発達障害だって、頑張るもん!

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注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【今週のお題・マメ】 おばあちゃんのちょっと不思議な「マメ」知識

花を生ける女の子とおばあちゃん

 

今週のお題「マメ」

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

今日ははてなブログのお題「マメ」。生前一緒に暮らしていた、おばあちゃんのちょっと不思議な「マメ」?知識のお話です。

 

● 仏は許しを請えるが神は祟る。「ヒト」と「神」とを分ける線を、欲に溺れて見誤らないようにしなさい。

 

 

信心深かった祖母

 

一緒に暮らしていた祖母はそれほど熱心ではないものの、神仏をよく敬う人でした。

 

誰よりも早く起きる祖母は、まず湯を沸かして保温ポットに入れ、ガス炊飯器の火をつけてご飯を炊きます。その後玄関を出て、まずは太陽に柏手を打ちます。次にちょっと向きを変えて、向こう側の小高い丘にある地元の小さい神社へ柏手。

それから部屋の神棚に柏手を打ち、仏壇にお湯と炊き立てのご飯をお供えしてお参りしていました。

 

祖母以外の私達家族は盆暮れ以外そんなことはしませんでしたが、毎日欠かさずやる祖母を凄いな、と思っていました。

まあ、当時のおばあちゃんたちはどこもこんな感じだったかもしれません。

 

神社でお参りする女性

 

最後まで見れない面倒は引き受けない

 

信心深くあるけれど不思議な経験は皆無だった祖母。それでも祖母は時々ちょっと不思議な話をすることがありました。

そのひとつが「神と深く関わらない」というお話。

 

ある日地元の小さな小さな神社にきちんとした参道を作って、もう少し見栄えをよくしよう!という話が持ち上がったそうです。

 

我が家にもその話が来たのですが、祖母は断りました。

理由は「自分の亡くなった後も面倒を見なければならない、という負の遺産を子や孫に残したくない」からだそう。

 

「自分が生きているうちはそれなりに面倒を見れるけれど、一度契約してしまうと子や孫まで延々とその仕事を引き継がなければならない。仏様は許しを請えるけれど、神様は良い時は守ってくれるが、契約不履行の時は祟るもんだ。今欲を出してしまって、後で切ろうと思っても切れない縁は持たない方がいいんだよ」

そう言っていました。

 

「契約」の文字とおもちゃのお金

 

ちょっと不思議なお話

 

それでも有志が集まってその神社の参道への工事が着手されました。

その工事、途中までは綺麗な石段を造っていたのですが…。途中からは、ただの山道をならした程度の参道となって終わりました。

工事の最中、中心で動いていた人が1週間原因不明の高熱を出し、あやうく戻らぬ人になりかけた、という事件があったからです。

 

噂によると、その方は鬱蒼と生い茂っていた神社周りの木を、日当たりよく綺麗にしようと10本程度伐採したのだそうです。

 

おばあちゃん曰く「あそこの神様はお狐さんだからねえ。お狐さんは明るい場所を好まないそうだよ。(これはおばあちゃん談。お稲荷さんは森や林を背にしてある程度木々で囲われた場所が好みだとか。真偽は不明です)他にも祟るくらいの何か理由があったんだろうけど…。神様ゴトっていうのは、素人が安易に手を付けちゃいけない領域なんだよ。だからばあちゃんは関わらなかったんだ」

そんな話をしていたことを今でも覚えています。

 

黄色いハチマキの蛇

 

他にも祖母に注意されていたことがありました。それは「黄色いハチマキの蛇には関わるな」という話。

蛇なんて何色のハチマキしてようが、目にした途端ぎゃーっ!!となって、関わるも何も…って思うんですが…。

 

この黄色いハチマキの蛇は私も見たことがあります。今検索してみても、幼体のヤマカガシの「黄色い首のバンド模様」くらいしかヒットしませんが、首じゃなくて確かに頭のまわりに「黄色いリングの王冠」みたく模様があるんですよね…。

蛇の種類としてはアオダイショウだと思うんですが…。蛇に詳しくないのでよく分かりません。

 

3、4回ほど見たことがありますが、祖母曰く「黄色いハチマキの蛇は神様のお使い」なんだそう。

 

白い布の上の王冠

 

以前地元で4人の小学生が全員同じ症状で呼吸困難になって病院に運ばれたそうです(私の小学校の下級生でした)。たまたま入院していたお坊さんが「蛇が見えるな。この子達、蛇に障ってないかい?」と親に聞いたそうです。

 

その子ども達は学校帰りに見かけた蛇を棒で散々つついた挙句、動かなくさせてしまったそうです。他の見ていた女の子たちからそれを聞いて知ったお坊さんは、「OOの神社の神主さんにお祓いしてもらいなさい。蛇は強いから、結果は分からんが…」と言ったそう。

 

その蛇は黄色いハチマキをした蛇だった、という後日談。信じる信じないは別として、そういったちょっと不思議なお話がありました。

ちなみにその後子ども達がどうなったかは特に記憶がないので、きっと治って普通に小学校へ戻ってきたのだと思います。

 

まとめ

 

今回はおばあちゃんのちょっと不思議な「マメ」知識??をお伝えしました。ホント、信じるか信じないかは別として、田舎では結構不思議な話があるんですよね。

 

神様にしても蛇にしても、お互いの領域を尊重しましょうね、ということなんでしょうかね、祖母の話は。

そんなわけで、今回はマメ話。お楽しみいただけたでしょうか?

 

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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