こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日は小さいバッグに憧れて、そのために新調したミニ財布のレビューです。
憧れの小さいバッグ
息子がまだ幼稚園に入る前。「とにかく外で遊ばせて疲れさせて、夜はしっかり朝まで寝かせたい!」という同じ考えのお友達3人で、毎日毎日、寒くても強風でもあちこちの公園に出かけていました。
全身を使って遊んでいたので、泥だらけになったり枯れ葉まみれになったり。
私達ママのバッグには洋服の着替え上下におむつやタオル、替えのサンダル(靴の中まで泥だらけになるので)、水筒、おにぎりなどのお弁当、虫よけスプレーや日焼け止め、絆創膏など本当に多くの荷物が入っていました。
動きの少ない子どもを持つママさんグループが履いている、エナメルの綺麗に光った靴や小さいバッグが羨ましかったですね。
お砂場で遊ばせて、ママたちは日陰のベンチで近くのコーヒーショップのアイスコーヒー片手におしゃべりしている…。
子供たちは砂場から全然出ないで遊んでいられるので、ママたちも追いかけたり「そこは危ない!」と大声を上げることもないので、まったく逆の子を持つ私たちとって、その姿はとても優雅に見えました。
「早く小さいバッグを持つようになりたいね…」なんて3人でため息混じりに言い合っていました。
手荷物があるとかんしゃくを起こす
幼稚園になったら小さいバッグ、デビューできるかも…。なんて思っていましたが、実際は中学2年になった去年まで、大きなリュックやバックしか使えませんでした。
息子は極端にモノを持ちたがらないので、ポケットティッシュ3個(アレルギーがあるので使うときはこれでも足らないくらい)、ペットボトル、彼の使う眼鏡、出先で暇になったら読む本2冊(病院の待ち合い室など)、Tシャツなどの着替え(不注意なので思いっきり水をこぼしたり、くしゃみと同時に鼻水がべちゃ~っとくっついたり、幼児並みにしょっちゅう汚します)などを常に持ち歩かなければならなかったからです。
手荷物があるとかんしゃくを起こして面倒だったので、私や夫が荷物を持っていたのですが、中学2年生前後から次第に手荷物を持つようになってきました。
ココロが少しずつ成長してきたのだと思います。ある程度荷物を持っても頑張れる筋肉もついてきた、という身体的な変化もあるのでしょう。
最近はスーパーに行った帰りの荷物も、率先して持ってくれるようになりました。
随分ラクになりましたね。
特に「荷物が出るたびに起こすかんしゃく」がほぼなくなったことが、私としては非常に感慨深いです。
幸せ感知レベル低っ!
いやあ、「ここまで長かったなあ~」って思うからこそ、小さなことでも幸せを感じられるようになるんだよ。ね?「幸せを感じやすい人生」に貢献してるよね、僕って。
う~ん…まあ、「荷物を自分で持ってくれるようになること」にこれほど深く幸せは感じないだろうね、定型発達児の育児では。そういった意味では感慨深い人生を送っているのかも…。
ママ?騙されてるよ…??大丈夫??
そんなわけで、14年来の夢だった「小さいバッグ」に挑戦してみました。
小さいバッグには小さい財布を
小さいバッグって、お財布も小さくないとスマホやハンカチなどが入らないんですね。
長年「長財布」を使っていて、お財布の端ももうボロボロなので、一緒にミニ財布を購入しました。
数年前から買い替えは「アタオ」の財布を考えていたのですが。
気に入った色味がなかったので、1年迷って同じようなデザインで心惹かれた色合わせの「ハースケジュール」を検討してみました。
私は財布は毎年新調せず、くたびれるまできちんと使い切る派です。
風水的には毎年新調する方がお金が貯まる!のだそうですが。「吟味して気に入ったものを購入して、永く愛用する」のが性に合っているので、ちょっと出費はしますが、今回はこれに決定しました。
注文してから約1ヶ月で送付されてきます。実店舗のない、ネット注文だけのお店なので、よーく吟味して。ちなみにアタオは実店舗が東京や大阪にあるので、手に取って検討することができますよ。
ハースケジュール・ミニ財布のレビュー
結論から言うと、私的には長財布がやはり一番使いやすいな、と思いました。
最近はスマホでの電子マネーを使う機会が増えてきたのですが、やはり現金でなければいけない場所もあるので、お財布はまだまだ必須アイテムです。
特に地方に行く場合は現金絶対必要ですから。(有料道路はカードも電子マネーも使えないところが割とあります。田舎のスーパーも現金オンリーです。ガソリンスタンドもそんな所が結構ありますね。そして何より、電子マネー使いたいときに電波がそもそも届かない地域…というところもあります。)
しかしハースケジュールに限らず、ミニ財布は「コンパクトに収納」することに特化しているので、ちょっと小銭でお釣りをもらうと全体がすぐ膨らんじゃって、「ファスナーが閉まらなくなる」んですね…。
また、現金支払いの場合はお札と小銭、両方を出し入れしなければなりませんが、「お札をまず出して」
まずはお財布全体のファスナーを開け、垂直に持ってお札を出します。
「小銭はパカッと広げてから、落ちないように水平を維持しながら支払って」
垂直に持っていたお財布を、今度は水平に持ち直してから小銭入れを開きます。
「お釣りはもう一度小銭入れをきちんと閉じて(きちんと閉じないとお札を入れるときに垂直になるので、バラバラっとコインが落ちてしまいます)」
「お札を受け取って入れてから、再度小銭入れをパカッと広げて入れ(お釣りは先にお札、次に小銭が返ってきますよね)」
「財布のファスナーを閉じなければ」なりません。
これが結構手数がかかる…。
しばらく使っていれば慣れてくるのかな、と思ったのですが、半年使ってもまだ慣れませんね…。
「垂直にして」「水平に持って」を繰り返すのって、結構面倒なんだな、と思いました。
長財布は垂直に持ったまま、お札もカードも小銭も出し入れできるので、カバンを腕に掛けたままでもスムーズなんですね。
うーん、実際に使ってみないとわからないものです…。
まとめ
デザインは綺麗で大好きなのですが、使い勝手はイマイチ私の生活には合っていないかなあ…と思った次第です。
スマホ決済のみで生活できる便利な場所に住んでいる人にはいいかもしれませんね。
…あ、でもスマホ決済のみなら、お財布自体が要らないのか(笑)。
ハースケジュールに限らず、こんな形のお財布を検討されている方のご参考までに。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。