こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子との毎日から得た小さなヒントをお伝えしている当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
数回に渡ってお伝えしている、発達障害児・息子目線でのタブレット教材「スマイルゼミ」のメリット・デメリット。
今回はこれからの小学生が新しく学ぶことになった「プログラミング」教科の第2弾。
前回の「プログラミング編・音楽と英語のMIX」に続いて、今回は「算数・理科・社会のMIX」について、発達障害児の息子目線で書いていきたいと思います。
算数+プログラミング
他の教科とのミックスと違って、算数は結構頭を使いました…。
ここでは指定された目を出すためにサイコロをひとマスずつ転がしていくのですが、
「サイコロは表と裏の目をたすと必ず7になる」という決まりを頭に入れながら考えていかなければなりません。
この考え方は最初にタブレットが説明してくれます。
次に、四角「□」を使った計算が問題として出てきます。代数の問題ですね。
「?×?=8」の式に入る数字をまず考えさせます。
「?」に入る数「4」と「2」を赤と黄色のサイコロに表示させなければいけないことが分かりました。
今度は「4」と「2」の数字を、サイコロをひとマスずつ転がしながら表示させます。
ここで命令を使うのですね。
結構ひねりのある問題なので、最後までタブレットが答えを誘導してくれました。誰でも式を完成させることができます。
数学系が得意じゃないと、理解するのが難しい問題ですね…。
結局タブレットが終始答えを教えてくれるので、脳トレの本をさらっと斜め読みした感じでミッションが終わってしまいます。
いや、答え誘導されないと一般小学生には厳しい問題ですよね…。
コンピューターはこんな風に数式も使うんだねー、的なことを体感しただけの感じでした。
もうちょっとレベルを下げた問題をお願いします、というのが私の正直な感想…
理科+プログラミング
この回の理科は電池回路でした。
シンプルで分かりやすいし、プログラミングとの掛け合わせ相性がとてもいいミッションだったと思います。
電気を通しにくい「割りばし」を避け、電気を通しやすい「くぎ」をつなげて回路を作り、電球を光らせます。
直列つなぎや並列つなぎ、何が電気を通すか、などの電池回路の基本知識で進めていくので、サクサクこなしていました。
並列つなぎや何が電気を通すのかを忘れていても、こんな風にヒントが出てくるので、ステージ1は大丈夫。
ただ、回路図を見ながら命令を組んでいきたいのに、命令パネルを開くと回路図がパネルで見えなくなってしまいます。
なので命令パネルを閉じて回路図を確認、命令をひとつ組んで。また命令パネルを閉じて図を確認、パネルを開いてまた組んで…。
という面倒臭さが、ステージが上がって回路が複雑になってくると出てきます。
ここ、絶対改良して欲しい!!イライラするんだもんっ!
電池回路分野があやふやな場合は、何度も命令を組み直しているうちにゲーム感覚で覚えられそうです。
社会+プログラミング
社会は「地図記号」を使ったミッションでした。
こちらもシンプルで、ゲーム感覚。
「病院に寄って郵便局へ」「病院を通ったあと果樹園の近くじゃない郵便局へ行って学校へ」などの指示に従って小人を歩かせます。
地図記号の復習をしながら進んでいきます。
複雑な思考は必要ないので、純粋に社会とプログラミングを一緒に勉強できますね。
以上がプログラミング編「算数・理科・社会のMIX」の内容となります。
まとめ
どの教科もステージが上がると熟考しなければならなくなるのが(癇癪持ち、飽きっぽいADHDの子には)デメリットなので、ステージ中盤までをゲームみたいに楽しむ、というスタンスで取り組むといいのかなー、と思いますね。
個人的には子供なんてコンピューター関連は放っておいてもそのうち覚えちゃうものなんだから、人間形成で大切な学童時期に敢えて教科にする必要があるのか??他に経験させたいことってあるでしょ??とは思うのですが…。
そんなわけで、タブレット教材の息子的メリット・デメリットを挙げてみました。
「どこら辺が癇癪ポイント?」的なレポートでしたが(笑)、同じ癇癪型発達障害児を持つママたちの参考のひとつとして読んで頂けたら幸いです。
本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。