こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
年も変わって心機一転!今日は、クローゼットを整理しながら、自分のファッションを見直そう!と思って読んだ「正直、服はめんどうくさいけれどおしゃれに見せたい」という本のご紹介です。
10年前と体重は一緒でも
トレーナーにロングスカートのカジュアル路線、フリンジ付きバッグでフォークロア調。四角い黒バッグとハイヒールで仕事できます風。ビジュー付きバレエシューズで大人可愛い系…。
30代まではこんな様々なファッションを試しても、どうにか研究すればそれなりに着こなして変化を楽しめました。流行を追うことができたんですね。
でも40代に突入したとたん、だんだん違和感を感じてくるように…。
それは私が子供を産み育てる過程で変わってくる体形の変化や、精神的なもの(出産するとなんか急にオバサンになった気になる…)のせいで「似合わなくなってくる」のかと思っていたのですが。
出産しようとしまいと、女性は「10年前と体重は一緒でも、体形は違う」という現実はみんな訪れるんだな、ということがこの本を読んでわかりました。
おしゃれにみえるコツ満載の、おすすめ本です。
筆者曰く、「モデルさんや女優さんのように20年前と同じデニムなんて履けない。洋服で一生モノなんて幻想」。
体重は20代の頃と同じでも、体積は増えてしまいます。
多少の筋トレをしても、20代の頃のような「メリハリボディー」ではなくなり、30代で着られた服にもどこか必ずたるんだ部分、きつい部分が出てくる、とのこと。
確かに、息子を毎日抱っこしていて、ほっそりしていた二の腕は力こぶができるように…(笑)。
お腹の「ちょっとぽっこり感」は、ダイエットしても筋トレしても、30代の頃のように「へっこんだ!」という成果が見られなくなりました。
ストイックなまでに体形維持しているモデルさんとは違って、「一生モノ」「定番品」というものは一般女性には幻想である、という現実を認めなければいけませんね(笑)。
年齢を重ねても変わらないモデルさんたちの体型は、完璧な食事と運動の努力、そしてお金がかかった「成果の現れ」なんですね…。
人はすべての色が似合うわけではない
この言葉、ずっしりきますね…。毎年「流行色」というものがあって、あちこちで見かけるようになるとつい取り入れたくなってしまいます。しかし…。
結論から言うと、流行色は追わない方が結果おしゃれです。人は、すべての色が似合うわけではないので、似合うように着るには、他のアイテムやテクニックが必要です。
トレンドの形さえ着ていれば、十分センスよく見えますし、そちらの方が簡単に似合います。
トレンドデザインで好きな色やベーシックカラーを買いましょう。色は形の次です。
引用元:「正直、服はめんどうくさいけれどおしゃれに見せたい」 のどか著
痛い言葉ですが実際そうだよなあ…と思いました。まさに「おしゃれにみえるコツ」。
年齢を重ねるとどうしても似合わない「色」が出てきます。例えば「白」。
レフ版効果もあるから美肌で若々しく見える!と言われている色ですが、40代になるとこれが一気に似合わなくなる…。
白いシャツは「一生の定番」だと思っていましたが、違いました…。
光を反射する白は、40代以降のくすんだ肌に陰影を作りすぎるのです。
「冬の白は貴重なので、おしゃれにみえるコツとして押さえておきたい色!」なのですが、白も青みがかった「真っ白!」ではなく、40代以降は「オフホワイト」の方が適度な落ち着きがあるので、最近はオフホワイトを購入するようにしています。
原色やパステルカラーも痛くなってきたので、それぞれグレーがかった色味、彩度を押さえた色味のものを探すようになりました。
色味や彩度を押さえて工夫すると、「急に似合わなくなってきた」色も似合うようになったりします。
赤や緑など、色で気分を持ち上げていきたいときもあるので、無難なベーシックカラーばかりに固執せずに柔軟におしゃれを楽しみたいですね。
おしゃれにみえるコツとは、気持ちに抗わない自分を素敵に見せること、なのかもしれません。
色の心理的効果は大きいので、是非お洋服でも取り入れてみてくださいね!
小さいアクセサリーを必ずつける
20代でははたくさんのアクセサリーを持っていましたが、出産と共に赤ちゃんの誤飲を避けるため、飾り物は一切付けなくなってしまいました。
その後息子も成長したので、たまにお出かけする際に小さいピアスをするようになりましたが、この記事を読んでなるべく日常外出にもピアスくらいは付けるようにしています。
歳を重ねると減っていく肌や髪のツヤ。人を若く見せるものは何よりツヤ。
アクセサリーのキラキラは、あなたにツヤを足してくれるのです。大人女性の輝きのためには高い化粧水じゃなくアクセサリー。
どんなに小さなピアスでも光が当たれば反射して輝くことを知らない人は多い。
そして雰囲気のあるレストランやカフェは、歳を重ねていく女性には不利になるのである。
引用元:「正直、服はめんどうくさいけれどおしゃれに見せたい」 のどか著
著書では「パール」と「ぶらさがりタイプ」と「輪っか」の3種を勧めていますが、私がどんなシーンにも毎回つけるのは人工的に作られた、ダイヤモンドのような「ジルコニア」の1粒ピアスです。
ジルコニアは安価で、私が毎日つけているピアスも3000円くらい。(金具やキャッチは18金です。)
パールは何故か昔から似合わない顔だし(泣)、ぶらさがりと輪っかタイプは髪にひっかけやすいので、失くしてもショックが小さい(笑)ジルコニアのピアスばかり付けています。
でも20年間失くさずに使っているので、ある意味縁があるピアスなのかもしれません。(安いケド…)
私のおしゃれにみえるコツは「どんな服にも馴染むジルコニアのアクセサリーをつける」こと、ですね。
ちなみに私が個人的に「もうひとつのおしゃれにみえるコツ」としてご紹介するのは、オークル肌の人はゴールド、白い肌の人はシルバーが似合う、という定説に左右されないで!ということ。
「かわいい系」「カジュアル系」が似合う人はゴールド、「きれい目好き」「ノンカジュアル系」が好みの人はシルバーをつけると失敗しないです。
まとめ
「シンプルなデザインで、ハデではない、まさに無難なものを着れば、変には見えなくても、自分が楽しくありません」という筆者。
一時期断捨離を頑張って服を数着まで減らした経験がある私には、この言葉は刺さりました。
そう、断捨離で「オールマイティに使える」主張の少ない服数着のクローゼットは、スッキリはしたものの、全然楽しくなくなったのです。
自分が着て楽しくなる服を着て、おしゃれにみえるちょっとしたルールを覚えたら、毎日がいい気分で過ごせます。
大切なのは「楽しみながら毎日を過ごせること」。
自分なりのおしゃれにみえるコツを見つけて、「洋服を着る」楽しさを満喫してくださいね!
カウンセリングで、気分の落ち込みが見られる人には「ファッションを楽しむ」というアドバイスが上向きになるきっかけになる場合もあるんだよ。ファッションのチカラは意外に大きいんだ!
予算内で上手にファッションを楽しめるといいよね!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。