こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日はじゃあ実際、癇癪息子のゲーム事情はどうなっているの?というお話です。
小学校低学年時
さて、ゲーム障害が怖くてずっとゲームを与えられずにいた息子。じゃあ平日はどうしているのかというと。
低学年時は、宿題が終わったあとは廃材工作や粘土、レゴブロックなどで遊んでいました。
ですがこれ、実は凄く大変。
読書以外一人では過ごすことができない息子。小学校から帰ってきた瞬間から宿題 ⇒ 自由時間、その間起こす癇癪までママが付きっきりです。
遊びの間も常にぴったりとくっついて相手を求められます。一人で勝手に喋っているならいいのですが、会話のキャッチボールを求められるので、30秒も口を閉じている暇がありません。
多動(ADHD)ですから、お口の多動も半端ないんですね。
ちょっと喋り疲れて黙ってしまうと、「ママっ?!飛行機の話だよ!ねえ!何色の飛行機がいい?ママっ?!ねえ!色だって言ってるでしょ!色!いろ!ねえっ!!」
答えるまでこんな風に騒ぎ続け、しまいにはかんしゃくに発展。
付きっきり。かなりしんどいですね。
夕飯の支度や家事などはまるっきりできないので、この頃は夕食準備は息子が学校から帰ってくる下校時刻までに完全に終えるようにしていました。
焼き魚も既に焼いておいて、食べる時間にちょっと温めるだけ。揚げ物も全て揚げておき、盛り付けも人数分終わってそれぞれのお皿にラップがかかっている状態。
夕飯のおかずなのに、全てスタンバイ終了は、午後1時半。夕飯までの4~5時間までそのまま放置…。
揚げたて焼きたての美味しさはもう何年も前に捨てていました。
それだけ息子くんのかんしゃくに振り回されていたんだね。
小学校中学年頃
そんな日々でしたが、学年が上がると時々会話に登場していたゲームの話が毎日必ず出てくるようになりました。
ゲームは出来れば10歳まで我慢させたいものの、ずうっと我慢させていて反動で中毒的に熱中してしまう事態は避けたいものです。
そこで手始めに与えたのは、超簡単なスマホの無料ゲームアプリ。
ゲーム、と言っても「カニさんの時計問題」とか「ピタゴラン」(NHK教育のピタゴラスイッチみたいにしかけを作るゲーム)です。
探してみると、刺激の少ない無料ゲームアプリが結構あるよ。大人が実際にやってみて検討することも大事。
数分で終わってしまうものばかりで、飲食店や病院で長時間待たなければならない場合に「特別ね」といってやらせていました。
それでも、最初のうちは自分で操作するアプリが面白くて、20分でも30分でもやろうとしていて、「もうおしまいだよ」と言われると癇癪を起こしていましたね。
そのうち友達から、「自分も親の携帯電話でこんなゲームやってる」というのを聞いてきて、そのゲームがしたいといって癇癪を起こしたりもしていました。
まとめ
ゲームに癇癪は常についてくるものなんだな、と改めて感じましたね。
ゲームを始めた時点で、「癇癪時限爆弾」を両手に抱えてスタンバイさせているようなものです。
日常生活でも様々な癇癪があるのに、ゲームを許すことであえて癇癪の機会を与えているような気もしました。
しかし、一度与えたゲームの面白さに、もう引き返すことはできません。
そこで悩んだ末、次に私が与えた新たなゲーム…。
次回はゲームがアップグレード?していきます。
本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。