発達障害だって、頑張るもん!

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発達障害児を持つママ・ココです。毎日が修羅場のリアル育児。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

【どうして姿勢が悪い?】 発達障害児のまっすぐ座れない意外な理由

図書館で頬杖をついている男の子

 

こんにちは。ココのブログへようこそ。

 

今日は、もうっ!何でいつも姿勢がぐにゃぐにゃ、やる気あるのっ?!という「学校の授業中も(もちろん参観日も…)やたらと姿勢が悪い」彼ら発達障害児の意外な?理由について。

 

● イライラや嫌だという「負の感情」を、「真っすぐ座らない」ことで発散しているんだよ。

 

 

いつでもどこでも姿勢ぐにゃぐにゃ

 

お家での食事時間、家庭学習時。学校の授業中やソファーで本を読んだり、誰かに話しかけられて対応しているとき。

 

息子に限らず発達障害を持っているお友達は、とにかく真っ直ぐな姿勢を保っていることが難しいようで。ピンと背筋を伸ばしている状態をあまり見たことがありません。

 

45分間の授業中ずっと真っ直ぐな姿勢を保ち続けていることを期待しているわけではありませんが、5分くらい…いや3分…、1分でもいいからフツウに座っているところが見たいなあ…。

なんて授業参観中何度も何度も思いましたが。

 

儚い夢なようで、いまだかつて一度もその願いが叶った授業参観日はありません。

 

学校の授業風景。挙手をする子供たち

 

真っ直ぐ座れない一般的な理由

 

発達障害児の「真っすぐ座れない」一般的な理由は以下の5つと言われています。

 

1.    体幹が弱い

2.    集中できない

3.   やっていること(授業)自体が嫌い

4.   やっていること(授業)自体の意味が不明

5.   椅子や机が合わない、その感触が苦手

   

もともと発達障害児は、脳の機能のアンバランスが原因で運動するときの指令が上手く脳に伝わらなかったり、筋肉の発達が遅れていたりする場合があります。

なので筋肉の発達が遅い、あるいは筋肉が弱い傾向にあれば、必然的に「椅子に長時間座っている」ことは難しいかもしれません。

 

またADHDの傾向があれば集中できないこともありますし、知的障害があれば授業の内容を噛み砕いて丁寧に教えてあげないと、そもそも何について先生が話しているのかさえ分からなくて混乱してしまいます。

 

他にも感覚過敏で椅子の硬い座り心地が苦手、机と椅子の高さにこだわりがあって、そのサイズが許せない、単純に椅子の高さが高すぎて上半身がぐらぐらしてしまう、ということもあるでしょう。

 

私達が「どうして真っ直ぐ座ってられないの?」とイライラしても、彼らにとってはその理由がちゃんとあるのです。

 

姿勢の悪さは多動が顕著になってから

 

ところでうちの息子くん、姿勢はいい方でした。

多少の落ち着きのなさはあるものの、入学当初までは椅子に座っていられましたし、食事の時間も特に猫背だったりだらだらしたりということはありませんでした。

 

小学校で使う2組の椅子と机のミニチュア

 

ところがADHDが際立って現れ始めたころから、机に右腕だけのせて、その他の身体のパーツは全て窓の方向を向いたまま足をバッタバタさせいたり、まるで背骨が抜けちゃったかのようなぐにゃんぐにゃんな姿勢で授業を受けていたり、とにかく激しく姿勢が悪くなっていきました。

 

それまで綺麗だった家庭での食事の姿勢も、「そんなに食べたくなさそうに食べるなら食べなくていいよっ!」と私にキレられるほどのだらけぶり。

 

背筋を伸ばした綺麗な座り方を1分たりとも保てない息子に、実は脊柱側弯症(せきちゅうそくわんしょう)という背骨が曲がる病気なのではないか??と思ったほど。

 

www.kansetsu-itai.com

 

やろうと思えば出来るんだけどね

 

そんな息子、習い事で武道をちょっとだけやっておりまして。

武道なので正座して話を聞く機会も多いのですが、その時はできるんですね。

合同練習会なんかは長時間正座してみんなのを見ていたり、先生の話を聞いたり。結構長いのですが、途中足がしびれて正座を崩したりはしますが、背筋は伸びたまま。

 

アイアン製のネコのオブジェ

ほら、こんな風にね。いつも斜めってるの。

 

やろうと思えば出来るんだそうです。

要は今やっていることに「興味があるか」「それは集中するに値するかどうか」なのかもしれません。

 

え?じゃあ食事中だらしないのは「ママの料理は嬉々として食べる価値がないから」??? なにおーっ!!( `ー´)ノ

 

真っ直ぐ座れない意外な理由

 

だらだら感満載の姿勢で宿題をしていたとある日。

「そんな机に上半身突っ伏しながら書いてて、疲れないの?」と聞いてみました。

すると意外な答えが。

「だらだらしてるとイライラ抜けるんだよね」

 

言われてみれば確かに。イライラしている時って、背筋を伸ばした綺麗な姿勢でなんていられませんよね。

前のめりになって怒鳴っていたり、うぎゃあーっ!と髪をぐしゃぐしゃに掻いたり、バンバンバンッ!!と机を叩いたり。

 

何かしら身体を動かしています。

 

禅やヨガでは、スッと背筋が伸びた状態で静かに瞑想することによって気持ちを落ち着けたりエネルギーを通りやすくしたりするのだそうですが。

 

そうか。グニャグニャやたらと身体を動かして真っ直ぐ静止していないのは、自分の中に溜まったイライラなど負の感情を、身体の外側に放出する方法のひとつだったのか…。

 

浜辺で瞑想する男性

 

何だか妙に納得してしまいました。

 

まとめ

 

発達障害児って、実は私たちよりずっと身体や脳が自然に近い、現代社会に侵されていない純粋な存在なんだろうな、と思うことが時々ありますが。

 

理屈抜きで「こうしたらラクになる」「こうするともっと良くなる」という何か見えないエネルギーの循環方法を、この子たちは感覚で会得しているんじゃないだろうか?と考えたりします。

 

未解明な部分が非常に多い発達障害ですが、そう考えると何だか夢があって楽しいな、なんて思います。

 

私達が思いつきもしない「何か」を、この子たちはこうやってどんどん発見していくのかもしれませんね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。