こんにちは!ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子との毎日から得たヒントをお伝えしている当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。
今日は息子の最大の悩みの種「かんしゃく」を引き起こす要因を減らす工夫のひとつ・食材の買い物について。
食材宅配してくれるところはたくさんある
赤ちゃんの頃は夜泣きがひどく、多動、かんしゃく、自傷行為と年齢が上がってくるごとに手札が増えていった息子。
生まれてまもなくから大変だったので、かなり前から我が家では買い出しは食材宅配を利用していました。
そうそう、昨年のコロナ自粛で食材宅配を利用する人は急増し、今でも緊急事態宣言が出るたびに利用者数は増えているようですね。
COOPやヨシケイを筆頭に、セブンミールやオイシックスなど食材宅配は様々な会社があります。
大手スーパーやコンビニでも宅配してくれるところは結構ありますね。
我が家はCOOPです。
決め手というのは特になくて(笑)、単純に息子が赤ちゃんの頃に玄関先でチラシを頂いたのがきっかけ。
食材宅配を始めた理由は…
とにかく毎日疲れ果てていたので、赤ちゃんを抱えながら「重い荷物を持って歩かなければならない買い物」という家事をラクにしたかったのです。
転勤があって食材宅配を一時やめたのですが、買い物に行くたびに多動全開の息子はスーパーの中を全速力で走り回ったり、カートに片足かけてカーレースをやり始めたり、魚を素手で掴もうとしたり、陳列棚の中に入ってかくれんぼをしてみたり…。
注意をしても10秒後には同じことか他のもっと大変なことをやらかします。
子どもは常時充電120%!ですから、本当に次から次へとやらかして、店員さんに怒られるは他のお客さんに怒鳴られるわこっちは怒りで気が狂いそうになるわ…。
しかも怒られ度が増すと一気にかんしゃくへと移行します。
かんしゃく起こしたいのはこっちの方なんですけど…。
というわけで、食材宅配再開。
また外出自粛があるかもしれないから考えてる、という方や、うちもそうなの!もう買い出し嫌っ!という方の参考に、私の体験からの食材宅配のメリット・デメリット(COOPの場合)を挙げてみたいと思います。
食材宅配(COOPの場合)のメリット
1. 重い食材を運ばなくて済む
2. 食材が新鮮で安全性が高い
3. COOP製品が秀逸
1.重い食材を運ばなくて済む
エレベーター無しのマンションに住んでいた頃は、赤ちゃん抱いて重い荷物を持って階段を何階もあがるのが苦痛でしたが(夏場は死にそう…)、お米も2Lペットボトル1箱も玄関先まで配達してくれるのはやはりラクですね。
酢などの瓶もの、トイレットペーパーなどのかさばるもの、酷暑の中歩いている途中に溶けちゃいそうなアイス類・お刺身など。
ジャンルを絞って注文している、といったお友達もいました。
僕はピノ(アイスクリーム)が大好きで、個包装になってるファミリーパックのピノをよく注文していたよ!
ピノは歩いて3分のコンビニでさえ夏場はすぐ柔らかくなっちゃうんだけど、宅配だとドライアイスでガッツリ冷やしてあるから全然溶けてないんだ!
2.食材が新鮮で安全性が高い
COOPの場合は一週間前に注文書を出すシステムなので、納品する全体数量が早くから把握できるからか、野菜などはスーパーより新鮮な場合が多いです。
安全性も高くて、鮮魚工場に勤めている知人いわく「COOPの検査が入る日は工場もピリピリしていて、掃除もいつもより1時間多くやらされる」とのこと。
検査は他社を抜いてダントツで厳しいらしいです。
3.COOP製品が秀逸
挽肉がパラパラとフレーク状態で凍結して袋に入っている「パラパラミンチ」や独自の味のドレッシングなど、COOPでなければ一般市場にはない製品が結構あって、これが優秀!
この自社製品を買いたいがためにCOOPを利用している人もいるほど。
私的にはお魚やお肉などの冷凍品がおすすめです。
スーパーなんかだと2、3回冷凍解凍を繰り返したものが陳列棚に並ぶことが多いですが、COOPは現地1回冷凍が基本。
空気を抜いてピッタリ薄い状態でくるので、冷凍庫内で場所を取らないのもいいところ!
食材宅配(COOPの場合)のデメリット
1. 割高ではある
2. 大容量の製品が多い
3. 入退会の手続きが必要
1.割高ではある
スーパーの特売や閉店間際の見切り品を日常的にお買い求めの方には割高に見えます。
毎日かんしゃくと戦う私にとっては、スーパーまでの行き来の労力やガソリン代を考えるとトントンかな?と。
節約術に長けている方には不向きかもしれません。
2.大容量の製品が多い
COOPは小売製品よりも大容量が得意みたいです。
とりもも肉1㎏とかビール1ケースとかカップヌードル1箱とか。もちろん小分け製品もありますが、大容量商品の隣の欄に掲載されていると割高感が増して見えるので、つい損したような気分に…。
東京のCOOPは比較的小売も多かったので、その地域の需要によってばらつきがあるのかもしれません。
パルシステムの方が小家族向けで適量が多いのですが、取り扱い製品が違うので、小家族ですが敢えて我が家はCOOPを使っています。
3.入退会の手続きが必要
COOPって全国同グループじゃないの?って気がするんですが、違うんですね。母体みたいなのはあるんだけど、各地域での独立経営なようです。
だから転勤しちゃうとあっちで退会、こっちで入会…。転勤族には結構面倒。
それもあっちでは銀行引き落とし、こっちではカード会社を通して…なんて支払い方法も違ったりして、煩わしいっ!
私的にはここが最大のデメリット!
衝動買いが少なくなるメリットも
でも結局転勤してもCOOPは続けています。
毎日の息子対応で追われている私にとって、行くとかんしゃくや問題行動を起こしてしまう買い物は「行かないことにする」という選択にして、排除しました。
食材が足りなくなったりお気に入りの他社製品があればもちろんスーパーに行きますが、行く回数は格段に少ないですね。
計画的に食材を使うので無駄は少ないですし、外出を控えるというコロナ要請にも対応できます。買い物に出かけちゃうと「つい」買っちゃう衝動買いもしなくて済みます。
ただ、計画的に料理するのが苦手な人には向かないかな、と思います。
まとめ
発達障害児のかんしゃくと問題行動。
減らすことが出来る「種」なら、積極的に排除して代替え方法を検討する。
そうして対応する私たち「親」の感情をなるべく安定させる時間を保つ。
これも立派な発達障害児・育児の「テクニック」、ですね!
私達は日々彼らをアップデートさせていく技術者。
そう、彼らにとって世界にたった一人のプロエンジニアなのですから!
これからも一緒に、頑張っていきましょー!(≧▽≦)
最後までお読みいただいてありがとうございました。