発達障害だって、頑張るもん!

発達障害だって、頑張るもん!

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

【小学生の図形勉強】 積み木で図形を簡単に理解しよう!

積み木で遊ぶ女の子

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

今回は小さい頃にたくさん遊んだおもちゃの積み木を使って算数を勉強しよう!というお話です。積み木を処分する前に、ちょっと算数で活躍させてみましょう。

 

● 積み木の活用。三角形・四角形の辺と角。空間図形と投影図。

 

 

子どものおもちゃの定番・積み木

 

赤ちゃんの頃、子供のおもちゃに積み木を用意したご家庭は多いと思います。

我が家も例に漏れずそうでして、しかも流産を経て10年かけてやっと恵まれた赤ちゃんということもあって、「赤ちゃんには良質なものを!」と無駄に鼻息も荒く、某有名メーカーのお高い積み木を息子に買い与えていました。

 

うさぎのアイコン





今だったらきっと買わないんだけどね…。かじって叩いて蹴飛ばすのが常なおもちゃになってたもん…(息子くんの場合はね)。

 

海外製品ならではの発色の良さ、安全基準の高い素材、歪みや湾曲のない優れた形。

そういった店員さんのセールストークに「ほほおー(*´▽`*)」

なんて容易く財布を開いてしまう気持ち、不妊体験者なら分かってもらえるでしょうか…。

 

そんなわけでお高い買い物だったおもちゃの積み木。幼稚園にあがるころには年に数回しか触る機会もなかったのに、何だか手放せなくて、小学校に入学してもずうっとお家にありました。

 

数の概念を教えることもできる「積み木」

 

ところでこの「積み木」。知的障害を持ったお子さんにはとても良い学習素材となるようです。

足し算や引き算などの数の概念を育成するのに息子も使った「100玉そろばん」よりも、積み木のような大きくて実際に手に持てるモノの方が、より分かりやすいようですね。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン





100玉そろばんを使った記事はこれだよ!

 

coco-disorder.com

 

「実際のモノを測る」「自分で配置し直して考える」ことで理解しやすくなる

 

四則計算には登場しなかった積み木ですが、学年があがると出てくる算数の「図形」の分野では役に立ちました。

まず長方形と正方形、正三角形と二等辺三角形。この違いを、2次元の紙面ではなく、積み木を手にとって、その辺の長さを実際に定規で測らせると、しっかりと覚えられるようです。

 

三角定規と分度器

 

息子の場合は「この図形の中から、二等辺三角形のものに丸をつけましょう」という問題で、ちょっと斜めに配置されて書かれた二等辺三角形を見つけられなかったことが何度かあったので(もちろんその時の「間違えた!」という癇癪は凄まじいですよ…)、その時に積み木を出してみました。

 

二等辺三角形の積み木の辺を実際に定規で測らせ、その積み木を問題と同じように斜めに配置して、「こうやって斜めに配置しても二等辺三角形だ」ということを直に確かめさせました。

癇癪の規模が大きかったので、次の日の確認作業でしたが…。

 

こうして自分の手で「測る」「配置する」など動きを与えてあげると、理解度が高まります。

定型発達の子でも勿論そうですよね。子供は基本的に五感を使った理科の「実験」や社会の「課外授業」なんかが大好きですから。

息子はこれ以来、二等辺三角形で戸惑うことは皆無になりました。

 

投影図や空間図形の理解にも

 

同じように、たまに学校のテストの裏にあるような算数パズルの「投影図」や「空間図形」問題も積み木を重ねてあげて、それを裏から見たり、分解してみたりすると分かりやすいようです。「球」なんかは粘土で作って、糸で切って断面図を見たりしてもいいですね。

 

息子はタブレット端末の学習教材も使用していますが、タブレットではイラストが動画のように動いて球体を切り、断面図を見せたりするので、これも視覚的に分かりやすいようです。

 

 

ただ、実際に手を動かして確かめる方法の方が理解度も記憶の定着率も断然高いようですね。

かく言う私は空間図形等は非常に苦手でした…。

 

考える女性のアイコン





パース(透視図)を描ける友人を見ていると、これはもう一種の才能なんだな、と思ったものです…。

 

まとめ

 

積み木や粘土などを使うと、ちょっと教え方にコツのいる発達障害の息子でも理解させてあげることができます。

大切なのは「算数のテストでいい点数をとる」ことではなく、「図形のおおよその概念を理解する」こと。そして「わかった!という歓びをしっかりと感じる」こと

 

勉強とは、本来「楽しい」ものなんです。知らなかったことを知ること。その歓びは、小学生であっても博士であっても知的に遅れがある子供でも変わらないものだと思うんですね。

 

点数や偏差値なんかよりずっとずっと大切なもの。これからの教育に携わる方たちに、是非心にとめておいて欲しいことです。

発達障害でも知的障害でも。全ての子供たちは「知ることが楽しいという歓び」を既に知っています。学びに促せないのは、私達大人のやり方がちょっと足りないだけなんですね。

 

溢れんばかりの可能性をその両手に抱えている障害を持った子供達が、「知る歓び」に沸き上がれますように。

そう願わずにはいられません。

 

本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。

 

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