発達障害だって、頑張るもん!

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注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【メリークリスマス☆彡】 さよならのクリスマスツリー。

ベージュの背景に白いクリスマスツリー

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

発達障害児息子も、お陰様で中学3年生。息子が生まれてから買った、電飾で彩られたクリスマスツリーは、今回で最後のクリスマスにすることになりました。

 

● さよならのクリスマスツリー。15年の想い出。

 

 

白い電飾のクリスマスツリー

 

結婚当時、我が家にクリスマスツリーはありませんでした。

 

結婚してすぐに転勤した地域は、知り合いもいない雪の多い地方。

厳しい寒さに対する知識もなく、凍えた古いマンションで過ごしていた若い頃。

吹雪の多い、暗くて寒い冬が寂しくて、トイザらスで2000円程度の安価なクリスマスツリーを買って部屋に飾りました。

 

それから10年。息子が産まれたので、クリスマスツリーもバージョンアップすることに。

授乳と寝不足で、そんなのどーでも良かった私は、全て夫にお任せ。彼はネットで色々吟味して好みのツリーを取り寄せ、飾りつけました。

 

夫は大人っぽい、白い電飾とシックな緑色のガラスボールを配したツリーを選択。

外国製のオーナメントはとても美しく、凛とした佇まいのツリーとなりました。

 

クリスマスツリー

 

色とりどりの電飾は子供っぽい?

 

それから1年。街がクリスマス一色になってくる12月。

ベビーカーを押しながら駅から帰途につく通りで、小さな息子が興味深げに必ずベビーカーから身を乗り出す場所がありました。

それはカーディーラー店の前でした。

 

新車が展示されているガラス張りの店内でちかちか光る、クリスマスツリー。

1メートルほどのそれは、電飾が赤、黄色、緑、青、白と色とりどりの、オーソドックスなものでした。

息子はそこを通るたびに、小さな手を振りながらカラフルな電飾に見入っていました。

 

色んな色がたくさん混じったチカチカ光る電飾。それは私が子どもの頃におうちにあった電飾と同じようなものでした。昭和の時代は、カラフルな電飾が主流でしたから。

 

そうだよね。子供だもの、やっぱり色とりどりな灯りが楽しいよね…。

大人っぽい都会的なツリーを堪能していた夫は不満気でしたが、私はトイザらスで勝手にカラフルな電飾を購入しちゃいました。

 

クリスマスって子供に優先権があるような気がして。

 

だって、あんなに寒空の下でちかちか光るカラフルな電飾に見入っている息子を見たら…。

「えー、一気に昭和っぽくなっちゃってダサくなっちゃうよ…」という夫の言葉を聞いても、買わずにはいられなかったのです。

 

クリスマスツリーと子ども

 

さよならのクリスマスツリー

 

あれから15年。

色とりどりの電飾は、癇癪や自傷で壮絶だった幾度のクリスマスも、カラフルに部屋を彩ってくれました。

そして12月25日の朝には、ちかちか煌めくツリーの下のプレゼントの箱を、満面の笑みで手にする息子を照らしてきました。

 

そんなツリーも壊れて傾きがひどくなり、紐で壁に固定しないと自立できなくなってしまいました。

毎年飾りつけを楽しんでいた息子も、今は勉強の合間のユーチューブを見る方が楽しそう。

 

そんなわけで、「そろそろクリスマスツリーって歳じゃなくなったようだし、壊れているから今年はもう無しでいいんじゃない?」

と言っていた夫に、「最後だから今年だけは飾ろうよ」と言って、リビングの一角に設置してもらいました。

 

メリークリスマス。最後のカラフルな電飾です。

 

昼のクリスマスツリー
夜のクリスマスツリー

緑色のガラスボールはもっとたくさんあったのですが、毎年飾りつけをするたびに1個ずつ、息子が落として割っていました(笑)。それもいい想い出。

クリスマスツリーの下の、小さなくまさんのオルゴールは、結婚前に夫からプレゼントされたもの。クリスマス前後に入院していた私に持ってきてくれました。

 

まとめ

 

クリスマスが終わったら、壊れたツリーは処分しようと思っています。

来年は前回ご紹介した北欧のシンプルツリーで、ささやかなクリスマス気分を味わうだけの予定。

 

coco-disorder.com

 

さよならのクリスマスツリー。赤、オレンジ、緑、青。何色もの華やかな電飾は、街のどこかで目にするたびに、何年経ってもきっと私にあの情景を思い起こさせることでしょう。

 

小さな手を振りながら、ベビーカーから身を乗り出して見入っていた息子と、その後に続く壮絶な障害児育児の時間の片鱗を。

 

皆様にも、どうか温かい時間が降り注ぎますように。

メリークリスマス。

心からの祝福を。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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