こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日は女性のみならず男性にも意外に多いと言われている「更年期障害」のお話です。
ホットフラッシュが一番多い更年期障害の症状
私は婦人科系の病気の治療のため、40代後半からホルモン剤を服用しています。
この薬を服用すると毎月のモノが来なくなるため、人工的に閉経というかたちになってしまいました。
女性の閉経は平均51歳と言われ、その前後10年間が更年期障害が現れやすい、と言われています。
更年期障害の症状は実に様々で、ホットフラッシュ(身体が急に熱くなり多量の汗が出る)、血圧が高くなる、慢性疲労感、睡眠障害、頭痛、めまい、だるさ、吐き気、胃もたれ、痛みが伴うほどの肩凝りなどが挙げられます。
特によく耳にする更年期障害の症状はホットフラッシュですね。
私の会社の先輩などはほぼ全員ホットフラッシュで悩んでいました。
バスの中でも突如として熱くなり、汗が滝のようにダラダラ流れ落ち、熱さで頭もグルグルしてくるので、よく途中下車してしまう…とこぼされていましたね。
あまりの多量の汗に、途中で服を買って着替えた、という先輩も…。更年期障害の症状・ホットフラッシュ。当人は仕事をしていても大変なのです…。
私がホルモン剤を始める時に主治医には、ホルモン剤を飲み始めると更年期障害は軽く済んで、逆に食欲増進、元気になるよ、と言われていました。
珍しい更年期障害の症状・コールドフラッシュ??
確かに投薬を始めて1年ほどは食欲も出て太りました(苦笑)。
その後以前から持っていた慢性胃潰瘍や十二指腸潰瘍などが悪化し、食欲は減退。
体重もそれに伴って落ちて、ちょうどいい体重まで落ちました。怪我の功名??(笑)
その辺りから何となく更年期障害の症状が始まりました。ちょうど50歳になった頃でした。
私の場合は「とにかく眠い」、そしてホットフラッシュではなく「コールドフラッシュ」。
この「コールドフラッシュ」。一般的な更年期障害の症状であるホットフラッシュとは真逆で、突如として悪寒が走り、布団で電気毛布を最強にしてもガタガタ震えが止まらないほど寒くなるのです。
これは日中仕事をしていても、真夜中寝ている最中でも、本当に「突然」始まります。
ただ単に「寒い」という感じではなく、風邪を引いたときに発熱が始まる時のような「具合悪さを伴う悪寒」です。
調べてみるとこの珍しい更年期障害の症状・コールドフラッシュで悩む人は数パーセント程度しかいないようでしたが、一定数は「いる」ようです。
もともと寒がりなのに、このコールドフラッシュは私にとって実に厄介な更年期症状です…。
夏でもポケッタブルになる薄手のダウンジャケットを持ち歩いていました。突然のがくがく震える寒気。顔色も真っ青だよ、と言われます。
数値より自分の体調に耳を傾ける
お医者さんも人間ですから、いろいろな持論をお持ちです。
健康診断の数値の結果を重要視して、お薬を飲むよう強い口調で患者を脅かす先生もいらっしゃれば、数値はあまり気にしないで、と仰る先生もいらっしゃいます。
私がよく雑談をするお医者さんがいるのですが、この方は後者。
彼は「数値なんて歳をとれば誰でも正常値にならないものさ。数値を気にしてストイックに生活改善をしたければそれでいいし、数値をあまり気にせずに楽しんで一生を終えたい!と思うならそこそこでいいんじゃないかなあ??」
なんておっしゃいます。
私の父は数値にストイックで、病院から処方された薬はきっちり全部飲むし、食生活も日常生活も良好な人だったのですが、40代であっけなく天国へ旅立ってしまいました。
対して近所の方は好きなものを好きなだけ食べ、医者から数値を見てすすめられた薬は一切飲まず(薬代出すなら高級な肉が食べたい!のだそう(笑))、100歳を過ぎても庭で草取りをしたり詩吟を習ったりしています。
そんな知人がごろごろいるので、私は「人にはある程度の寿命が決まっているのかもしれないな、数値を管理するしないに関わらず…」と思っています(笑)。
雑談好きのこのお医者さんは「胃潰瘍になれば自然と刺激物や添加物の多い食品は受け付けなくなるし、怪我が落ち着いてくれば、運動すると調子が良くなってきた!と効果を感じる。自分の体調に耳を傾けていれば、それでいいような気がするよね。数値ばかり気にしてメンタルやられたり家族といがみ合ったりして病院(心療内科)来るよりはさ」と笑います。
私も彼のそんな考え方に好感をもっています。
そこで最近は更年期障害の症状を緩和する漢方やサプリメントを始めるよりも、自分の身体に耳を傾けて、「胃がもたれてきたから今日のお昼はお粥にしよう」とか「温泉!温泉っ!温泉行こう~っ!」と温活??をしたりしています。
40代までは温泉の「泉質」の違いがよく分からなかったのですが、最近は「ここは寝る時までぽかぽかで湯冷めしない!」「ここは雰囲気いいけどただの水道水みたいで湯冷めする」など、温泉の効能を身体で実感できるようになりました。
男性の更年期障害もある
さて、私には面白くて行動力満点の親戚がいます。彼は男性ですが、更年期障害が重度で数年前に仕事を辞めました。
彼の場合は抑うつ気分と、立っているのでさえしんどいだるさ、お通じも老人並みに大変で(間に合わなくなりそうなほど急激に襲ってきたり、かと思えば5日も出ないを繰り返す)1日寝て起き上がれないほどだったそうです。
一度田舎の私の実家で療養のため長期に滞在したこともあります。数年後にはやっと落ち着いて、現在はまた働き始めています。異業種ですが、頑張っているそうです。
抑うつとは無縁のような底抜けに明るい人柄だったのですが、「更年期、侮りすぎた…」と言っていましたね。
彼は47歳でこの更年期を発症したのですが。原因の分からない不調がある男性の方、それはもしかして男性の更年期障害かも…??
男性でも症状が出る人はいるんですよ、ということを頭の片隅に記憶しておいて下さいね。
まとめ
今日は一般的ではない(笑)私の更年期症状「コールドフラッシュ」「男性の更年期障害」についてお伝えしました。
ちなみに閉経すると偏頭痛持ちの人は頭痛がなくなる!という話を聞いたことがあるかと思いますが、「全然そんなことない」です。…しょぼーん…。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。