発達障害だって、頑張るもん!

発達障害だって、頑張るもん!

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

*** 当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。 ***

 

【実家のお片付け】 実家の断捨離は早めに着手しないと物理的にも難しくなってくる

片付けをする親子

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

この夏、実家に帰って荷物を断捨離してきたお話です。

 

● 親も自分も年齢があがると育児と体力減退などで動けなくなってきます。更に実家の自治体のごみ区分が難しくなってきたり、去年は処分できたモノが処分不可になってしまうことも。

 

 

物置小屋、という存在

 

私の実家は田舎の一軒家です。田舎らしく、物置小屋もあります。

「物置小屋」というとヨドコウやイナバなどの屋外設置型の物置を想像するかと思いますが、私の田舎の地域では「2階建ての木造住宅とほぼ同様な」建物のことを指します。

 

大抵1階部分は車庫だったり、農業機械(コンバインなど)を保管する場所となります。その脇や奥も結構広く、我が家では奥に9畳程度の雑多なものを置ける場所があります。

ここには毎年おばあちゃんたちが漬ける白菜漬けや梅干し、味噌などの樽が5、6個。畑仕事用の鍬など農作業の道具や大きなはしご、先祖が使っていた和ダンスや家具などが置かれているのが一般的です。

 

田舎の風景

その大きさは小さい注文住宅と変わらない大きさ。トイレが設置されているお宅もあるんですよ。

 

そして2階はなんと、畳のお部屋があります。ちょっと大きなおうちなら、8畳3部屋くらいありますね。電気も通っているし、押し入れには布団もあります。

田舎のため盆暮れ正月に大勢の親戚が集まって寝泊りしていく慣習があったので、この物置部屋の2階はそうした時に活躍していたようです。

 

子どもの頃は寒い季節や雨の日はここに集まり、お店屋さんごっこなどをして遊んでいました。電気が通っているので、冬はこたつ、夏は扇風機も使えました。お菓子を持ち込んでお喋りしていましたね。

 

f:id:coconokurashi:20210215110939j:plain



それぞれのおうちの物置小屋にお泊り会などもしたことがあります。懐かしい想い出です。

 

 

天井までひしめく「引き出物」

 

そんな物置部屋には大抵押し入れがあり、どの家庭でも天井までひしめくほどの「引き出物」が詰まっていました。

「引き出物」とは、結婚式や葬儀などで頂くお返しです。毛布や鍋セット、布団乾燥機や卓上焼肉グリル…。

引き出物は大きければ大きいほど「価値がある」という認識の地域だったので、ひと箱ひと箱が大きな場所を陣取っていました。

 

祖父母と父が亡くなり、一人暮らしになった母。私は実家に帰るたびに物置小屋の2階へ上っていっては何点かの引き出物を車に詰め帰っていました。

包装紙を取り除き、状態を確認し、綺麗にしてから(田舎の引き出物は名入りが多いです。ベンジンなどで丁寧に名前を取り除いてから箱に詰め直していました)その都度リサイクルショップに持ち込んで処分していました。

 

うさぎのアイコン





25年ほど前だけど、当時はそんな引き出物もある程度の値段がついたんだって。需要があったんだね。

 

値段がつかないものはまとめてゴミ処理場に持ち込んで処分。それをなんと10年間続けました。

逆に考えれば、帰省するたび、処分をすることに「10年間も」費やさなければならないほど大量にモノがあった、ということです。どれほどの「モノ」が祖父母の時代から積み重ねられてきたのか…。想像を絶しますよね。

 

「処分」という文字が入った積み木

 

ラスボスは雛人形

 

そんな物置小屋。すっかり空になった押し入れに鎮座していたのは「豪華七段飾り雛人形」でした。これはでかい。でかいし重いし、ゴミとして捨てるのはどうか…と考えるモノ…。

 

しかし転勤族になった我が家では、雛人形を飾る場所もないし、子どもは息子1人。どう考えてもこれ以降一生飾ることはありません。

私が子供の頃でさえ、どでかい7段飾りは設置に1日がかり。共働きだった母は2度しか飾ったことがなかった、と言っていました。

 

f:id:coconokurashi:20210212140028j:plain



実はママは「人形」が子どもの頃から苦手。大切にしていたのはうさぎのぬいぐるみのみだったんだって。そのため雛人形にも特に思い入れはなかったそうだよ。

 

