかけなかった私。

 

ですが コロナ感染者増加に伴い、都道府県越えの自粛モードがまた沸きあがった連休の日。

梅雨もなかなか抜けないし…ってことで、パパが「今日はオレがごはん作るよ!」と今まで聞いたことのないセリフを吐きました。

 

あのパパがごはんを作る(料理は全く作らないし、しかも超下手…。)、なんてあり得ない…。何か目的があるなー??

と思っていたら、やはりありました。(笑)

 

料理を作るお父さんと楽しみに待っている男の子のイラスト

 

書店で見たアウトドアの本に「メスティン(アルミ製の四角い飯ごうです。)で作る 外メシ!」なんて特集があったんですって。

雨でキャンプにも行けないし、遠出もできないし。ご飯炊いておうちキャンプでも試してみない?って計画のよう。

 

全然乗り気じゃないかんしゃく息子を「ご飯が炊ける間、将棋の勝負してやるから」という条件で釣ったパパ。

将棋、ずっとパパとしたかったのに仕事で忙しくて何週間もできずにいたため、息子は二つ返事で承諾。

 

そんなわけで初めてのおうちキャンプ??をすることになりました。

 

飯ごう炊飯を息子に経験させたい!

 

メニューは「オイルサーディンご飯」です。うわ、生臭そう…。

オイルサーディンはパパと息子が好んでキャンプ時に食べるおつまみ?です。

息子も「美味しいの…?」と不安ながらも、出てきたオイルサーディンの缶詰にちょっとワクワク。

 

実は私がこの「おうちでメスティンのガス炊きご飯」を承諾したのには理由がありました。

コロナの影響で、小学校でやるはずだった宿泊学習の行事が取りやめになってしまい、飯ごうでご飯を炊くなどの野外炊飯をする機会を失ってしまった息子たち。

 

「飯ごうでご飯を炊く」という経験を一度させたかった私は、おうちでならちゃんと参加するかも??と思ったのです。

 

焚火と飯ごうのイラスト

 

メスティンでご飯を炊くことをキャンプや河川敷で数回やりましたが、どちらも遊びに夢中な息子は全く作らず、食べるだけ。

関わるお友達や遊具がないおうちでなら、もしかしてやるかもしれないなー。基本子供って、料理好きなもんだしね。

 

そんな淡い期待を持ってカセットコンロを息子に出させました。

 

炊飯の家庭科実習 in おうち

 

さて、まずはお米を研ぎます。

普段うちは無洗米なのでお米を研ぐ、という行為を見ることのない息子。

でもお米を研ぐ手順も知識として経験させておきたかったので、ここでは敢えて頂き物の無洗米ではない米を用意しました。

 

パパと一緒にザルとボールを出して、お米を研ぎます。

半分水遊びになってしまっていましたが、二人にご飯を任せた以上は口を出しません。

下手に細かなことを言われると、誰でも嫌になっちゃいますからね。

これ、かんしゃく防止ポイントでもあります。(笑)

 

お米を水に浸し、60分の浸し時間の合間に将棋を楽しみ、お米をメスティンに入れ、水の分量を二人できっちり見ながら量り、ガスで点火。

 

メスティンから出てくる蒸気やチリチリと焼けてくる音などを二人で「もういいかな?」「だめだよ!まだチリチリの音が小さすぎるもん」などなど論議しながら炊いていました。

 

笑顔で片手タッチする父親と息子

 

意外に優秀!メスティン

 

一度これでいいかな、と蓋を開けてみたのですがちょっと水っぽくて、もう一度火にかけたりしましたが、このメスティンのいいところは、こんな失敗があっても何だか最終的には結構美味しく炊けるんですね。

 

私が小学生の頃野外炊飯で使った「元祖」飯ごうは、一度失敗したらもうダメでしたね…。

ガスじゃなくて直火だから、ということもありましたが、なんだかんだでかなり難易度が高くて、上手に炊きあがった班はひとつもなかった記憶があります。

 

メスティンをただのアルミ弁当箱じゃん?何でこんなのが人気??と思いながら「これ!買いたいです!」というパパにしぶしぶ了解を出した私でしたが、買って大正解でした。

 

お米を1時間水に浸しさえすれば、「早かった!」「べちゃべちゃだー」なんてやり直し炊きしてもほとんど結果的に上手くできるので、家庭科音痴のパパみたいな方でも簡単に出来ると思います。

 

そして出来上がったご飯にレタスをのせ、オイルサーディンをのせます。

雑誌に載っていたのはここまでのようでしたが、我が家ではこれに醤油をかけてレモンを絞り、ガーリックパウダーをかけました。

 

四角い飯ごうで炊いたご飯。レタスとオイルサーディンのせ。

お弁当箱みたいですね(笑)。

これで2合あります。3合でも良かったくらい美味しかったです。

 

いや、結構美味しかったです!ガーリックとレモンで生臭さが緩和された感じで、ワイルドな料理が苦手な私でも食べられました。

 

まったりとした休日を満喫

 

せっかくなのでキャンプで使うひざ掛けを床に敷いて、キャンドルを灯してちょっとだけキャンプっぽくしてみましたが、音楽をかけると本当にいい感じ。

これだけで十分、非日常的。(*^^)v

 

よく考えたら「ガス炊き」のご飯ですものね、美味しいわけです。

おいしいねー!すっごく美味しいね!ガス炊きってやっぱり最高だね!と何度も褒めたら、夕飯時にもう一度二人でメスティンご飯を炊いてくれました。(≧▽≦)

こちらは非常食として置いていたレトルトカレーでいただきました。

 

夕飯までは床に敷いたキャンプのひざ掛けの上で、将棋を何戦か楽しんでいた息子。

たまにはこんな雨の休日もいいものですね。

息子はどこにも出かけなかったにも関わらず、とても満足した様子でその日はパパと一緒に就寝しました。

 

まとめ

 

地震、水害と、何だか災害が頻繁に起こるようになってきたこの頃。

カセットコンロでごはんを炊く、という経験は家庭科の実習のみならず防災訓練にもなりますね。

 

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災害はあってほしくありませんが、様々な経験値を上げることで「本当に生きる力」をしっかりとつけてくれたら。

 

先行きが不透明な時代に障害を抱えながら未来へと歩いていく息子たち。その一歩が不安で止まらないように。

多様な経験をさせることで、少しでもその生きづらさをサポートしていけたらいいな。

 

パパと二人で、そう願っています。

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。

 

 

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