こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日は初めて本格的にダイエットに挑戦!「フランス女性的」ダイエット!
ダイエット知らずだった私
実は私、体質なのか食事の嗜好なのか分かりませんが、昔からダイエットとはあまり関係なく過ごしてきました。多少太っても、毎日の会社でのおやつをやめて、毎食のお米を少しだけ減らすこと2週間ほどで元の体重に戻せていました。
出産してもそれは同じ。ちょっとおやつをやめて、食事を軽くするだけ。40代に入ってからは一般的な女性同様ぽっこりお腹が気になり始めましたが、簡単な体操(腹筋やヨガなど)をすると、すぐにジーンズがゆるくなっていました。
ところが。子宮に腫瘍が発覚。ホルモン剤を毎日服薬する治療が始まり、体重が徐々に増えていきました。
1ヶ月ごとに1㎏ずつ増えていくという驚異の増加率…。
ある日お店でお洋服を試着しようとしたら、もう今までのサイズのファスナーが上がりませんでした…。
ヤバい…。あのワンピースが着れなくなったらどうしよう…。
大切な洋服のために
私には10代の頃からずっと憧れていたFOXYというブランドがありました。上品な女性らしいラインが特徴のブランドです。でも私のお給料ではなかなか手が出せず…。高値の花のブランドでした。
ブランドバッグなどは海外旅行の際に奮発して買ったりもしていましたが、どうにも「洋服」は…。バッグと違って10年着れるものでもないし…。
しかし40代にして初めて、FOXYのお洋服を手にすることができました。
母がワンピースを、主人がジャケットを。息子の小学校の卒業式と中学校の入学式に着ていけるようにと、プレゼントしてくれたのです。それは発達障害児息子の癇癪と毎日戦う私への「ご褒美」の意味がありました。
幼稚園の入学式にも小学校の入学式にも、20代の頃に着ていた2万円のワンピースで参加していた私。そんな私の一張羅です。着れなくなったら悲しすぎる…。
今までやっていた「食事を軽くすること、おやつをやめること、簡単な運動」が全く功を奏さないため、私は色々なダイエットを模索し始めました。
「フランス女性は太らない」
そんな時に図書館で出会ったのが「フランス女性は太らない」という本。
私は海外の方の考え方やライフスタイルなどを覗くのが好きでよく外国の著者の本を読むのですが。そういえば、フランス女性ってみんなスタイルいいよねー。そう思って読んでみました。ちょっと古い本なのですが、国内外で大ベストセラーだったそうですね。
著者はアメリカに留学した途端じゃがいも袋のように太ってしまい、驚愕した母親が医者を連れてきてダイエットを開始させたのだそうです。
色々な方法や考えかたの置換があってとても面白い本でした。
その中で特に気に入って私が実践に移したのは以下の方法です。
フランス女性の健全なダイエット方法
1.3週間、食べたものを忠実に記録する
2.水をたっぷり飲む(1日2リットル程度)
3.とにかく野菜を多く摂る
4.階段、階段、階段!
5.旬のもの、良質なものを摂るようにし、添加物から離れていく
私はまず1の「3週間、食べたものを忠実に記録する」ことを始めました。朝昼晩、間食やビールまで全てです。
まあ、週末は書くのが面倒で書かなかったりすることもありましたが、7割程度はノートに書くことができました。
著者も述べていましたが、この「食べたものを記録する」ことを始めると、次の日からすぐに効果が表れるそうです。
そう。紙に一度記録することによって、食事に気を付けるように次から「意識し出す」のです。
この「意識する」ことはことのほか効き目があります。
そして3週間後にノートを見渡して「週に4日もスナック菓子を食べている」「パン食が多い」「メインに対して野菜が少ない気がする」なんていう自分の食の傾向を客観的に見つめるようにするんだよ!
普段「客観的に見ている」つもりでも、書き出してみると「ちょっと自分に甘い」感覚だったんだな、ということを痛感させられます。
書き出す事、おすすめですよ。
野菜をたくさん摂る
2の「水を2リットルくらい飲む」というのは、色々な健康・ダイエット情報にも載っていますが、個人的感想を述べると、これは向き不向きがあるように思います。
水を大量に飲んで逆に「水太り」になったりお腹が緩くなったりする人もいますから、自分の身体と相談しながらの方がいいのではないでしょうか。
私は水を普段から2リットル程度飲んでいたので、ここはそのまま現状維持することにしました。
3の「野菜を多く摂取する」。これは意識して増やしました。家族の健康のためにも今の状態では少ないな、と感じているところだったので、1.5~2倍程度に増やしました。
5の「添加物から離れていく」も頭の片隅に入れて、通常は添え物のレタスやキャベツなどに市販のドレッシングを使用していたのですが、オリーブオイルと塩だけ振って出すようにしました。
これが家族にも意外と好評。たくさんの調味料が混ざり合っているドレッシングよりも、シンプルに塩とオリーブオイルだけの方が逆に沢山野菜を食べてくれるようになりました。
オリーブオイルはメーカー問わず「エクストラバージンオリーブオイル」を。塩は「南の極み」という粗めの天日塩を使っています。
これは凄く安価。500gで200円台です。安いので買ってみたものの、結構粒が粗いので料理に使い損ねていたのですが、生野菜に振るには粗めの方が味がハッキリして美味しく感じます。海水塩なので、ミネラルも摂取できますよ。
野菜の量が増えたからか、便秘気味だった息子の便通も快調に。私は1日の便通が1回だったのですが、2~3回に変化しました。
出すことって大事だよね!
面倒がらずに動く!
4の階段、階段。これは著者がとにかく階段を上り下りすること、歩くことを日常に入れましょう、という話で、特に階段を強調しています。毎日高層マンションの階段や会社の階段を、彼女は6階程度なら躊躇せずに上るそうです。
私の生活にそんなたくさんの階段はないし歩く時間もないので、私はとにかくうちの階段をしょっちゅう上るようにしました。
今までは何回も階段を往復することが面倒で、「カーテンを閉めに行くついでに洗濯物を一緒に2階に持って行って…」などと2つ以上の用事をまとめてしていたのですが、それをやめました。面倒がらずに小さな用事でも動くことを意識したのです。
17段の2階までの階段を毎日30回くらい上り下り。往復で1020段。これが意外に足に効くようで、運動不足でたまに鈍痛を感じていた膝も全く痛むことがなくなりました。
まとめ
それほど御大層なダイエットをしたわけではないのに、1週間ごとに200gずつ体重が減っていきました。
今までは減っても数日後には戻っていたり逆に増えていたり、体重の数値が上下してばかりで全く定まらなかったのに、不思議と戻らないのです。
1週間に200gは微々たる数字のようですが、全くリバウンドしない、ということに私は驚きました。1ヶ月で1キロ減。理想の減量値のようですね。
薬の副作用での体重増加は本当に減量しにくいものなのだな、と痛感しました。
これからも微々たるダイエットですが、無理せず続けていこうと思っています、あのワンピースが息を止めなくても着れるようになるまで!(笑)
本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。