こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害（ADHD）で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日は初代うさぎちゃん先生の、ちょっと不思議なお話です。
うさぎちゃん先生との初めての別れ
現在一緒に暮らしているうさぎちゃん先生は３代目。初代うさぎちゃん先生は、息子が産まれる前から一緒にいて、７年間家族として暮らしてくれました。
初代うさぎちゃん先生が亡くなったのは、夏。実家に帰省していたので実家で火葬をしました。その後お骨を一度東京の住まいに連れて帰りたくて、綺麗な瓶に詰めて東京へと連れて行きました。
初めての大きな（私にとっては）ペットだったうさぎちゃん先生。瓶に入ったうさぎちゃん先生を生前使っていたケージに入れ、写真を飾ってご飯やお水を取り替えながら、私は毎日のように泣いていました。
土に帰せない…
同じようにうさぎを飼ったことのあるお友達と話していて、彼女が「亡くなって３年経ったけど未だに傍にお骨をおいてある」という事を聞いて、そうだよね、何だか土に帰せないよね…と頷いていた私。
転勤族なので東京でペット霊園に入れることも躊躇されます。毎日写真のうさぎちゃん先生に、ご飯や息子とお散歩で摘んできたクローバーをあげながら、何となくそのまま月日が経っていきました。
空のケージには、瓶に詰めたうさぎちゃん先生の毛もはいっていました。
土に帰そう！
そんなある日。ある本を読んでいて、亡くなったペットの夢のお話に出会いました。
そのお話では、溺愛したワンちゃんのお骨をずっとテーブルに置いてご供養していたそうなのですが、夢にワンちゃんが出てきて「土に帰してほしい」と言ったそうです。
その人は知り合いのお坊さんにその話をしました。お坊さんは「生きとし生けるもの、そのお役目が終わったのなら、土に帰りたいと皆思うのではないでしょうか」と話したそうです。
それを聞いて泣きながら土に帰したところ、ペロペロっとそのワンちゃんが手を舐めてくれたような感触があった、というお話。
信じるかどうかは別として、このお話を読んだ後、私も「そうだよね…。うさぎちゃん先生も動物なんだもの、土に帰りたいと思ってるかもしれないよね」と思い始めました。
そして見上げたカレンダー。
そうしよう。次のゴールデンウイークに実家に帰ったら、皆でお庭に埋めてあげよう…。
そう決心したのです。
夢に出てきたうさぎちゃん先生
次の日。実家の母と電話をしていたら、母がふと思い出したように「そう言えば今朝ね、うさぎちゃん先生の夢を見たんだよ」と話してくれました。
母の話では、もう何年も前に亡くなった祖母が、生前会ったこともないうさぎちゃん先生を抱っこしていたそうです。
そして「なんて可愛いうさぎなんだろうねえ」とニコニコと笑いながらうさぎちゃん先生を撫でていたのだそう。
母は昔から不思議体験の多い人です。私が土に帰そうと決心したその日に、母の夢に出てくるなんて…。
私はそのときハッとしました。
そうか。「土に帰そう」と決心したことで、うさぎちゃん先生はやっと私の「執着心」から自由になることができたんだ…。
おばあちゃんはやっと自由になったうさぎちゃん先生を、一緒に天国に連れて行ってあげるからね、安心しなさいね、と伝えたかったんだ。
そう思いました。
私の家はお盆にお墓参りをし、年始には神社へ参拝する、仏教とも神道ともつかぬ、ごく一般的な日本家庭です。特に信心深いわけではないのですが、それでも何だか不思議な気分になったことを覚えています。
まとめ
そうしてゴールデンウイーク。息子と夫と共に、初代うさぎちゃん先生をお庭に埋めてあげました。
一説によるとペットのお骨は庭には埋めていけないそうなのですが（不浄な土地になるからだそうです）。まあ、そこまで深く考えているとどうしていいか分からなくなるので…。
それでもうさぎちゃん先生は無事に天国に行ったようです。このあと、実際に私のところに挨拶に来てくれました。この不思議なお話はまた次の機会に。
霊感も直感もポンコツな私の、ちょっと不思議なお話。楽しんで頂けたでしょうか。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
