こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子との毎日から得た、小さなヒントをお伝えしている当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。
今日は、子どもなのになんだか歯が茶色っぽい…。そんな「歯の色素沈着」のお話です。
乳幼児期に飲ませていたものは?
乳幼児期。母乳やミルクの他に水分摂取として飲ませているものは「白湯」「麦茶」「ベビー用イオン飲料」などが多いのではないでしょうか。
私も保健師さんからの指導の通り、息子には水分補給の際は麦茶をいつも持ち歩いて与えていました。
こちらはイオン飲料。小児科の先生に、熱があるときは脱水を起こしやすいのでイオン飲料などを飲ませて下さいね、と言われていました。
常に2本程度おうちに常備していましたよ。
しかし歯が生え揃った幼児期の頃から、息子の歯にヤニのような茶色い色素沈着が現れるようになってきました。
家族は誰もタバコを吸わないし、チョコレート等の色素沈着するような食品もあまり口にしていないのに、どうしてなんだろう…??
色素沈着を起こす食品
色素沈着を起こす食べ物としては、コーヒー、ワイン、ケチャップ、ソース、チョコレート、カレー、ブルーベリー、プルーン、緑茶、紅茶などがあるようです。結構ありますね。
これらを食べたからといって即色素沈着するわけではありませんが、常食していると色素沈着しやすくなるのだそうです。
また、歯垢の蓄積(磨き残し)や遺伝的な要素、加齢なども歯の変色に関係しているそうです。
実は麦茶はステイン(着色汚れ)の原因になるタンニンが殆ど含まれていないため、色素沈着の原因にはならない、と一般的には言われています。
同じようにタンニンをあまり含まないお茶にはウーロン茶、玄米茶などがあるようです。
一方、麦茶や玄米茶、ウーロン茶などはタンニンの含有量が少ないとされています。
中でも麦茶はタンニンの含有量が0に近いため、麦茶が歯の黄ばみになる可能性は低いでしょう。引用元URL:麦茶を飲むと歯の黄ばみの原因になる?専門医が詳しく解説します | ハコラム (sbc-dental.com)
しかし息子の普段食べている食品や飲料を羅列してお医者さんお話すると、「多分これが原因かなー、息子くんの場合は」と言われたもの。それは麦茶でした。
え、麦茶?僕、毎日飲んでるよ!
麦茶も体質によっては色素沈着しやすい
歯の色素沈着については、色素沈着しやすい遺伝的な要因もあるようです。
実際私はタバコを吸っていないのに色素沈着が激しく、どこの歯医者さんに行っても「あれ、タバコ、吸ってますか?」と聞かれます。(吸っていません)
私の思い当たる要因はコーヒーとウーロン茶。
そう言えば中学生までは色素沈着していない白い歯だったのですが、高校生になって体型に気を配るようになってから、摂取する水分はいつでも「ウーロン茶」になり、その頃から歯の色素沈着が見られるようになっていました。
その当時は家族がタバコをすっていたので、「受動喫煙」のせいだと思っていました。
当時の歯医者さんも「ああ、ご家族が吸っているとねえ」と言って、歯石を取るついでに色素沈着の除去も行ってもらっていました。
こうして今になって思うとタンニンの少ないウーロン茶でも色素沈着していたのですから、体質もあるのではないかな、と思います。
ちなみに受動喫煙が歯の色素沈着における原因ということは、今のところ断言されるには至っていないようです。
能動喫煙者であれば煙草のヤニによる歯の変色はあります。
そうなると同じくタンニンを殆ど含まない麦茶でも色素沈着してしまう可能性がある、ということですね。
私の息子ですから、そんな色素沈着しやすい体質が遺伝して歯が茶色くなってしまったのかもしれません。
麦茶をやめて「水」にした
タンニンも少なく、色素沈着のリスクが少ないと言われている麦茶やウーロン茶。
それでも確かに私も息子も色素沈着を起こすのですから、「これは体質的なものなのかもねー」なんて小児科の先生にも言われました。
数値として「色素沈着が起きにくい」ことにはなっているけれど、まだ解明されていない物質があるのかもしれないし、「疑わしきものは排除して」様子をみてみたらどうかな?ということで、取り合えずそれ以降麦茶をやめてみました。
代わりに摂取させるようになったものはミネラルウォーター。
それから今日まで、基本我が家に常備されている飲み物はミネラルウォーターだけです。
「水」に慣れてしまうと、ジュースやお茶が逆にあまり欲しくなくなってくるんですね。味があると、飲んだあとサッパリ感がなくて落ち着かない、というか…。
息子もそんな水分生活(笑)に慣れてしまっているので、出先の自販機で飲料を買う場合もミネラルウォーターしか欲しがらなくなりました。
たまに習い事のお友達と運動したあとアクエリアス一緒に飲む!と買ったりすることもあって「おいしい!」とは言いますが(お友達と一緒だと美味しさ倍増になるものですよね!)、帰る時に「ねえママ、ミネラルウォーター買っていい?」と口直しを要求されます…。
後味が甘ったくるて気持ち悪いんですって。
そんなこんなで麦茶をやめてミネラルウォーターにしたら、やはり歯の色素沈着はあまりなくなりました。
ただ、やはり体質的なものなのか、小学生になってからはまた色素沈着が少し出てくるようになりましたね。
これは小学生になってから食べる量が増えたチョコレートやプルーン、服薬している薬が原因ではないかな、と思っています。
それ以外にも口呼吸が原因のひとつでもあるみたい。
僕は年中アレルギー性鼻炎で鼻が通りにくいし、ママは小さい頃手術で扁桃腺を取っちゃってるから口呼吸の癖がなかなか直らないんだって。
色素沈着は歯医者さんで除去する
ところで私自身が虫歯で何度か大変な思いをしているので、息子は虫歯にならないように定期的に歯医者さんに連れて行ってフッ素を塗ってもらっています。
小さい頃からやっているので、息子も抵抗なく歯医者さんに行きますね。
定期的に歯医者さんにいく本当の理由は、「虫歯になって要治療となったときのかんしゃく息子を想像するのが恐ろしすぎるから」。
いやホント、恐怖です…。
色素沈着はその時一緒に歯医者さんで除去してもらっています。
数分で終わるし、自分でやるよりも綺麗な仕上がりになるので自宅ではやっていません。
歯医者さんでの色素沈着の除去は、まず歯をクリーニングしてから、専用の研磨剤を使って電動ブラシで歯を磨いていきます。
その後息子はフッ素を塗ってもらって終了。
研磨剤はクリーム状の練り歯磨きみたいなものです。
歯科衛生士さんが、毎回息子に「ほら、オレンジの香りがするでしょ?磨いてるところ、鏡で見る?」と子どもに寄り添った対応をしてくれるので、息子も騒がすにお任せしています。
歯医者さんは腕も大切だけど対応は最重要!事項ですね、発達障害児の場合…。(笑)
自宅でも出来る歯の黄ばみ対策用ジェルも販売されていますが、我が家では虫歯チェックとフッ素塗布も兼ねて歯医者さんに行くようにしています。
歯はホント、こじらすと大変な目にあいますから…。(痛すぎて3日間眠れなかった人…)
市販品ではこれが定評があるよ!僕の友達のパパも使ってるんだ!
まとめ
病気ではないのでちょっと後回しにしてしまいがちな「歯の色素沈着」。
特に健康上は支障がありませんが、虫歯予防ついでに歯医者さんへ行って除去してもらう、という方法もありますよ、というお話でした。
白い歯は男の子でもやっぱりいいよねー♪って思うよ!
最後までお読みいただいてありがとうございました。