発達障害だって、頑張るもん!

発達障害だって、頑張るもん!

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【高齢の親の免許返納】 運転をやめたら、実際の生活はどうなるの?

水色背景に黄色い車

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

今日は72歳でマイカーを手放した、私の母のリアルな生活をお話します。高齢な親の免許返納を悩んでいる方のご参考にして下さいね。

 

● 田舎であればあるほど、免許返納は難しい。お金もどんどん飛んでいきますが、その先に待ち受けているリスクを考えると…。本当に難しい問題ですね。

 

 

田舎は高齢化の速度が速い

 

母の住んでいる田舎は、車がなければ生活ができないところです。

JRも廃線、バスも1日2本(しかも15時と17時のみ。この時間にバスに乗っても病院の受付さえできないです)。

 

商店街は郊外に建つイオンなどの大手進出でシャッター街に。

祖父母と暮らしていた子どもの頃はあちこちにあった小さな商店(魚屋、八百屋、日用品店など)も全くなくなったので、車がないと病院にも買い物にも行けない場所となってしまいました。

 

田舎なので高校を出たその先の大学や専門学校はひとつもありません。企業の支店もない。

なので進学したい子は私のように実家を出てそれぞれの学校を卒業したあと、田舎に戻っても就職先がないため、地元以外の場所で就職し、そのままになってしまうことが多いです。

 

そのため高齢化がどんどん進みます。まわりは70代、80代、90代ばかり。高齢化の速度は目を見張るほど早いです。

 

元気な老夫婦

でも結構みんな元気!自由な生活を楽しんでいるからでしょうね。

 

事故がきっかけで

 

そんな田舎なので、車は必須。どんなに高齢になっても絶対に手放しません。

それなのに私の母が早々に車を手放したのは、母の保母としての「職業理念」が強かったからでした。

 

きっかけは車同士の「事故」。横から猛スピードで走ってきた車を「見落として」、道路に車を進め、衝突事故を起こしたのです。

母の車は大破。相手の車はワンボックスカーだったのでへこみも少なかったのですが、その車の中には幼稚園児の子供と赤ちゃんが乗っていたのだそうです。

 

相手は全員ケガも全くなかったのですが、後部座席に座る子供を目にした瞬間、母は「心臓が止まりそうなほど怖かった」と言っていました。

「退職するまでずっと保母をしていた私が、子どもに怪我をさせたとしたら…」

 

母の人生で、この事故が初めての事故だったのですが、彼女は「きっぱりと」車を手放す決意をしました。

 

白猫と車

潔いってのは、いいにゃあ。利便性よりリスクを考えた結果なんだろうけど、まあ、人間ってのはいろいろ難しいからにゃあ。みんなができることではないかもにゃー。

 

軽い事故を起こした程度では手放さない

 

しかし「事故を起こした程度で車を手放すなんて…」と周りの人は一様にびっくりしたそうです。

 

うさぎのアイコン





いやいやいや…。事故だよ?車大破させたし。修理は出来ないくらいだったから、もしまた車を乗るとしたら買い替えだったしね。

 

私の感覚では「見落としたってことはもう運転は無理ってことだよ」と思うのですが。

近所の方たちは「車をぶつけるのはある程度は仕方ないよね」っていう感覚のようです。

 

外壁に突っ込んだり、駐車場で誰かの車をこすったりするのは「え、みんなやってるでしょ?」。

高齢になると事故への感覚も麻痺してくるようですね…。

「車のない生活になったら何にもできない!」現実の方が、事故を起こす事より何倍も「怖い」もののようです。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン





だからママは田舎に帰ると、スーパーの駐車場は遥か遠くにわざわざ駐車するんだね。

 

苦笑いの女性のアイコン





だって高確率で当て逃げされそうだもん…。実際当て逃げされたこと、あるし…。

 

お金と動いてくれる子どもがいないと車無し田舎生活は難しい

 

さて、車を手放した母のリアルな生活はというと…。

ものすごい速さでお金がなくなっていきますね…。

 

スーパーに買い出しに行くのにタクシー往復4000円(しかし一人暮らしなので、買いこんだ食材の方が安い…)。

市役所に何かの給付金の手続きをするのに往復5000円(給付金との差額は1000円だけしかなかったりします)。

 

何度も通わなければならない歯医者や整形外科なんか行ってたらタクシー代だけで月4万円したことがあったので、これらの病院はもう行っていません。

年に5回私が住む町に1、2ヶ月ほど滞在して、その間にこっちの病院で治療するようになりました。

 

高齢になってくると、今まで病院とは無縁だった母も歯がだめになってくるし(骨が弱くなって折れてしまう)、白内障や神経痛などあちこち支障が出てきました。

 

田舎の自治体は税収も少ないので、無料タクシー券や乗り合いバスなど福利厚生はほぼないです。

田舎ではお金と、あれこれ動いてくれる子どもがいない限り、車無し生活はかなり厳しい、というのが現実ですね。

 

本を読むおじいさんと犬

我が家では母と私の夫は相性がいいのでこういった生活もできますが。時々やってきて2ヶ月間娘のアパートに滞在する 、なんていうことは難しいかもしれませんね。しかも発達障害児息子つき!

母は若い頃、重度障害の子どもの療育施設で働いていたので、障害には寛容です。

 

田舎と都市部のメリット・デメリット

 

身体も動いて車であちこち行ける若い世代なら、田舎はそれなりに過ごしやすいと思います。土地も安いし、子どもを育てるストレスは少ない。

 

基本的に子供を「大目に見る」傾向が強いので、近所とのトラブルも「子どもに関しては」ほとんど聞かない印象です。

田舎の安い土地で大らかに子供を育てながらお金をためて、時々旅行を楽しむこともできるでしょう。

 

逆に高齢になったら、私は都市部の方がいいのでは…と思います。

病院の数も多いし福祉サービスも多い(税収があるので)。公共交通機関も使えるし(「電車やバスがある」だけで、すごいと思いますよ(笑))、大きな病院だと駅から無料送迎バスが出たりすることもありますよね。

図書館の蔵書もたくさんあるし、公民館の余暇活動も活発です。

 

刺激が多いので認知症にもなりにくいかもしれませんね。

 

まとめ

 

国のお金が破綻しそうになったら、こういった田舎の行政を維持する力もなくなっていくでしょう。近い将来、「田舎に住みたくても住めない」「住む場所を自由に選ぶ権利がなくなる」時代がくるかもしれませんね。

そしてもしかして「車を持つ限度年齢」などが論じられるようになるかも…。

 

とりあえず今は、母を連れて温泉ドライブを楽しもう!と思っています。私が高齢者になる前に「完全自動運転」の車が出てきたらいいのにね…なんて本気で思いながら(笑)。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン





ちなみにおばあちゃんは免許、まだ持っているみたい。返納したら無料タクシー券がもらえる、なんていうメリットは全くない自治体だから、そのままになっているんだって。

でもマイナンバーカードができたから、本人確認のため保持してよう、とは思わなくなってきたかな…と言ってたよ!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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