今週のお題「夢」
こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日ははてなブログのお題・「夢」。
中学生の頃、私は世間一般の女子と同じように占いやおまじないの本を好んで読んでいました。
私と同世代の方はご存知かもしれませんが、当時「マイバースディ」という占い専門の月刊誌があって、時々買ってはワクワクしながら読んでいましたね。
私の人生の中では辛い時期だったので、そんな非現実的な世界への逃避が自分のココロのバランスを取る、数少ない方法だったのだと思います。
当時は空前のオカルトブームの時代でもありました。前世や超能力、コックリさんなどが流行りましたね。
そんな時代ですから、「予知夢」というものに興味を引かれた女子は私だけではありませんでした。
「夢の日記を毎日つけていると予知夢が見られるんだって」というような話を本気で信じて、数日つけていたこともありました。
数日…?3日坊主で終わったってこと?
ははは…。まあ中学生なんてそんなもんでしょ。
また、当時は好きな漫画の単行本を集めて、それぞれ友達と貸し借りしながら回し読みすることが、クラスメイトとの交流のひとつでもありました。
少ないお小遣いでより楽しく過ごす。そしてあまり普段は話をしないクラスメイトでも、漫画の貸し借りをすることで「何となく」挨拶程度の交流関係を築く。
今思えば現代の小中学生よりも、ずっと穏やかで建設的な「友達やそれ以外の人との交流関係」がありました。SNSのように「深く考える間もなくカンタンに」意思疎通ができた時代ではなかったのですが、その分頭や感情をフルに使っていたような気がします。
当時の中学生は、SNSに出てくるようなキラキラした中学校生活を送っていたわけではありませんでしたが。地味ながらも地に足がついた、それなりの青春を謳歌していた子が多かったですね。多少パッとしなくても、「ま、こんなもんか」という平凡な満足感で事足りた時代でした。
さて、そんなある日。私は集めている漫画の単行本が発売された!という夢を見ました。その漫画は、しばらく著者の都合で連載がお休みしていたもので、単行本もいつでるか不明瞭でした。
夢で私は「22日」という日付をカレンダーで確認します。単行本の表紙は青い色彩でうすらぼんやりしていましたが、主人公の手に小鳥がとまっている、というイラストでした。
22日は目覚めたその日。私は半信半疑で学校帰りに書店に行きました。
そして見つけたのです。22日発売の、青い色彩のその単行本を…。
その日はもの凄く興奮して、3日で終わっていた夢の日記に長々とその時の驚きや状況などを3ページにも渡って綴っていました(笑)。
その後「予知夢」と言えるような夢を見たことはありませんが…。なんか…「どーでもいい」予知夢ですよね(笑)。
この「どーでもいい」感が一種の笑いを誘い、当時仲の良かった友達と盛り上がりました。
私史上一番どーでもいい夢「予知夢」。くだらなくて懐かしい想い出です。
でも今考えると、一度も目にしたことのない「単行本の表紙のイラスト」がほぼそっくりだったなんて…。ちょっと不思議ですよね。
…まあ、「どーでもいい」ことに変わりはないんですけどね(笑)。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。