発達障害だって、頑張るもん!

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発達障害児を持つママ・ココです。毎日が修羅場のリアル育児。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

【漢字がなかなか覚えられない!】 小学校高学年で更に難しくなった「漢字」を効率よく覚えるヒント

肌色の背景に開いた本のイラストとチェックのマーク

 

こんにちは!ココです。

お越し頂いてありがとうございます。

 

お蔭さまで息子も小学5年生。高学年になって全ての教科の難易度が上がってきました。

その中でも特に手を焼いているのが「漢字」。

今日はたくさんの漢字たちを、集中力15%(^_^;) のADHD息子に効率よく勉強させていきます。 

 

● ADHDの息子に短時間で効率よく漢字を定着させるには、その想像力をフル活用!興味のある言葉に漢字を「連結」させて覚えます!

 

 

漢字は小学4、5年生頃から差が出始める

 

2020年になって、小学校で習う漢字の総数は1006字から20字増えて1026字となりました。

東京オリンピックが開催される予定だったことから都道府県の全ての漢字を覚えることになった今の小学生。

 

それでなくとも高学年に入り、習得漢字は「ん?あれ、ここ突き出るんだっけ?出ないんだっけ?」なんて大人でも一瞬考えてしまう漢字も多くなります。

 

都道府県の漢字は4年生で導入されるからでしょうか、漢字に関しては4、5年生頃から一気にできる子とできない子の差が広がってしまう時期でもあるそうです。

 

正直、私も全都道府県名、正確に書けないかも…。(ーー;)

 

黒板に向かって書こうとしている小学生3人

 

学習内容を定着させるにはアウトプットが大事! 

 

さてさて。3年生頃から授業中ノートを取らなくなり、漢字練習帳やら作文やらを一切書かなくなった息子。

そのため漢字テストは満点状態から一気に30点台へ…。

 

勉強はいくらインプットしても、アウトプットがされていなければ定着しません。

多少1、2字書いて練習しても、普段ノートや作文などで習った漢字を使っていくことがないと、すぐ忘れちゃうんですね。

 

それが痛いほど分かっていながら、息子は未だにノートは真っ白。

当たり前ですが、漢字テストは毎回苦労しています。

 

実はこの「ノートをとらない」というのは、発達障害児あるある!…ではないらしいです。

「書くスピードがとんでもなく遅くて書き終われない」(学習障害の場合もそうですね)、「ノートをとっている途中で気が逸れてしまい、文章が中途半端で終わってしまう」(ADHDにはよくあります)、「ノートを取ろうと思えば取れるが、多動やかんしゃくでそれどころではない」などの理由で「ノートをとらない」ことはあるようですが。

全くの「白紙」状態の子はあまりいないようです。

息子の場合は「ノートを取りたくない!」という「自らの意思」で取りません。決して反抗心から来ているわけではありませんよ。(笑)

 

彼の心の内はまだ私も読み切れていないので分かりませんが、色々な考えや思考が交錯している最中なので、本人にも説明がまだつかないようです。

(そして4年の月日が経過…。長いですね…。)

 

そんな漢字を「練習しない」「ノートも取らない」「作文はお持ち帰りのうえ平仮名だらけ」のADHD息子にどうやって「短時間で」「効率よく」覚えさせるか…。

 

効果的と言われる教材や勉強方法を色々試してぜーんぶダメだった息子に、唯一私が頭をひねってやらせて効果があったもの。

それは「興味のあるジャンルにその漢字を結び付けて、想像させながら書かせる」ことでした。

 

想像力を駆使して漢字を連結記憶!その方法

 

息子は大の作り話好き。想像力は非常に豊かです。簡単な物語なら即興で作ることができます。

そこでその特技??を駆使したものを練習法に加えました。

 

開いた本の上に広がる、街頭と傘をさした女の子の情景

 

例えば修復の「復」を練習するとしましょう。

 

まずは漢字練習帳に「ロボットの修復」と書いておきます。これはロボットに強い興味を示す息子の関心を引くための単語です。

時間があるときはロボットのシールを貼ったり、簡単なイラストを描いたりしておきます。

 

そして息子に大好きなロボットを修復している様子を想像させ、「何度も直すんだよ。だから『複数』の『ころもへん』じゃなくて、何度も山を登って修行する『行者さん』の『行にんべん』。ほら、ドライバーでネジ締めて、部品を取り付けて…。手が何度も往復するねー。…ロボット、直せた?」

 

想像力を働かせて大好きなシーンに結び付け、間違いやすい「へん」や「突き出る」などのポイントは、理解しやすいようなお話を作ってあげる。

 

そうしたら、ドリルの「建物を修復する」なんていう出題では毎回ころもへんにして間違えていたものが、ロボットを何度も直している自分を想像してから「ロボットの修復」と2回練習帳に書いただけで、その後もうこの漢字は脳に定着してしまいました。

 

ロボットと人間の手がやったね!と合図をする

 

そんな素晴らしい技!というものではないのですが、確実に定着。

数ヶ月経って間違えても、「修復はね、ロボット直すんだよね、何回も」とわきで話すと「あ、そうだった」とすぐ行にんべんに書き直します。

 

パッと「ロボットを何度も直している」状況が浮かんで、間違えポイントも一緒に思い出すのだそうです。

 

ちなみにお姫様大好きな自閉症スペクトラムの女の子に「アリエル(人魚姫)」「シンデレラ」「指輪」「ドレス」「お城」などの単語を絡ませて漢字を練習させたら、半分の確率で覚えた!ありがとう!と報告してくれた方がいらっしゃいました。

 

定着率が高く、その後の自発的学習に繋がりやすい

 

何てことない簡単な方法ですが、関連したお話を作ったりイラスト描いたり、ちょっとした「手間」はかかります。

 

ただでさえあれもこれもとサポートが必要な発達障害児。

この時短時代に漢字ひとつひとつにそんなことまでやってられない!とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

 

確かに手間です。30点台の頃は間違えた漢字は70字。

70字もこれをやると思うと、クラクラしちゃいますよね。(~_~;)

 

一日で70字も覚えられませんから、毎日コツコツと4、5個。

コツコツ、コツコツの繰り返し。天才でもない限り、勉強に時短なんてありませんから。

 

本当にコツコツと地道な作業ですが、苦労するだけはあります。

そんな一歩ずつの努力が実り、学期末の漢字テストでは30点が93点。

 

100点のテストを持ってピースサインをする男の子

 

テストの点数が全てではないですが、本人にとっては「頑張った成果」が「数値化」して見えることで、その日からの勉強への意欲が俄然変わってきます。

 

実はここが大事。

テストの点数より、「勉学への意欲が増すこと」「努力は報われること」。この2点さえおさえておけば、10分であろうとも自発的に毎日勉強しようという意識が働き始めてくるのです。

 

まとめ

 

発達障害児、特に自閉症系の子は目に見えない「効果」を追いません。

目に見えるかたちの「数値化」された「過去より良い評価」はハッキリとしているため、その喜びもハッキリ感じるようです。

 

間違った漢字を全部イメージ化して練習させるのは大変なので、まずは今日間違った漢字にひとつだけ、お話を作ってあげませんか?

そのたったひとつが、意外にずっと記憶に定着してくれるかもしれませんよ。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。