発達障害だって、頑張るもん!

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注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【食物アレルギー】 子どもの食物アレルギー・蕁麻疹は「今」大丈夫でも「いつかなる」可能性があるというお話

ピンクの背景にパンケーキのお皿

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から、何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

今回は症状のない子を持つママは全然知らない・だけど「今」反応がなくても数年後になってしまう可能性は誰にでもある「食物アレルギー」について。

 

● 「今」大丈夫でも、数か月後、数十年後に発症してしまうこともあります。「いつかなる可能性もある」ということは頭に入れておきましょう。

 

 

食物アレルギーのなかった息子

 

癇癪、多動、自傷・他害行為のある毎日超大変な我が家の息子には、更に大変なことにアレルギーがあります。

 

苦笑いの女性のアイコン







花粉症、ハウスダスト、ダニ、そして食物アレルギーです。

 

花粉症とハウスダスト、ダニは、症状がとても強く出ているので投薬での治療を行っています。

しかし食物アレルギーについては息子は小学校2年生位までは何もありませんでした。

 

水色の背景にたくさん散らばるお菓子

 

蕁麻疹が出た!

 

事の始まりはある日の夕食。主人が出張で二人だけの夕食になったため、簡単な夕食で済ませました。

ところが夕食を食べている最中から息子の目の周りにブツブツという赤い斑点が出現。

それはあれよあれよと言う間に顎や頬、まぶたまで広がり、30分以内には人相が変わるほどになってしまいました。

 

考える女性のアイコン





これほど急に現れるなんて、これは蕁麻疹か?

 

私は中学生の頃に一度サバで酷い蕁麻疹を出して、夜間に病院へ行ったことがあります。

そんな過去を思い出し、ネットで急いで蕁麻疹を調べました。

 

ネット情報には顔、特に鼻を中心に手を当てて隠れてしまう部分は非常に危険という情報もあって、私は慌てて息子を夜間緊急病院へと連れて行きました。

 

(後日、この「鼻を中心とした部分は危険」という情報を詳しく調べてみたのですが、根拠が特にありませんでした。「面疔(めんちょう)」という吹き出物の一種で、骨髄炎などの合併症を起こすものがありますが、それと混同していた情報だったのだと思われます。とっさのことで慌てていたので、曖昧な情報を鵜呑みにしてしまったんですね…。)

 

mycarat.jp

 

夜間病院ではやはり蕁麻疹でしょう、ということで今朝の夕食からさかのぼって、食べたものを羅列させられました。

しかしこの時は蕁麻疹の原因になるようなものがわかりませんでした。

 

夜間病院なので、詳しいことは後でかかりつけの内科で聞いてみてくださいということで、とりあえずその日は蕁麻疹に対応した塗り薬と痒み止めを頂いて帰りました。

 

水色の背景にクマのぬいぐるみを抱いた女の子

 

また蕁麻疹?!

 

それから数ヶ月した日、家族でおにぎりを持って牧場のある公園へ遊びに行きました。おにぎりを食べた後、息子は巨大迷路で汗だくになりながら遊んでいましたが、ふと気が付くとほっぺにブツブツが現れていました。

 

その日は春なのに日差しも強く汗ばむ日でした。

 

考える女性のアイコン





息子は日光アレルギーもあり、5月の日差しが強い時期になると手や顔にブツブツが現れるアレルギー反応が出るのですが、この時も初めはそれかな?と思いました。

  

汗を拭いて着替えさせ、「ぶつぶつができているから帽子をちゃんと被るんだよ」とひさしのずれた帽子をかぶり直させ、また遊ばせました。

 

ところがそれから30分もするとぶつぶつが顔中に広がってきたのです。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン





僕の日光アレルギーの発疹は、赤みがなく肌色で直径1、2 mm ほど。鳥肌みたいな感じだよ。

 

日光アレルギーでも赤く腫れあがったり水疱が出来る人もいるので、発疹の状態は個人差があるようです。

 

この時息子にできていた発疹は赤みもあり膨らみもありました。直径は5 mm かそれ以上。いつもの日光アレルギーの症状とは違います。

これは明らかに蕁麻疹だな、と思いました。

 

主人と二人で朝から食べたものを羅列してみたのですが、その時これかなと思ったのはおにぎりの具であるたらこ。

そう言えば夜間病院に行った時、夕飯にししゃもを食べたのですが、よく考えたら子持ちししゃもも数匹あったような…?

