発達障害だって、頑張るもん!

発達障害だって、頑張るもん!

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【引っ越しでタイムスリップ】 最新設備搭載物件から築35年物件へ

緑の背景に洋風の家

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

諸事情があって転勤ではないのに近場で引っ越しを余儀なくされた我が家ですが、転居した物件は新築賃貸から築35年の昭和香る物件へとなり、色んな意味でドタバタな転居となりました。

今回は笑いあり苦悩ありの住宅にまつわるお話。

 

● オール電化ペアガラス結露なしの最新住宅から昭和へタイムスリップ!時代の変化を体感しました!

 

 

言うことナシ!の最新住宅

 

あちらこちらと転勤してきた私達家族ですが、転勤するごとに少しずつグレードアップした賃貸住宅に引っ越しを繰り返していました。

最初に転勤した先がかなり古いマンションだったため、グレードアップと言っても「一般的に普通」な設備が私達にとっては「グレードアップ!」に映っていただけなのですが…。(笑)

 

そんな「ちょっとずつ」グレードアップしていた住宅が、前回は一気に「新築・最新設備」な物件へと変わりました。それは単純に、その地域ではかなり郊外の物件にたまたま当たったからでした。

 

うさぎのアイコン





一般的な転勤時期ではない時期の転勤が多いため、物件の空きがなかなかなくて決まった場所だったんだよ。かなり郊外だったので、家賃の割にはフル装備の綺麗な物件だったんだ。

 

オール電化、セコム付き。大きなトランクルーム、BSアンテナ、Wi-Fi完備。ペアガラス、ウォークインクローゼット。もう今までの5段飛びくらいに跳ね上がった、とても綺麗な物件でした。

そんな最新物件に住んでみてびっくり。本当に今の住宅って快適なんですね。

 

冬は暖かく、夏は外より涼しい最新建材。太陽の入射角も絶妙に計算された屋根になっていて、夏はあまり部屋に日光が差し込まず、冬は部屋のずっと奥までぽかぽかと日差しが入ってきます。

ペアガラスのお蔭で長年悩まされた結露もカビも、全く無縁になりました。

室内がカラリとしているので、洗濯物は部屋干しでも全部夕方には乾いています。

 

建材のせいか廊下も寒暖差が激しくなく、お風呂も浴室暖房が付いているので、脱衣所で身体を縮こめながら準備することがなくなりました。

 

部屋の全ては段差無しのバリアフリー。明るく綺麗で動線も考えられた間取り。本当に快適な住宅でした。

 

家族で昭和へタイムスリップ!

 

そんな快適最新住宅から引っ越したのは、昭和の面影が残る古い賃貸住宅。会社の社宅規定と息子の行きたい学区を考慮したら、もうここしか物件がなかったんですね。

息子は中学では普通クラスではなく「情緒支援クラス」を希望していたため、そういった意味でも学区が狭まっていました。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン





「知的障害支援クラス」は多いけど、「情緒支援クラス」は僕の地域では設置している学校がまだまだ少ないんだ。ある程度大きな町だけど、それでも実際はこんな状態なんだね。

 

古い物件は新婚当初で慣れていたので大丈夫かと思ったのですが…。

いや、人間って「快適さ」に慣れるのは早いんですね…。住んでみたら色んなところに不満満載な住宅でした。

 

まず建物自体が古いので、とにかく寒い。最新建材とペアガラスは本当に断熱効果が半端なかったんだなー、と引っ越してから改めて感じた次第…。

そして「暗い」。その当時はダークブラウンの床材や建具が流行っていたのでしょうが、この「ダークブラウン」がとにかく日光や照明の「明るさ」を吸い取ってしまうんです。

 

水色背景に白い椅子

 

以前は建具も何も全部白かったので、日光や照明が反射して雨の日でも明るい室内でしたが、今度の物件の付属している照明は古くてオレンジがかったぼんやりした色とシェード。段差も多いし動線無視の作りのため、ぼんやりとした灯りではやたらと身体をぶつけたり足が引っかかったりします。

 

そして一番「昭和」からの時代の流れを感じたのは、洗面所やキッチンの流し台、トイレの便座等の「低さ」。当時の人は本当に背が低い人が多かったんだなあ…と思いました。

もうね、低いと何かにつけてちょっとかがめた姿勢になるのでとにかく「腰が痛い」です。そして「疲れ」ます。主人は長身なので、ヒゲを剃ろうと思って腰をかがめても「鏡に顔が映らない…」んですって。

 

うさぎのアイコン





シンクやトイレなどが低いと、高さのあるところから使用することになるのでとにかく汚れが飛び散る!ことにも気付いたよ。掃除する回数が格段に増えちゃった!

 

他にもいろいろ!最近の住宅との比較

 

また玄関のたたきから部屋に入るのに椅子に座るほどもある高い段差(上がりかまちですね)。

あまりに高いので子どもは靴までジャンプしないと下りられません。私は腰掛けて靴を履きます。いちいちバックを置いて腰掛けて靴を履くのが地味に面倒です…。

最近の住宅は玄関のたたきとホールに段差がないですよね。バリアフリーなんですね。

 

それから幅と高さが小さくて、片手に荷物を持ったまま部屋に入ることの出来ないドア。主人はいちいち頭を下げて部屋に入ります。ぶつかるので…。

ランドセルも時々引っ掛かりますね。これが小さな息子の癇癪ポイント。

 

草原にある黄色いドア

 

また間口が狭いと引っ越しの際に最新の家電が部屋に入らない!という大問題になる可能性があります。

最近の家電は昭和時代より大きいです。冷蔵庫は何とか入りましたが(ドアからは無理だったので窓を外して入れました…)ドラム式洗濯機はどう頑張っても入らなくて、泣く泣く買い替えました…。(しかも乾燥機付きはサイズが大きくなるため、洗濯しかできない小さい洗濯機に…。一人暮らしか??)

 

地味なところではA4封筒が入らないドアポスト。ネコポス便もわざわざインターホンで呼び出されます。入らないんですって。

 

あまり気を使わない配達員さんなんかは、書類を3つ折りにしてぎゅうぎゅうに押し込んでたりしますね。マークシートなんかは完全に折り目が入っているので読み取れなくなったりします…。

今はネコポス便タイプの送付物が多いので、ほぼ毎日玄関開けて受け取らなければいけないお仕事が増えました。これも何かと面倒です。

 

まとめ

 

挙げたらキリがないような「昭和と今との住宅」との違い。数十年でこんなにも時代は進歩したんだなー、ということを実感しました。

 

色々面倒なことや不満なことはありますが、あれこれ悩んで「じゃあこれを使ってみたら?」「この方法ならラクになるかも?」。そんなことを息子と三人でギャーギャー言いながら試してみるのもいつかいい想い出になるかな??そう思って過ごしています。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン





良かったことは、リビングが狭くなったせいでどこにいてもうさぎちゃん先生が目に入ること!広いリビングだった頃よりいっぱい話しかけたり撫でたりするから、うさぎちゃん先生は嬉しくてゲージから出てくる頻度が多くなったんだよ!

宿題も今はうさぎちゃん先生のゲージの隣。うさぎちゃん先生がすぐそばにいるから、癇癪スイッチが少し減ったんだー。

 

大きな変化も小さな変化も。みんな糧にしてこの先に続く道を力強く歩んでいって欲しいな。そう思いながらうさぎちゃん先生と並んで宿題をする息子を見ている私です。

 

本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。

 

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