こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日は、スマホの超簡単無料ゲームアプリからアップグレード?した息子のリアルなゲーム事情です。
スマホゲームから学習タブレットの付随ゲームへ
さて。スマホの無料アプリゲームを覚えた息子、当時小学3年生。
数ヶ月して、自分がやっていた「カニさん時計問題」や「ピタゴラン」などの超簡単ゲームよりずっとずっと面白そうなアプリがあるのだということを友達から聞いた息子には、もはやそれらは「ゲームではない」と思えてきた様子…。
そんな息子が、あるとき学校のカウンセラーさんから勧められたタブレット学習。
息子くんの新たなゲームは、スマホアプリに飽きた時期にタイミングよく、このタブレットに付随していたゲームアプリにアップグレードしたよ!
「スマイルゼミ」に決めたワケ
ところで息子が使っているのは、ジャストシステム社から出されている「スマイルゼミ」というタブレットなのですが。
これはある程度勉強すると毎日0~60分までゲームができる、というご褒美がついています。
本体は普通のアンドロイドタブレットなのですが、学習専門タブレットとして様々な設定や制限をかけられた状態で自宅に送付されてきます。
このタブレットに決める前は、普通のタブレットを買って自分で無料教材をダウンロードしてもいいかな、とも考えたのですが。
これがスマイルゼミ。中学校になった今でも継続中です。
ある程度操作できるようになってきたら、簡単なロックなんかすぐ解除できてしまうだろうし、制限かけても網目をくぐってアダルト広告なんかぽんっ!と出てきたりするだろうし…。
制限を常に最新にしておくとか、毎月無料教材探してダウンロードするとか…結構時間も手間もかかるよね…。 第一、夕飯だって4時間前事前調理済みしてまで息子の癇癪に対応しているのに、よく考えたらそんな暇あるわけないし…。
そんな時間貧乏毎日気力ギリギリの私には、この「学習専門」というのが非常に心強く感じられました。
配信されるゲームアプリも、攻撃性がなく安心して与えられるタイプのゲームばかりです。小学生という年齢に見合ったゲームをちゃんとチェックして配信するのでしょうね。
ゲームに慣れた子たちにはぬるくてつまらないゲームかと思いますが、よく考えてみれば小学生なんです。攻撃性も刺激も強いゲームに慣れきっている、ということの方がずっと怖いですよね。
求める刺激は徐々に強くなっていくばかりで、下降することなんて絶対ありませんから。
自己管理できる子なら大丈夫だけどね。発達障害児はなかなか難しい…。
時間制限ができる付随ゲーム
この付随したゲームで遊ぶ制限時間は、親が自分のスマホやパソコンなどから設定できます。これも私的には非常に重要でした。
「そろそろ30分だからやめなさい」なんて言っても絶対にやめるなんてことはありませんから、どんなに白熱していようとも、強制的に設定された時間でカチリ!と終了してしまう非情さ。
しかも、親でさえ60分以上のゲーム時間は絶対に設定できません。ここがミソ。
60分まで、とこの会社が設定していて、それはどんなに親が変更しようとしても無理なのだ、ということが理解できると、不必要な癇癪を起こさなくなります。
実際、最初の頃は設定時間でゲームが切れると大爆発を起こして暴れていましたが、「絶対に延長できないように設定されているんだ」という理由 を2週間くらいで呑めるようになりました。
親も「休日だから今日は特別に80分ね」なんてできません。
例外なく最長60分まで。つい気分が良かったりすると「特別」とか「例外」を作ってしまいそうになりますが、親にさえ例外を持たせないこの非情さは、たまに思考のブレる私にとってはとても助かりました。
これが市販のタブレットで、制限時間を設けるアプリなんか使っていたら、つい「例外」を設けてしまって、息子に毎日例外を求められいたことでしょう。
まとめ
この学習タブレットの1ミッションは大体2~10分で終わるので、息子の場合は5ミッションやったら20分ゲームができるように設定していました。
休日や、やる気のある日は7ミッションで40分。
たまに新しく配信されたゲームがもっとやりたくて、「8ミッションやるから60分!」と息子から交渉してくる場合もありましたね。
以前は自分の思い通りにならないと癇癪を起こして暴れたり叫んだりするだけでしたが、条件を呑むかどうかは別として、この「交渉力」を使うことができるようになったのも、意外な副産物かな、と思いました。
今後成長していく上で、「交渉していく力」はとても重要なものですから。
疲れや気分で、ゲーム中に癇癪を起こしてしまうこともたまにありますが、まあそんな日もあるかな…ってことで大目に見ています。
第一、どんなに暴れようとも、60分以上延長できないようになっています。こっちも腹をくくって対応できます。
こんな息子の小学校4~5年生頃のゲーム事情。5年生の冬には10歳も超えたので、いよいよニンテンドースイッチが入ってきます。
次回はswitchが手に入ってどうなったかを綴っていくよ!
本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。