 

チェックリストと「Check」と書かれた積み木

 

アレルゲンは「魚卵」だった

 

「もしかして魚卵?」

私にも主人にも食物アレルギーはなく、もちろん魚卵のアレルギーもありません。息子も小学校2年生までは何の食物アレルギーもありませんでした。

 

そういえば2歳頃にお出かけしたレストランで、パパが食べていたパスタを一口もらった息子がぶつぶつを出したことがありました。

その時は蕁麻疹というほどひどい発疹ではなく、二つ三つの赤い発疹が出た程度でしたが、その時行っていたかかりつけの小児科の先生に後日そのことをお話しました。

 

その時先生と一緒に食べたもののすり合わせをしたのですが、引っかかったのはパスタの上に乗っていた一粒のいくら。

 

病院の先生には「こんな小さい子にいくらはまだ早いよー。頻繁に出る食材じゃないから、知らない新米ママは多いんだよねー」 と言われました。

 

その時は単純に年齢的に早い魚卵を食べたからこうなったのかなと思っていました。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン







魚卵デビューは3歳以降がいいんだって!

 

mamamoru.com

 

4匹の子持ちししゃも

 

3回症状が出るようならアレルギーを疑う

 

毎月花粉のアレルギー薬をもらいに行っているかかりつけのアレルギー科の先生に、この魚卵でぶつぶつが出た話をしたところ、「3回も出ているのでは、それはもうアレルギーだね」と言われました。魚卵は特にアレルギーが出やすいようです。 

 

後で調べてみたら特にいくらは生で食べる魚卵なので、乳幼児期に口にすると症状が誘発されやすいようです。 

 

乳児期に食べたいくらは息子が謝って食べてしまった「たった一粒」でしたが、それでも発疹が出てしまうのですから怖いですね。

はちみつなど絶対に食べてはいけないもののリストは頭に入っていたのですが、魚卵はそれほど注意を払っていませんでした。

 

もしお子さんがまだ乳幼児の場合、魚卵、特にいくらは3歳くらいまでは待った方がいいそうです。

 

息子の場合は魚卵が大好物で 、旅行中や会食などで食べてしまっている時もありますが、2年生のそれ以降は蕁麻疹は出ていません。

私のサバの時もそうでしたが、 体調が下降気味だったりストレスが強い時(中学に入学したての頃でした)だったから、蕁麻疹が出たのかもしれません。

 

赤ちゃんとアレルギー7品目のイラスト

 

魚卵で3回も蕁麻疹を出しているので本当は食べない方がいいのですが、その後全く蕁麻疹が出ることもないので息子はちょっとだけ、と言っていくらやたらこはごく少量摂取。子持ちししゃもや煮魚の卵などは大好物というわけではないので摂取しない、と自分で決めているようです。

 

40代になってから食物アレルギーになることもある

 

ちなみに主人は牡蠣が大好きなのですが、40代辺りからカキフライなどで当たることが出てきました。

初めはその日の体調か、その牡蠣が新鮮ではなかったからか…と思っていたのですが、病院の先生に聞くと当たりやすいということはアレルギー反応が出ているということですよ、と言われました。

 

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好物で四十歳まで食べていても、ある日を境にアレルギー反応が出るということもあるんですね。

 

牡蠣の場合は嘔吐や下痢など反応が非常に強く出るので、それからは家庭では出さないようになりました。

 

しかし牡蠣が特産品の場所に旅行に行った際はどうしても食べたい!と言って主人は食べたのですが、症状は全く出ませんでした。リラックスしていたり体調が良い時は大丈夫なのかもしれません。

こればかりは博打みたいなものなので、絶対におすすめはしませんが…。

 

草原に置かれた白い椅子とうさぎのミニチュア
 

食物アレルギーは口からよりも肌から入りやすい!

 

食物アレルギーと言っても息子のようにかゆみがなく発疹が出る程度だったり、嘔吐や下痢など激しい脱水症状を起こしたり、エピペンなどの注射薬を使用するほど奇特な症状が出たり、と食物アレルギーは人によって様々です。

 

子供に多いいくらアレルギーは、大人になって胃腸器官が発達すると自然に治ることもあります。

もしかして息子は小学校2年生まではまだ胃腸が発達していなかったため蕁麻疹を起こしていたけれども、今は自然に治っている、ということなのかもしれません。

 

ところで食物アレルギーは口から入るよりも、皮膚からの方が発症リスクが高いことが最近の研究でわかっています。

 

www.shiseido.co.jp

 

スキンケアを大切にすることも、食物アレルギーの予防策になるのですね。

 

まとめ

 

私が以前勤めていた会社の人には、50歳を過ぎていきなり危篤なそばアレルギーになった人がいました。

彼の場合は蕎麦屋の近くを通り過ぎただけでも激しい呼吸困難に陥るそうです。

それまではそばが大好きで毎週のように食べていた彼。大好きなのに非常に悲しいと言っていました。

 

このように随分と年齢が経ってから発症する場合もあります。

病院の先生がおっしゃるには人には許容量がそれぞれあって、その許容量のカップを超える量を摂取するとアレルギー反応が起こるようになっているのだそうです。

 

いくら大好きでも それだけを食べ続けたりするとアレルギーになるということもあるのですね。

 

食事の楽しみはとても大切です。

過度に食べすぎることなく、偏ることなく、適度に楽しむという姿勢が、一番のアレルギー対応策なのかもしれません。 

 
最後までお読みいただいてありがとうございました。
 

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