
こんにちは。ココです。
注意欠如多動症(ADHD)で自閉スペクトラム症な息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日は新春にぴったりな??漫画のように笑える、母の実話をご紹介します。
母と数学・笑えるエピソード
母は高校生の頃、数学があまり得意ではなかったそうです。
でも、その数学にまつわる思い出話は、なぜかいつも笑いながら語られます。
今日はその中でも、私が特に好きなエピソードを紹介します。
遅刻ギリギリの朝
母は仲の良い友達と、毎朝のように遅刻ギリギリで登校していました。
家を出る時間は余裕なのに、ペチャクチャお喋りしているうちになぜか歩幅が小さくなっていき、結果登校終了時間に近くなってしまっていたのだそうです。
問題は、校門をくぐってから最後に立ちはだかる「心臓破りの坂」。
二人は息を切らしながら、ひーひー言って駆け上がるのが日課だったそうです。
「もう無理~!」
「あとちょっと~!」
そんな声が毎朝響いていたとか。
おんぼろ自転車の数学教師・登場
そんな朝、坂の途中で後ろから聞こえてきたのが、
「きいーこぉー、きいーこぉー…」という、なんとも頼りない古~い自転車をこぐ軋み音。
振り返ると、若い数学教師が、おんぼろ自転車を必死にこぎながら坂を上ってくるところでした。
しかも、毎朝ほぼ同じタイミングで出会うようになったらしく、先生は後ろから
「〇〇~、△△~!」
と声をかけてくるのが恒例に。
母と友達は「遅刻する~!」「先生、もっとこいで~!」
と叫びながら、なぜか先生の自転車を後ろから押してあげるという謎の三人四脚。
もはや数学の授業より体力テスト。

坂道でひーひー言いながら女子高生が自転車を押し、先生はきいーこぉー、きいーこぉー言わせながら前へ進む。
今思えば、なかなかの光景です(笑)。
校舎から聞こえる「実況中継」
その様子は毎朝校舎の窓から見られていました。
窓から同級生が叫びます。
「〇〇~!△△~!あと4分で遅刻だぞ~!」
もう完全に朝の名物イベントです。
母は「一緒にいた〇〇ちゃんは、ものすごい美人で男子から絶大な人気があったのに、多分毎朝のこれで『爆笑女子』のイメージがついちゃったんだね。とうとう恋人ができずに卒業、になっちゃったのよ」と笑います。
月日は流れ、結婚式での「まさか」
そんな青春(?)の日々から何年も経ち、母は結婚しました。
そして結婚式当日、着席してふと新郎側の親戚席を見ると…。
「なんか、見たことある顔がいるような??」
母は小声で新郎に聞きました。
「あの人、誰?」
「ああ、姉の旦那さんだよ」
「へぇ、なんの仕事してるの?」
「数学の先生だよ。A市(母の出身地)に赴任してたこともあるらしいよね。今はB市だけど」
母の心臓が一瞬止まったそうです。
「…なんて名前の人なの?」
そして、恐る恐る名前を聞くと、
「◇◇さん」
「!!!!!!!」
あの「きいーこぉー、きいーこぉー」の数学教師だったのです。

おっとびっくり!…どころじゃない…。。。
ココロの叫びは遥か遠くの彼方へと…
「うわあ~、結婚するんじゃなかった!!じゃああの人、これから義兄になるの!?ずっと!?坂押してたのに!?なんで!?!?」
もちろん、先生――いや、義兄となるその人(私の伯父)は特にリアクションもなく。
母の心の中だけが大騒ぎだったそうです。
まとめ
いやもう、母の人生、伏線の貼り方も回収の仕方も雑すぎませんか?
高校時代、遅刻ギリギリで坂を駆け上がりながら
「先生、もっとこいで〜!」
「遅刻する〜!!」
と叫んでいた相手が、まさか未来の義兄になるなんて。
こんな展開、漫画でもボツになるレベルですよね。
「毎朝坂道押していたのって、あれ義務だったの?部活だったの?もしかして未来への徳を積む修行??何だったの!?」
と、母は今でも新年のたびにこの話をしては、数学が苦手な孫(発達障害児息子)と共に爆笑しています。
でも、こういう「予想外のつながり」って、人生の醍醐味なのかもしれません。
どこで誰と再会するかなんて、本当にわからない。
だから今年も、もしかしたらあなたの前に
「え、なんでここにいるの!?」
という人物が現れるかもしれません。
そのときはぜひ、母のように心の中で叫んでください。
「うわあ~~~!!なんでこうなるの~~~!!」
そして思いっきり笑い飛ばして、良い一年にしていきましょうね!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
