
こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
小学校高学年から中学校卒業までの5年間、支援級に在籍していた発達障害児息子も、この春から高校生になりました。
集中力の続かないADHD、さらにかんしゃく爆発頻度の高い自閉症スペクトラムで、書字困難なため書いて覚えることのできない軽度学習障害のある息子。
そんな彼がどう対策をして合格までこぎつけたのかを、実例としてご紹介していく第3弾は、支援級在籍だった息子の、使っていた紙の教材は何だった?というお話。
タブレット教材だけでは不十分
手軽な上に、AIが本人の学習進度や希望校、間違え箇所から計算して「本人に今、強化するべき単元」を毎日ミッションとして課してくれる、タブレット教材の「スマイルゼミ」。
神授業でおなじみの、講義動画が非常にわかりやすい、同じくタブレット教材「スタディサプリ」。
息子はどちらもやっていましたが、タブレット教材だけでは不十分なところがありました。
スマイルゼミはデジタイザーペンを使ってタブレット上に文字や数字を書いていけるので、紙のワークのように使うことができるのですが。
タブレット上に書くのと紙の上に鉛筆で書くのとでは、覚えに差がありました。
鉛筆で紙に書く時の「摩擦」のような感触が、脳を適度に刺激して記憶を高めていたように思います。
またスタディサプリは、講義は確かに神!ですが、確認問題は選択式。分からない時は消去法で解答していた息子なので、アウトプット面では微妙でした。
やっぱり地道に「紙の教材」も併用した方がいいな…。ということを痛感。
覚えたものを頭の中で整理してアウトプットするには、紙の教材がなんだかんだ言って正解のような気がします。
まあ、これは息子がそうであっただけで。タブレットだけ、学校の授業だけで余裕な子達がいるのも確か。
ここはお子さんのインプット・アウトプット状況をよく観察して判断してくださいね。
紙教材、使っていたのは?
市販の紙教材は、息子の理解度に合わせてその時やる問題集を変更していました。
ちょっと易しくかみ砕いた問題集は、くもん出版の「できた!」シリーズ。
基本的に見開き1ページの左に説明、右に易しい問題数問、という構成で、気軽に短時間でできます。勉強時間のスタートアップにもよく、難易度の低い、基礎的な問題集です。
息子は英語の文法と数学の2冊をやっていました。
また、各教科の単元で苦手そうな分野は「文理」の「教科書ワーク」。
教科書完全対応で、それぞれ苦手だった単元を中心にやっていました。
内容は要点確認をする問題のみの「確認」から「定着」「実力」「単元末総合」と難易度レベル順に載っています。
これは中堅の難易度かな~?と思います。学校の定期テスト対策にはいいですね。
息子は理科と社会の2冊をやっていました。割合得意な科目だったので、苦手な単元のみをつまみ勉強。
この2教科は暗記の多い教科なので、かみ砕く必要もないため、このワークで十分でした。
受験を意識した問題集としては、「文理」の「完全攻略」シリーズを。
地元の公立高校入試対策にはちょうどいい難易度でした。こちらは数学と英語の文法、国語の文法の3冊を買って、つまみ勉強していました。
そして息子は高等専門学校(高専)を受験予定だったので、中学3年1月からは高専の過去問題集を中心に勉強していました。
高専は公立高校とは出題傾向も難易度もだいぶ違うため、受験したいな、と思っているなら過去問、やっておくといいですね。
まとめ
今日は支援級在籍だった息子が、高校受験の準備で使っていた紙の教材についてご紹介しました。
その時の理解度・頭の疲れ度・かんしゃく勃発危険度を予測しながら(笑)、様々な種類の教材を試していた息子でした。
教材の5分の4は手をつけずに終わったので、「なんかもったいない感」がありましたが。(高専の過去問題集だけは、第一希望校だったので一巡しました。「一巡しか」できませんでしたけどね…)
まあ、全部やっていたら燃え尽きちゃう…いや、爆発炎上しちゃうので(笑)。お互いの安全上、「まあ、いいや。苦手な単元だけでもちょろっと手をつければ」くらいに思って諦める気持ちもまた必要。
もったいないけどね…(ってまだ言ってる…)。
これから進路を考えられる発達障害児の親御さん・本人にとって、この息子の実例がひとつのやり方として参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
