発達障害だって、頑張るもん!

発達障害だって、頑張るもん!

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【キャンプに行こう!~前編~】 子どもとアウトドアレジャーを楽しみながら、こだわりの強い発達障害児の「許容範囲」を広げよう。

ベージュの背景にテントと夕陽

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

今日は、家族でキャンプを楽しもう!というお話。

 

 キャンプ!自然の中で「自分基準の許容範囲」を広げてあげよう。

 

 

キャンプでの癇癪は気にならない!

 

キャンプなんてこんなに流行るずっと前。息子が生まれる前は、私達は夫婦で時々キャンプを楽しんでいました。

 

お金も無く、愛だけに溢れていた(笑)若かりし頃。

キャンプ用品も、セール品のテントと友達の結婚式の引き出物でもらったバーベキューコンロのみ。

テーブルも椅子さえもなく、レジャーシートを広げての青空キャンプでした。

 

妊娠してから10年以上も遠ざかっていたそんなキャンプですが。

息子が小学校に上がる頃から、また再開してみました。

 

苦笑いの女性のアイコン







理由は「青空の下なら、ギャンギャン癇癪起こしてもさほど気にならない」から!

 

 

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キャンプで「許容範囲」を広げる

 

私は息子に「大雑把に」育ってほしい、という希望が昔からありました。

蟻が椅子を登ってきた途端泣き叫ぶとか、ちょっと漂う焚き火の灰が「髪に付いた!」とか大騒ぎしない、細かいことを気にしない子にしたかったんですね。キャンプはその慣らし、というのもあります。

 

細かなことが許せない子だと災害時や海外旅行の際、過剰なストレスがかかって病気になっちゃう可能性もあります

今の時代はいつ災害が起こっても不思議ではありませんし、この子たちが成長する頃にはグローバル化が進んで、海外なんてもっと身近になっているでしょう。

 

事実、震災時は仮設トイレがどうしても使えず、ずっと我慢しているうちに膀胱炎になってしまった子が多かったそうです。

 

幼稚園の遠足でも、原っぱに敷物を敷いて座ることができず、立ったままでお弁当を食べていた子がいた、という話を友達から聞いたことがありましたね。

地べたに直接接触することが(敷物を敷いていても)、汚くて嫌だと言っていたそうです。

 

発達障害の子は結構「自分基準」が強くって、「え、そんなこと?」と私達が思っちゃうことでも「許せない!」とか「これじゃあ出来ない!」なんて事態が時々あります。

 

小さいうちから「許容範囲」を広げてあげることは、成長したときの「自分基準」の幅をグンと大きくしてあげる手助けにもなり得ますね。

 

カタツムリを手にのせる男の子

 

釣り堀にサンキャッチャー作り。キャンプ場はイベントいっぱい

  

そんなわけで、多少のことは気にならないよう教育する理由もあり、年に数回キャンプを続けています。最近は空前のアウトドアブームで、余裕で予約がとれたキャンプ場さえとることが難しくなってきて、回数は減ってしまいましたが。

 

息子は自然科学系が好きなので、アリをいじったり、穴を掘ってみたり。川で石を使ってミニダムを作ってみたり、焚き火にじゃんじゃん薪を投入し、スーパーキャンプファイヤー!にしてみたり…。結構楽しんでいますね。

 

設備の整った人気のキャンプ場だと、ニジマスのつかみ取りや焚火でバウムクーヘン作り、なんてイベントもあったりします。

キャンプ自体が苦手でも、そんなイベントを目的にすると楽しめるかもしれません。

設営に手間のかかるテントではなくコテージに宿泊、という手もありますしね。

 

釣り掘りのあるキャンプ場で釣りをして焼き魚を食べたり、パパとふたりで「男の料理」を作ってみたり(オイルサーディンの缶詰を焚火で焼いて、あれこれ調味料を入れて、フランスパンをぶち込んで食べています。アヒージョみたいな感じ??)。

 

設営に参加しなくても大目にみる

 

我が家はテントの設営はほぼパパが一人でやっています。テントの設営は小学4年生にもなれば大抵手伝ったりするようですが、息子はほとんどやりませんね。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン





到着したらすぐさま友達作りにGO!

 

よく手伝わない子供に怒鳴っているお父さんがいるのですが、主人に言わせると「楽しい時間を過ごすために来てるんだから、周りに聞こえる声で怒鳴ったらだめだよなあ。キャンプは基本大人がやりたくて来てるんだから」だそう。

 

出来ればお手伝いもして欲しいところですが、定型発達の子供たちと同じようなことを望んではいけませんね。

それに年齢やキャンプの回数が増えるごとに、タープを張るまでポールを支えている、着火を手伝うなどの作業に興味を持ってやるようになったりします。

これは高学年になった時の野外活動に役立ったりするそうですよ。

 

キャンプでの焚火

 

薪に着火は、大人でもできない人がたくさんいますからね。(キャンプ場でもよく見かけますね。その場合は大量に着火剤を使えば何とかなるようです。)

 

着火がスマートにできると、その時ばかりはポイント高い男子!になるかもしれません!

もちろん着火できる女子もカッコイイですよ!女の子でも是非チャレンジさせてみてください。結構楽しいですから。

 

まとめ

 

着火方法はインターネットで調べると、確実なものから超簡単なものまでたくさん紹介されていますので、行く前に参考にしてもいいですね。

ちなみに我が家では、私がパパと息子を指示して着火!です。着火剤なんて使わず、そこら辺の小枝でできます。えっへん。

 

さてさて、次回はそんなキャンプ場で起こった「癇癪」事件を書いていきたいと思います。戸外での癇癪はあまり気にしませんでしたが、まわりの子どもたちを巻き込んでの事件は色んなことを考えさせられました。

キャンプでの小話?としてご訪問下さいね。

 

本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。

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