・・ 2024年8月更新 ・・
こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日はやっと取り付けた、発達障害専門医の予約のお話です。
(この記事を書いてから4年経過しましたが、現状はあまり変わらないようなので、ご参考までにご一読くださいね。)
予約時に聞かれた質問の内容
何年も前にあちこちの病院に電話をかけて、私はやっと1つの病院の予約が取れましたが。現在も発達障害外来は増える一方なので、予約はやはり今でも取りにくいようですね。
やっと取れた予約。しかしその電話は「じゃあ何月何日で」という「予約」だけで終了ではありません。
多くの病院の場合、かなりの詳細を聞かれます。
子どもの発達外来は、その診療時間のみで聞き出せる情報が限られてしまうので、事前に情報を分類しておいた方が効率的なんですね。
医師にとっても、その子や保護者にとっても、初診が「質問だけで終わり」にならないため、事前問診はとても重要です。
以下、基本的に質問される項目を羅列してみました。
1. 出生時の異常はなかったか
2. 乳児健診はどうだったか
3. 乳児期の行動はどうだったか
4. 1歳半健診、3歳児健診では?
5. 幼稚園での行動に関しての様々な質問
(落ち着き、問題行動、チック、癇癪、こだわり、奇声があったかどうかなど)
6. 就学時健診はどうだったか
7. 小学校入学時の様子
8. それから現在までの様子(何が問題か)
これは私が息子の予約を取ったときに聞かれたことと一緒です。
受診前にこの事前調査の結果を予め医師に伝えておいて、より密な面談とするためなので、予約電話の前に「こういったことを聞かれるのね」と知っているとラクですよ。
予約電話をするときは時間に余裕をもって
上記の質問に答えていると、30分程度かかることがあります。
もし予約がとれたらたくさんの時間、質問攻めになるだろうということを念頭において、気持ちにも時間にも余裕のある時にしておいたほうがいいですね。
「あ、下の子のお迎えの時間!」なんてことになって質問が中途で途切れてしまうと、「じゃあ次の機会にまたお電話ください」となり、予約が取れずじまい…となりかねません。
もちろん、質問もなく予約のとれる病院もあるかと思います。
しかし私が知っている限り、みんな大なり小なり「事前質問はしますね」とのこと。どこもだいたい同じようです。
病院へ行く時に持って行くものリスト
さて。電話をして1ヶ月後。
予約のとれた病院へ行くために持ち物を確認します。
以下、私が持ってきて下さいと病院から言われたものリストです。
1. 保険証
2. 子ども医療費受給資格者証
(自治体やお子さんの年齢によっては適用しないこともありますので、ご確認ください。)
3. 母子健康手帳
4. 学校の連絡帳
(担任からのコメント等を見るため。その子の学校での状態を客観的に把握するため、とても参考になるものです。)
5. 幼稚園、保育園の時の連絡帳
(私の場合は、あれば通っていた年数すべての連絡帳を持ってきてくださいと言われました。)
写真や動画があるともっといい!
大体こんなものですが、もしあるのなら、家庭での日常の写真や動画、学校での机まわりの写真などあると、もっと話が早いかと思います。
当時私はそこまで思いつきもしなかったのですが、最近は写真や動画を持参する方も少数ではありますが、いらっしゃいます。
以前見たことのあるのは、ランドセルとそのまわりに転がっている破れたノートとひっくり返された朝顔の鉢。
どうやら学校の教室のようだな、という感じの写真でした。
明らかに暴れまくったあと、という様子の写真でしたね。
言葉で「ランドセルはぶん投げられて、朝顔の鉢は蹴飛ばしてひっくり返り、ノートは全てびりびりに破かれて…」なんて涙ながらに語るよりは、ずっと現場の緊迫感が伝わりますね。こちらも一目で状況が確認できるので、とても参考になります。
まとめ
百聞は一見にしかず、です。写真や動画があるなら、是非とも病院へ持参してください。その方が正確に、お子さんの状態を医師に伝えられます。
我が家でも激しいかんしゃくを起こしている様子を動画に撮って持って行こう!と息子にビデオカメラを向けたら「なに?見せて!」と、まるでおもちゃを見るみたいにキラキラした目に一瞬で変わってしまいました…。
高学年になると、今度は「撮られている」ことに怒り心頭大爆発!となるので(我が家がそうでした)、低学年までしかできないかもしれませんが…。
今回は発達障害外来の予約を取ろう、と思っている方への参考として、私の体験も踏まえて記事にしてみました。誰かのお役に立てたら幸いです。
本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。