こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
発達障害児息子、何とか受験が終わり、この春から新しいステージへの道が確定しました。
その後大変だったのが、親の私の「偏頭痛」でした…。
受験から解放されて…
お陰様で発達障害児息子の受験も無事終わりました。
本人の第一希望の学校、第一希望の学科に合格し、公立高校を受験する皆より一足先に受験から解放されました。
いや、頑張った…。(どっちかというと、私の方が…(笑))
願書を出してみたら、倍率が去年よりずっと高くなっていたことにびっくり!
慌てて息子の受験勉強のテコ入れをして、癇癪と格闘しながらも、何とか乗り切った2ヵ月半でした…。
息子くんは分からない問題にぶち当たると、100%癇癪勃発!
癇癪時間+クールダウン時間+勉強時間、そして次の問題で癇癪勃発!
これを延々繰り返す感じなので、毎日の受験勉強時間は結局1時間半くらい…?受験生の勉強時間としてはこの短さどうなんだ??って感じで心配になるよねえ。
正直合格は五分五分かなあ…と思っていたので(しかも支援級からの受験という、もしかしたらはねられるかも…??な不確定要素もあったため)、合格通知を目にした時には5度見してしまいました…(笑)。
そんなわけで合格発表後2日目で、緊張し続けていた脳が緩んだのか、尋常じゃない偏頭痛で私は1週間もダウン。
私史上最強の痛みの強さ&長時間(まる1週間)。
食べ物どころか一口の水さえもすべて嘔吐してしまい、4日間水さえ飲めずにいたので、これは別の病気とか…??と心配した夫が大きな病院での休日診療へ連れて行ってくれました。
CTスキャンもレントゲンも撮ったのですが、特に原因は見つからなかったので「偏頭痛最強レベル更新版」ということに落ち着いた結果でした(笑)。
とにかく吐き気だけは止めて欲しかったので(何も飲み食いしてないので、胃液ばかり吐いていました)、吐き気止めをもらって、やっと落ち着いた感じです。
その間の唯一の癒しがうさぎちゃん先生でした。具合が悪い時は、黙って横で撫でられながら一緒に寝てくれます。癇癪息子の癒しも担当する、大忙しなうさぎちゃんです。
頭痛対処法の本
そんなわけでもう大変な思いをした私。(誰のせいだっ!息子っっ!!)
今までの偏頭痛対策情報を更新して、もうこんな辛い時間を減らさなきゃ!と頭痛に関する本を色々と読み漁りました。
大抵の情報は既に知っているものだったのですが、新たな情報を教えてくれたのはこの本。
それではこの本で推奨されていた一部の「頭痛対策法」をご紹介します。
ミネラルウォーターは硬水の炭酸水を
硬水系のものに多く含まれているマグネシウムには、脳血管を安定化させる作用があるため、脳血管が異常に拡張することで起こる片頭痛にはおすすめです。
マグネシウムには腸の働きをよくする作用もあります。片頭痛の際には胃腸の動きも悪くなるため、こうした観点からもおすすめの飲料水です。
硬水系の炭酸水ならばベターです。炭酸には、腸の動きをよくする作用と腸の壁にへばりついている(大腸がんの原因にもなる)宿便を取り払い、洗浄してくれる作用があるため、腸から老廃物が吸収されることを防いでくれます。
引用元:「頭痛は消える」 清水 俊彦・著
私は比較的ミネラルウォーターをよく飲んでいるのですが、炭酸は苦手。
それでもあんな激しい頭痛を改善できるのならば!と炭酸水をいくつか買ってきて飲み比べてみました。
ちなみに日本の水はほとんど軟水なので、硬水の炭酸水は海外のものが主流となります。ペリエとかオジュとかが有名ですが。
様々飲んでみて、私が一番気に入ったのはイタリアの天然炭酸水「サンペレグリノ」。
炭酸嫌いな私でも優しい喉越しと、甘味もしょっぱさも感じにくい、フラットな味。
そして何より海外の天然炭酸水の中では安い!(毎日続けるのに価格は重要!)
