こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子との毎日から得た、小さなヒントをお伝えしている当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。
今日は、春になったら毎年作るようになった、ジャムより簡単な「手作りイチゴソース」のご紹介です。
手作りジャムは驚愕の美味しさ!
そろそろイチゴも終わり。メロンや小玉スイカなどがスーパーのフルーツ部門を彩るようになってきました。
この時期はいちごもだんだんと小ぶりになり、値段も安くなって「ジャム用いちご」として出回ってきます。
我が家は毎年、この季節になると安いイチゴを箱買いして「イチゴソース」を作るのが恒例になってきました。
きっかけはある知人から手作りジャムを頂いたこと。
その方はおうちでイチゴをたくさん育てていて(園芸が趣味なのだそうです)、季節になるとジャムにしておいて、何かのお礼とかにそのイチゴジャムをおすそ分けするのだとか。
それがとっても美味しくて!!
「えー、手作りジャムってこんなに美味しいの?!」とびっくりしました。道の駅とかにも手作りジャムって売ってはいますが、もう、全然違う!
有名なホテルのジャムやブランドもののジャムなども、それを食べちゃったら「さすがブランド品は美味しい!」なんて言えなくなりました。
どうしてこんなに美味しいのかとその方にお聞きしたら、お砂糖とイチゴとレモンしか使っていないからかな?との答え。
売っているジャムには、ペクチンとかゲル化剤とか、何か入っているからかもねー。と言われました。
それが理由かどうかは分かりませんが、とにかく衝撃的な美味しさだったので、私も次の春から挑戦することに!
なぜか「ジャム」じゃなくて「ソース」になる…
ところがいざ作ってみたら、何故かジャム特有のぼったり感がない…。
さらっとした液状になるんです。何度作っても同じ。5パック位のいちごを一気に作っているからなのか、砂糖が全然足りないからなのか、火にかける時間が少ないのか、仕上げのレモン汁が少量なのか…。
様々なレシピをみて、きちんと計量して時間通りにつくっても、毎回毎回完全に「ソース」状態。
ところが、それが意外にも家族に好評で。あえてソース状でいいんじゃない?ということに。
そんなわけで、このいちごソースは我が家の春の風物詩となりました。
分量も作り方も、とっても簡単なので、ご紹介しますね。
イチゴソースの作り方
1. いちごと砂糖の用意(必要ならレモン)
お砂糖はいちごの分量の半分です。 レモンを使用する場合はいちご500gに対してレモン半分。
2. いちごのヘタを取る
ヘタを取るときは、包丁よりもお肉とかを切るディナーナイフなどの方が扱いやすいです。ペティナイフがあれば、それでも。
手間がかかるのでおススメはしませんが、私はこのヘタを取ったあと、指の上でイチゴを半分に切って入れています。
息子が小さかった頃は食べやすいようにと半分にしていたんです。手が疲れますけどね。
半分に切った方がより早くイチゴの水分が出るし、お砂糖もよく馴染みます。
3. いちごに砂糖を加える
全部のいちごが鍋に入ったら、イチゴの半分の分量の砂糖をどばっ!と入れて、ヘラで混ぜます。
4. 中火にかける
木べらで混ぜながら中火にかけます。
火にかける前に2時間から一晩置いていちごの水分を出したりもしますが、癇癪持ちの息子がいつ大爆発するか分からないので我が家では速攻で火にかけてしまいます!
事前にいちごを半分に切っているのですぐに水分が出てきますが、切らずにそのままの場合は水分が殆ど出てこないので、2時間以上置いた方がいいですね。
5. アクを取る
しばらくすると沸騰してきてアクが出てきます。火を弱火にして、このアクをスプーンで何度か取っていきます。
沸騰して5~10分弱火で煮詰めたら火を止めます。
そうそう、アクはグラスに取っておくと、お楽しみが増えますよ!
泡あわしていますが、いちごの風味たっぷりなので、アイスクリームにかけて「バブルいちごアイス」としてデザートにどうぞ!
アクの上から牛乳を注ぐと、綺麗に赤と白が分離して「いちごミルク」としても楽しめます!
6. レモン汁を入れる(必要なら)
火を止めた時点でとろみをもっと付けたかったり、イチゴの発色を鮮やかに保ちたい方はレモン汁をかけて、ぐるりとかき混ぜます。
分量はいちご500gに対してレモン半分くらいですが、お好みで。レモンの代わりにポッカレモン、クエン酸などでも大丈夫みたいです。
ちなみに我が家では入れません。レモンを入れるとちょっと酸味が加わってしまうので、息子と主人に不評だからです。
インスタ映えするような鮮やかな赤にはなりませんが、十分綺麗な色ですよ。
冷めたら容器に入れて冷蔵庫で保存してくださいね。砂糖の分量が多いので10日ほど持ちます。
我が家は大量に作ってフリーザーバックに入れ、1年分冷凍しています。
いちごソースの活用法
このいちごソースは、ヨーグルト、アイスクリーム、パンケーキなどのトッピングとして大活躍です。
目にも鮮やかないちごの赤は、食卓もパッと華やかに彩ります。
ヨーグルトが苦手な子の対策に
ヨーグルトが苦手な息子でしたが結構な便秘ちゃんなので、以前は唯一食べられるヨーグルト「ダノンビオ・ストロベリー」を毎日出していました。
同じメーカーにこだわる…。発達障害児あるあるですね…。
でも毎日ってなるとビオはお安くはないので、試しに違うメーカーのプレーンヨーグルトにこのいちごソースをトッピング。
そうしたらどんな種類のヨーグルトでも食べるようになりました。
甘さが十分あるので、ヨーグルトの酸味が緩和されて食べやすくなるようです。
以前は3ヶ月分くらいを作ってストックしておいて、なくなったらダノンビオを買うようにしていたのですが、現在はいちごが安くなってくると毎週生協で1箱注文しては作って約1年分冷凍ストックするようになりました。
フリーザーバックを平らにして1度冷凍しておくと、薄っぺらい本程度の厚さのまま冷凍庫に立てて収納できるので、1年分あっても場所は思ったより取りませんよ。
まとめ
保存料も添加物もナシ。赤くて綺麗ないちごのソース。ヘタを取って砂糖を入れて火にかけるだけの簡単レシピなので是非試してみてくださいね!
ちなみに市販のヨーグルトソースには蟻があまり寄ってきませんが、手作りソースには30分もしないで蟻が群がります。
身体に害のない食物かどうかは「蟻や虫が寄って来る度合いでわかる」と言いますが。
ふむ。私の手作りソースは超安全「五つ星!」ってことね!
なんて蟻に太鼓判押された気になって自己満足している私です…。
…まあ、蟻でもいいや、褒めてくれるなら。
最後までお読みいただいてありがとうございました。