こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
5月も中旬になりましたね。新生活を始められた方、新入社員が入ってきて教える立場にいる方。進級してひとつ先輩になった子、進学して新しい通学路を歩き始めた子。
新生活が1ヵ月経過した5月は、ちょっとした心のモヤモヤが蓄積し始める時期でもあります。
変化に対応するストレスは皆あります
人は小さくても日々の変化にストレスを感じます。
お弁当に入れようと思っていた卵焼き。焼こうとしたら最後の1個の卵を割ってしまった。
遅れても3分だったバスが、今日は7分待ってもやって来ない。
メールをしておいてね、と後輩に頼んだのに、先方から「返信もないとは!」とお怒りの電話。
久々の美容院。せっかく綺麗にセットしてもらったのに、店を出た途端どしゃ降りの雨…。
ところが不思議なもので、毎日全く変化のない日々では、人は退屈過ぎてSNSで毒を吐いてみたり、余計な嫌味をひとつ言ってみたり。
変化でストレスを感じるのに、変化がないと変化を起こしたがる…。
自然が刻々と変化していくように、人もまた変化というゆらぎを求めるもの。それは人間が自然の一部である、という証拠なのかもしれません。
キャンドルの炎は1/f ゆらぎ
1/f ゆらぎとは、スペクトル密度が周波数 f に反比例するゆらぎのことです。簡単に言うと、規則的な一定の動きに不規則な動きが加わったもの。
これらの動きは自然界に多く存在しています。
人間の心拍間隔、蛍の光、電車の揺れ、小川のせせらぎ、蝶のひらひら舞う姿、結晶の格子振動、一部のクラシック音楽、地球の自転など。
人はこの1/f ゆらぎを感知すると、脳がα波状態となり、自律神経が整えられて気持ちが安定します。
神経細胞であるニューロンが電気パルスを発射する間隔も1/f ゆらぎである、ということが判明してからは、鬱症状を緩和するための療法のひとつとして1/f ゆらぎを何らかのかたちで取り入れている専門機関もあります。
1/f ゆらぎは視覚だけではなく、聴覚、触覚などの五感どれでも感知できます。科学的にも証明されたリラックス方法のひとつ、なんですね。
「浄化」という効果
キャンドルは炎を使うことで、その場の気を燃やして「浄化」してくれる作用もある、という話をレイキ習得者から聞いたことがあります。
レイキとは日本発祥のエネルギー療法ですね。科学的には立証されていない分野ですが、海外での認知度はかなり高いです。
信じるかどうかは別として、お寺での護摩焚き、レーザーで焼き切る医療など、火を使った治療・浄化は数多く存在しますから、キャンドルを灯したことで、お部屋の「悪い気」が燃やされた!という気分になるだけでも、何だかスッキリした気分になりますね。
ちなみに空気には臭いの元となる微粒子が多く存在していますが、この微粒子もキャンドルの炎は燃やしてくれるので、お部屋の消臭効果も期待できますよ。
また、炎によって上昇気流が発生し、小さいながらも風が発生します。この風もまた1/f ゆらぎ。
キャンドルは炎を見る視覚、風を肌で感じる触覚、「浄化されている」ような気がする感覚、部屋の消臭など、たくさんの癒しが詰まっています。
まとめ
冬の長い北欧では、朝起きるとキャンドルを灯す日常があるそうです。
キャンドルの静かに揺らめく炎は、小さいながらもあなたを癒し、穏やかな気持ちへとシフトすることを手助けしてくれます。
科学的にも効果があると言われているキャンドルで、たまには食事をしたり、食後のひとときを過ごしたりして、蓄積された心のモヤモヤを燃やしてしまいませんか?
カウンセリングではあなたが上向きになることを手助けしますが、自分自身でできる自浄方法をいくつか知っていることもまた、大切なことですよ、とお伝えしています。
新緑がきらめく5月を、心穏やかに過ごしていきたいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。