炭酸嫌いなので、飲んだ時の胃の膨張感はまだ慣れないのですが。
1週間試してみたところ、時々ある「夜中に頭痛で目が覚めてしまい、頭痛薬を飲んでもう一度寝る」ことがなくなりました。
もしかして今後またそのような日が出てくるかもしれませんが、3月初めの急激な低気圧の中でも頭痛薬を飲む日がなかったので、ちょっとびっくり。
もしかしたら私的にはとても合っていた対処法かもしれないので、しばらく続けてみるつもりです。
片頭痛薬は結構高いので、炭酸水で服用頻度が減るなら安いもの!もちろん水の方が身体にも負担がないですしね。
甘いものを常備しておく
脳血管は血糖値に敏感に反応します。血糖値が減少すると脳血管は縮みがちになり、脳血管の周囲の神経を刺激して、片頭痛発作が起こりやすくなるのです。
カラダの中で、当分の消費量が一番多いのは脳ですから、仕事で頭を使った後は血糖値が極度に低下しているため、頭痛が起こりやすくなっているのです。
ちなみに欧米では、血糖値が一定になるように、片頭痛持ちの人には1日6食(朝、10時、昼、3時、夜、就寝前の6回)を推奨しています。
引用元:「頭痛は消える」 清水 俊彦・著
実は私、あまり甘いものが好きではありません。
チョコレートは好きなのですが、1日の中での糖分は、周りの人と比べるとかなり少なめのようです。
この本を読んで、そうか、私、実は糖分摂取量足りないの??と気付きました。
本では飴などを持ち歩くように、となっていましたが、飴も好きじゃない。
ジュースも好きじゃないし(甘いモノを摂取したあとの、口の中に残る甘味が苦手なのです)、どうしたものかな…と今は「持ち歩ける何か甘いモノ」を模索中です。
日光浴を習慣に
頭痛持ちの人は、春先こそ日中半袖シャツで肌を露出させた服装を心がけてほしいものです。
頭痛に関連している「セロトニン」という、脳の血管や神経細胞を安定させる物質の合成には、肌で受ける日の光が必要です。
春先はまだ日の光も淡く、地方によってはどんよりとした曇り空や降雪が続くため、肌の露出度が少なく、セロトニンが合成されにくいのです。
実際、脳内でのセロトニンの減少から起こるとされる「うつ病」の発症率は、冬場の日本海側の地方で増加する傾向にあると言われています。
引用元:「頭痛は消える」 清水 俊彦・著
日光浴がうつ病改善に大きな効果を発することは知っていましたが、頭痛予防にも効果的とは知りませんでした。
言われてみれば、感情の安定を司るセロトニンが多く合成されるのならば、血管の膨張や縮小も安定するはずで。
そうなると急激な血管の膨張・縮小で引き起こされる頭痛(緊張型頭痛は血管の縮小で、片頭痛は血管の急激な膨張で引き起こされます)も頻度が少なくなる、ということ。
私が南の島が大好きで、異常に惹かれるのはそのせい…??(笑)
確かにノースリーブで日差しをガンガン浴びる南の島では、頭痛はほとんどないです。
私にとってはシミができるよりも、頭痛の頻度が少なくなることの方が絶対嬉しい!!
これからは窓際の席を率先して選ぶようにします!
こんな南の島のリゾート気分で、春になったらベランダでちょっと仕事してみようかなあ~。日光は肌からの吸収なので、半袖シャツは春先ちょっと肌寒そうだけど…。
まとめ
いかがでしたか?日本では約840万人が片頭痛に悩まされているそうです。
慢性的な頭痛に悩まされている日本人は約4000万人にのぼると言われており、3~4人集まれば必ず1人は頭痛持ちという計算です。
国民病と言われる糖尿病の患者数は約950万人、腰痛に悩んでいる人は約1000万人と言われていますから、糖尿病や腰痛よりはるかに身近な国民病と言えるでしょう。
引用元:「頭痛は消える」 清水 俊彦・著
私の頭痛は緊張型頭痛(肩や首のこりなどで血流が悪化して起こる頭痛)と片頭痛(敏感な脳の異常な興奮が原因の頭痛)の両方。
頭痛薬も病院から処方された薬を2種類持ち歩いています。(市販薬は全く効かなくなりました)
よく妊娠したらあれほど苦しかった頭痛がなくなる、更年期を過ぎたらなくなる、と言われていたので期待していたのですが…。全然でした…。
そんな頭痛に悩まされる方に「こんな対策もあるんだって!」という情報を今回はお伝えしました。
毎日フルパワーな発達障害児育児ですから、頭痛はしょっちゅう。(よく血管ブチ切れて大声あげてるから、血管はしょっちゅう膨張する!これが根本的原因だっ!)
自分の身体と上手にお付き合いをしながら、これからも一緒に頑張りましょうね!
気になった方は是非。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。