母も同様だったので本当は雛人形は要らなかったのだそうですが。義姉が自分の娘の分と2セット勝手に注文して届いたものだそうで…。(2セットだと半額になる!ということらしかったです。もちろん支払いは祖父母…。)

 

そんな雛人形。傾斜が急で上り下りが大変な物置小屋の階段を使って下に運べるのは、もう今年くらいしかない…。そう思ってこの夏は発達障害児息子と母と3人で雛人形をひーひー言いながら下ろしました。

 

そしてひとつひとつの箱を開け、金具や紙類、プラスチック製品などを分類。箱に使われている80個もの鉄の留め具を1つずつペンチで抜き取り。紙類を一定の大きさに切り直し(そうしないとゴミに出せない地域なので)、紙紐で結び、重さを量り…。

丸二日かけて分別し、車に積載して持ち込みセンターへ処分しに行きました。

 

日本人形を持つ

 

お人形自体は箱に詰め直し、人形供養をしてくれるお寺にお炊き上げしてもらうように郵送。

今までの実家の断捨離で一番大変な仕事となりました。

 

ゴミに出すか供養に出すか

 

燃えるゴミで処分もできるお雛様ですが。2度しか飾ることがなかったとはいえ、「女の子の身代わり」として迎えられる意味があるそうなので、感謝を込めて我が家ではお炊き上げしてくれるお寺をインターネットで探して郵送することにしました。

 

真言宗のお寺に決めたのですが、ご供養料は雛人形一式で12000円でした。あちこち探してみたのですが、雛人形はどこも大体2万円程度かかるようですね。

 

うさぎのアイコン





ここら辺の判断は個人の価値観で変わっていくよね。特に強い信仰心があるわけでもないけれど、心の区切りがつくかたちがママにとっては「お炊き上げ」だった、ということなんだね。

 

ちなみに雛人形は、女の子一人につきひとつの雛人形が身代わりとしてつくのだそうです。そのため、雛人形は代々受け継ぐ、ということはしないのだそう。

江戸時代からの雛人形とか、由緒ある街道沿いの家々に飾られている地域があったりするので「その家で代々女の子が受け継ぐ」ものだと思っていましたが、違うんですね。知りませんでした。

 

ところで田舎な私の地方でも、ゴミの受け入れ態勢は変わってきました。ひな壇に使っていた大きな棚は、来年はもうここでは受け入れないだろう、と職員さんがお話していました。

 

この7段飾りを処分するにあたって、測量の仕事もしていた父が、同じく測量技師だった祖父から譲り受けていた測量の機器もついでに処分したのですが、これらももう受け入れないそう。(業務用扱いとなるので、一般の人はゴミに出せなくなるのだそうです。今回は処分法が移行期間だったので、特別に許可してもらいました。)

 

測量の機械

昔の測量機器。測量機器は4台もありました。製図版もかなり大きく重い板でした。今はデジタル処理。こんな重い道具を駆使して仕事をしていたんですね。

 

まとめ

 

こんな風に次の年にはもう処分したくてもできなくなってしまうものが出てくるかもしれません。日本のゴミの埋め立て地はあと10年もつかどうか…と言われています。

 

年齢が上がって体力的に断捨離が難しくなってきたり。(夫はぎっくり腰をやってしまったので、大きなモノを処分する要員から外さなければならなくなってしまいました…)

発達障害児を持つと、その対応だけで精魂使い果たして断捨離をする気力が萎えてしまったり。様々な個人的理由も出てきますが。

何よりも「ゴミとして処分することができる」という物理的問題も、あと数年かもしれない、ということを実感した今回の「実家断捨離」でした。

 

私のように発達障害児の子どもを持つと、負の遺産は少しでも自分の代で終わらせたい、という思いが強くなります。彼らでは到底解決できない問題でしょうからね。

「お雛様を処分するなんて!!」という意見も周りからありましたが、発達障害児の親として、そこはスルーするべきところかな、と思って対処しました。

 

様々な考え方があるかと思いますが、実家の断捨離をお考えの方の参考になったらいいな、と思い、記事にしてみました。

断捨離にも「期限」があるのです。ゴミは10年後も出せる、とはいかなくなるという現実。直視しておきたい問題ですね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村