発達障害だって、頑張るもん!

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注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【最近面白かった本】 フィンランドで気づいた小さな幸せ

ピンクの背景に花柄

 

今週のお題「最近おもしろかった本」

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

しばらく暗いお話が続いたので、今日ははてなブログのお題に挑戦。

 

● 秋の夜長におすすめの本です。「フィンランドで気づいた小さな幸せ 365日」。

 

 

見開き完了・綺麗な写真の多い本

 

最近読んだ本で特に気に入った本は島塚絵里さんの「フィンランドで気づいた小さな幸せ 365日」という本。

 

 

見開き1ページでひとつのお話が読み切れるので、夜寝る前やちょっと休憩、という時間に気軽に開けて便利でした。

全てのページに北欧の綺麗な景色やカラフルな小物などの写真がついているので、目にも優しい本です。

 

著者は以前フィンランドの有名な会社「マリメッコ」でテキスタイルデザインを手掛けていた女性。今はフィンランドで建築家の旦那様と娘さんとで暮らし、フリーランスのテキスタイルデザイナーを続けています。

 

そんな彼女の生活のひとときや、フィンランドのお国柄などのお話が、穏やかな文章と写真で綴られています。

 

森でソーセージ

 

この本はどのページから読んでも素敵なのですが、私が特に気に入ったページは「森でソーセージ」というタイトルのページ。

フィンランドではソーセージがたくさん消費されているそうで、森に散歩に出かけて途中でお腹が空くと、焚火を炊く場所でソーセージ休憩するのだそうです。

 

だいたい前に来た人がソーセージを焼いているので、一緒に火を使わせてもらうのだとか。そのソーセージを焼いている森の風景の写真がとっても素敵で、これを読んでからしばらくの間、私は「ソーセージ焼きたい~」と言ってました…。

 

焚火

 

森をお散歩して途中でソーセージを焼く…。素敵ですよね。自然を散策して途中で頂くものはもう最高。

しかもあちこちにソーセージを焼く場所があるなんて。何度も何度もそのページを開いては、森でソーセージを食べている情景に心癒されました。(…いや、お腹が癒されている…??)

 

毎日何かしらの良いことがある

 

色々な考え方や生活に対する姿勢のあり方なども教えてくれた本でしたが、もうひとつ、私が非常に気に入ったページの言葉があります。それはフィンランドのことわざで「死なない限り、どんなこともあなたを強くする」というもの。

スウェーデンとロシアに長い間占領されていた歴史から生まれてきた言葉なのだろう、と著者は考えています。

 

また、火事で建物の半分が焼けてしまった後、地元の建築家や地域が一丸となって建て直した、というホテルのオーナーの言葉も印象に残っています。

 

「人によって背負える荷の量は違います。私は若い頃に両親を交通事故で亡くしました。その深い悲しみを経験したからこそ、乗り越えていけるものもあるのだと思います。毎日が良い日であるとは限らないけれど、毎日何かしらのよいことがあるものです」

引用元:「フィンランドで気づいた小さな幸せ365日」 島塚絵里・著

 

毎日が良い日であるとは限らないけれど、毎日何かしらのよいことがあるもの。とても心に響きました。癇癪息子との怒涛の日々の中でも、毎日確かに何かしらのよいことがあります。

 

朝起きた時に近くの木に鳥がとまってさえずる姿を見た時。パンが美味しそうに焼けた時。テストで思わぬ高得点が得られて、嬉々として帰ってきた息子の誇らしげな笑顔。

うさぎちゃん先生を抱っこしている瞬間。

ピーカンの晴天。

あたたかいコーヒー。

 

それら何かしらのよいことに気付き、そのことに「幸せだ」と感じられる感性。

先行きが不透明なこれからの世の中において、その感性を持ち続けることができたら。もっと世界は穏やかになっていくのかもしれません。

 

まとめ

 

今日一日を終えるベッドでの読書は、優しい気持ちになって眠りにつきたいですね。

今回はそんな素敵な本をご紹介しました。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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