こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子との毎日から得た小さなヒントをお伝えしている当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
漢字書き取りノートを色んなサイズで試して飽きて、学習タブレットを導入して癇癪起こして「むむむ…」な息子くん。飽きっぽいADHDの彼への次なる作戦はこれだ!「市販の漢字ドリル」!
…というわけで前回に引き続き、息子目線での「市販品・漢字ドリルの選び方」。後編です。
前編はこちらの記事!
僕流の市販品漢字ドリルを選ぶ残りのポイントはこれ!
1. ドリルの厚さが薄い
2. ドリル自体のサイズが大きい
3. 決めたら本人に一度見てもらう
1.ドリルの厚さが薄い
さあ漢字を書こう!とページを見開いたときに、ページ数が多いと真ん中が盛り上がってしまいます。
手を放してもぺたん、と開ききられたままの状態を維持できるノート程度の薄さか、もしくは一枚一枚切り離して使えるものがいいかもしれません。
ページ数が多くて盛り上がっていると、それを押さえつけながら書くのに苛立ち(しかも上手く書けないので読めない)、消しゴムをかけるためにちょっと手がずれてぱたん、と閉じるのにまた苛立ち…。
いちいち雄叫びをあげるので、これは意外に重要項目だなあと。(息子の場合)
それにページ数が少ないと短期間で終わるので「やりきった満足感」も持てますね。
2.ドリル自体のサイズが大きい
ドリルはなるべくサイズが大きいものを。A4くらいは欲しいです。
たまに豆テスト的なA5程度のコンパクトなものもありますが、小さい紙にちまっと書くのは、小さい枠を見ただけで「もうやだ…」となるようです。
小さいとお値段もお得なようですが、値段に飛び付いてはいけませんよ!
3.決めたら本人に一度見てもらう
そうしてある程度購入するドリルが決まったのなら書店などで一度本人に目を通してもらった方がいいですね。
意外に「え?これダメ?」というものもありますから。
うちの場合は子供に大ウケの「うんこドリル」がそうでした。
面白いからどんどんやり進めていくそうで、同級生でもやっている子が多かったドリルです。子供のとっつきがいいので、学童保育(放課後児童クラブ)で勉強時間に使用するため用意している、というところもあるようです。
「うんこドリル」には他にもたし算や空間図形などの算数、作文、国算社理を網羅しているまとめドリルなどたくさんの種類があります。
大人が見ても挿絵やら言葉やらが結構ウケます。楽しいのが大好き!なら覚えそう!ですよ。
書店で見た私も「これなら面白くていけるかも!」と思ったのですが、息子は「…これ嫌い」。
え?そうなの?ウケない?
彼的にはうんこドリルの面白さが理解できないそう。
それなら見慣れたドラえもんやディズニーなんかはどうだろう?と思ったのですが、やはり「んー…」でした。
本人曰く「好きな絵がついていると、気になって多分ダメ」と。
結局、本当にシンプルな5~8問完結のものを買いました。イラストはほぼ無し。
我が子目線は、結構不可解なんだなー、と思いました。
まあ、その不可解さが発達障害たるゆえんであり、彼らの個性的で面白いところでもあるのですが。
ちなみにこの「図鑑漢字ドリル」は図鑑好きな男の子におススメ!
これは写真も付いているんだけど、自分で図鑑の1ページを作るような文章構成になっていて、書いていても楽しかったよ!
この「図鑑漢字ドリル」には、他にも「恐竜」「宇宙」「動物」「昆虫」などがあります。1~6年生までと長い期間使えるのもポイントですよね。
息子の場合はすぐに飽きてしまうので、飽きたらしばらく見えない所で保管しておいて、忘れた頃にまた出してくる…という感じで何年かに渡り使っています。
存在を忘れた頃に出してやると「ああー、懐かしー!」と言ってまた取り組んだりします。しばらく見ていないと新鮮な気分になるのでしょうね。
まとめ
以上前編・後編合わせて7つのポイントがうちの息子目線ドリルの選び方です。
発達障害と一言でいっても本当にそれぞれ感覚が違いますが、多動全開な子のお話のひとつとして参考にして頂けたら嬉しいです。
本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。