こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日はたくさんあった「銀行口座」を断捨離したお話です。
13もあった「使わない口座」
人として50年も生きてくると、無駄に所有するものも多くなってきます。
我が家は転勤族。転勤するたびにその地で通う幼稚園や学校、習い事、賃貸契約関連など、「この銀行からしか引き落とししませんので口座を作ってください」ということが多々あったので、銀行口座もそれなりに増えていきました。
ふと気付いたら、使わない口座が13個も!
学生時代の仕送り用の口座(旧姓のまま)。転勤で転職するたびに「付き合いがあるから作って欲しい」と上司に言われて仕方なく作る地方銀行の口座。
子どもの幼稚園費引き落とし口座。習い事代引き落とし口座。夫にも同じように付き合いや古い口座があります。
特に地方銀行などは転勤先で支店がないこともあるのですが、引っ越しして次の月くらいまでは引き落としがあるのでむやみに解約できず、そのままずるずるときてしまいました。
発達障害児は何かと手と時間がかかるから、あまり雑多なことをやる気力も体力も時間もないんだよね…。そんな息子くんも中学生になってからは少し余裕が…。
だから今回は口座を断捨離しちゃおう!と思いついたよ!
窓口解約は手間がかかる
銀行窓口は何かと時間がかかりますよね。
旧姓のままの場合は「旧姓から今の苗字に変わったことを証明する何か」が必要だし、転勤族なのであちこち転勤していて住所もばらばら…。ハンコも「えっと…どれだっけ???」という有様なので、「解約はせずに残っているお金を全額おろして口座残高を0円にしてしまう」という案を選択しました。
これは同じような経験をしている親戚から「こうしたよ」と教えられたお話。
ATMで預金残高を確認したら、ちょうど「お札でおろせる金額まで硬貨を一度預け入れをして」「お札でまとめておろす」というもの。
例えば「1230円」の預金残高があったとしたら。お札でおろすためにこの残高を「2000円」にするんだ。
「2000ー1230=770」だから、一度「770円」をATMで口座に預け入れる。
その後ATMで「2000円」を引き出したら、口座残金は「0円」になるね!
本当は窓口できちんと口座解約した方が気持ち的にもスッキリするのですが、さすがに13もあるとねえ…。
近くに支店があって窓口が空いていた2つの口座は窓口で解約手続きを取りましたが、あとはこの親戚のお話通りにATMで「残金0円」にしました。
リスクもあるので時間があるときに解約する
そうそうあることではありませんが、口座を不正利用されるかも、という懸念はあります。できればきちんと解約手続きをとっておいた方が安心ですね。
「残高ゼロの銀行口座」でも気をつけなくてはいけない4つのこと | Mocha(モカ)
ちなみに10年間取引のない口座は「休眠口座」扱いとなり、その残金は預金機構へ移管され、生活困難者支援や子ども若者支援などの公益活動に使われることになります。
提携している銀行なら手数料無料になることも
私はとりあえず今住んでいる地域に支店がない銀行の分は、その地方銀行の提携している銀行のATMで引き落としました。提携している銀行のATMで引き落とすと、手数料が無料になるところもあります。
残金があまりないのに手数料もかかっては、ちょっとガッカリ、ですから(笑)。
各銀行のホームページを見ると提携銀行が載っていることが多いので、一度調べてみるといいですね。
ちなみに引っ越しした地にはもうない地方銀行などは、郵送でも解約手続きをしてくれるそうだよ!
まずはこうして「残金0円」にしておいて、もっと時間に余裕ができたらちゃんと解約しようかな、と思っています。
まとめ
現在は夫の口座が2つ、私の口座が2つ、息子の口座が1つ、学校指定の引き落とし用地方銀行の口座が1つの合計6口座となりました。
夫と私はそれぞれお給料振込や各種引き落としの口座1つとゆうちょ口座が1つ。
ゆうちょはどんな田舎にいっても必ずあるから、ひとつ持っていると便利だよ!パパとママは出先で急に現金が必要になった時のために、ゆうちょ口座を持っているんだ。
息子はゆうちょ口座1つです。ゆうちょの口座は個人の貯蓄用となっていています。
息子のゆうちょ口座は、いつか進学や就職で親元を離れるときに持たせてあげたいと思って、彼のお年玉を貯金しています。
「モノ」ではないのでなかなか着手できないでいた「銀行口座の断捨離」。
年齢も上がってきたので、自分がある日突然いなくなっても、家族が「確実に把握できる」量の口座に絞り込みました。
発達障害を持つ人は、お金の管理がとても苦手な場合が多いです。貯蓄用や引き落とし用など、目的別に何個も口座を持っていると管理できなくなることも。
「すぐに把握できる量だけ」を持つことは、管理能力が低い僕たちには必要なことなのかもね!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。