発達障害だって、頑張るもん!

発達障害だって、頑張るもん!

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【発達障害児のお金教育・5】 お小遣い制度・やっと効果が! 中学生編

水色背景に積み上げたコイン

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

報酬制お小遣い制度にしてから4年が過ぎようとしています。その間中学生になった息子の現在の状況をお伝えします。

 

● 報酬制お小遣い制度。行きつ戻りつ4年かけて、やっと軌道に乗りました。

 

 

中学生になったので報酬額をUP

 

さて、息子も中学生になりました。引っ越して、ゴミ集積所も今までのように敷地内の専用集積BOXがないアパートとなりました。地域の集積所は歩いて2分半。中学校とは反対の道です。

 

そこで中学生にもなったことだし、と報酬額をアップさせました。金額は一気に100円へ。

 

うさぎのアイコン





報酬制を導入し始めた4年生では3円、5年生で10円、6年生で30円とじわじわアップはしていたんだけどね。パパのお給料も一気にアップしてくれたら、うさぎちゃん先生のおやつも高級になるのにな~。

 

中学生は下校時間も夕方。さらに時々部活動もしてくるので、ゴミ捨てのお手伝い以外は基本的にやる時間の余裕がなくなったのですが、金額も大きくなったため、貯まりやすくなったようです。

 

ゴミは燃えるゴミやペットボトルなど、月に15回。「家族として仕事を分担する」意味合いも兼ねるよう諭していたので、「遅れる!走っていかなきゃならないじゃないか!!」(だったら早く支度しろっ)などと文句を言いながらも、雨でも雪が積もっていても毎回休むことなく出してくれるようになりました。

 

単純計算で月1500円が貯まります。

 

実家でもお手伝い

 

私の母は田舎で一人暮らしをしています。年齢も上がってきて出来る事も少なくなってきたので、帰省したときは息子と夫に色々お手伝いをしてもらっています。

 

ゴミ出し、高い場所の電球の付け替え、買い出し、伸びた庭木の剪定、不用品をゴミステーションまで運んで処分。

やることも多く、力の要る仕事が多いので、祖母の用意してくれる報酬額も高いようです。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン





おばあちゃんはやっぱりちょっと多めにくれるよ!でも、「ありがとう、息子くんがやってくれるなんて助かるしびっくりだし凄く嬉しい!自慢できる孫だねえ」って毎回言ってくれるのが一番嬉しいな!

 

おばあちゃんからの2枚の封筒

 

お年玉やお盆などに「お小遣い」も合わせてもらっている息子。ただし、母には「お金の教育をしているから高額な金額は渡さないで」と言ってあるので、封筒を2枚に分けて、息子に渡しています。

 

ひとつめの封筒には1000円程度。「これは息子くんのお小遣いだよ。帰りにチョコレートとか、好きなの買って食べてね」と渡しています。

もうひとつの封筒には万札を入れてくれます。「これは貯金用のね」。

 

実はお年玉などは息子が小さい頃から「本人に渡して」いるけれども、「管理は」私がしていました。息子名義の貯金通帳を作って、そこに貯蓄しているのです。

息子には「これは息子くんが大学にいくための資金だよ」と言っていました。

(息子はなぜか小さい時から大学行きたい!と言っていました。私達親が学生時代の楽しかった想い出を、笑いながらよく話していたからかもしれません。)

 

大学に行くなら、その時の資金に。就職するなら支度金として。その時に本人に渡してあげようと思っています。

 

青空にお金のマークのカード

私も高校を卒業後、学生生活で必要になったら使いなさい、とお年玉や何やらを貯めていた通帳のキャッシュカードを渡されました。仕送り用の口座も兼ねていましたが、ある程度まとまったお金が入っていたので、バイトしながらなるべくその金額を目減りさせないように気を付けて使っていました。

 

お小遣いの使い道に変化が

 

そんなわけでいきなり万札が手元に入ってくるわけではない息子ですが、中学生になって忙しくなったため、小学生の頃と比べて「無駄な」買い物で散財することはなくなりました。

 

最近はある程度貯まると、ニンテンドースイッチの新しいゲームソフトの中古品を買うために使っていますね。「次貯まったら○○のソフト買おう」なんて計画して、ちゃんと実行しています。

 

たまにですが、帰省する際におばあちゃんが好きな漬物をサービスエリアでお土産として買っていってあげたり、うさぎちゃん先生におやつを買ってあげたりする、という行為も出てきました。些細な額ですが、たまに募金箱にお釣りを入れている姿もいまだに見かけます。

 

おばあちゃん、涙を流してその成長を喜んでくれたので、本人は自分の行為を誇らしく思い、もの凄く嬉しかったようです。

 

考える女性のアイコン





ま、「おばあちゃんに息子くんの働いて貯めたお小遣いでお土産買ってあげたら、すごーく喜ぶんじゃないかなあ??」なんてハッパかけたのは私なんですが…。

結果、想像以上に喜んでくれたので、本人にとっては漬物の金額の数十倍の価値があったようですよ。「生きたお金の使い方」を学んだと思います。泣いて息子を抱きしめたおばあちゃんに、彼も嬉しくて涙ぐんでいました。

 

うさぎのアイコン





うさぎちゃん先生はおやつを買ってもらった時は喜びのあまり、息子くんの手を甘噛みしちゃった!えへ。

 

まとめ

 

同級生は友達と映画を観てファーストフードで談笑し帰宅する、ということにお小遣いを使っているというお話。息子とはあまりにも精神的年齢が違い過ぎる「中学生生活」に「成長年齢の差」を見せつけられるばかりですが…。

ま、その分私達親と一緒に温泉行ったりドライブ行ったり。親子の時間をたくさん楽しめるね、と思うようにしています。

 

ウインクして笑う笑顔の女性のアイコン





お金の使い道は心の方向性を示す道。地道に少しずつ、学んでくれたらいいな。そう思っています。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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