
こんにちは。ココです。
注意欠如多動症(ADHD)で自閉スペクトラム症な息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日はシリーズ化してきた「写真で見よう!」できるとき、1日1捨。今回で10回目になりました。
第10弾はどんなもの?
前回公開した「捨てたモノ写真」。
スケジュール帳やエコバッグなど、多彩なモノの断捨離でした。さて、今回はどんなものかな~??
1・2日目


インテリア用置物とコンパスや三角定規。
置物は、玄関を明るく素敵に彩るために買ったもの。
その当時は活躍していたのですが、その後コロナになって、玄関先には家族それぞれのマスクやアルコール消毒薬が優先的に置かれるようになり。
今は高校生息子の自転車の鍵や授業で使う関数電卓・イヤホン・充電器、夫の鍵、社用カードなど溢れんばかりのモノでいっぱいなので、飾り物を置く場所はなくなってしまいました…。
引き出しに入れたり、かごにオシャレに収納したりすると、取り出すための「1アクション」が必要になってしまうので、ADHD息子や多分ADHDな夫(診断したことないし働いていけるので(笑)、別に診断名は必要なし!)の「取り出しやすさ」を優先しました。
本当は玄関に花を飾ったり、絵を飾ったり。っていうのが風水的にいいのでしょうが(笑)。
発達障害の家族がいる我が家は「合理性」に指針をとっています。

さようなら、美しいインテリアと幸福を呼ぶ玄関…(泣)。
右は息子が小・中学校で使っていたコンパスやら分度器やら三角定規やら…。
これらは大量に所持していましたね。
特性のある子でもラクな「特別な仕様の文房具購入!」 → 紛失 →
新たにまた購入!(高いけど…) → 紛失 →
さらに購入! → またまたロスト →
もういいや、100円ショップので何とかして! → すぐ折れたり歪んだりして意味ナッシング…。。。
これを中学卒業まで繰り返していました…。

発達障害児育児って、精神擦り減るわ体力持っていかれるわ色んなところにお金が飛んでくわ…で、白目になっちゃうよね~。
3・4日目


ボーネルンドの木製汽車とレールのセット。セントジェームスのロングTシャツ。
ボーネルンドの木製の汽車とレールのセットは、(お高いのに)10年の不妊期間&流産ののちに生まれてきてくれた息子にどんどん貯金を投入していた時期に買ったもの(笑)。
30代後半まで夫婦二人だったため、貯金もあるし、発達障害児育児で脳内がぶっ飛んでいたので(別な意味で…)、あれこれ買っていましたね。
結構いい値段がする良質な製品なのですが、最近はリサイクルショップに持って行っても引き取らないそうです。
施設や保育園なども同様。衛生上の観点からだそうですね。
日本は衛生基準が非常に高く、クレームリスクを避けたいという業界事情があって、海外のように寄付などは気軽に受け付けないみたいです。お下がりも嫌がられますしね。
(ちなみに我が家では、おもちゃも衣類も絵本も何でもカモーン!でした。たくさんの先輩ママからの助言とお下がりを頂きましたね。皆さん、あの時はありがとうございました!)
しかし、その時受付していたリサイクルショップの方が、個人的に欲しいので譲ってくれませんか?と仰られたので、差し上げました。
障害のある(ような気がする)甥っ子さんが電車好きなのだそうです。
発語がないそうですが、もしかしたらこれでコミュニケーションがとれるかもしれない、と思って…。とのこと。
必要とされている方にお譲りできて嬉しかったです。
セントジェームスのシャツは夫のもの。
セントジェームスと言えば、あの巨匠・ピカソが着ていたボーダーシャツが有名ですね。
フランス生まれで生地も良質。普遍的な洋服で、19世紀から愛され続けているブランドです。
夫のお下がりで息子が2年ほど着ましたが、袖がのびてきたのでチョキチョキして「古布BOX」へ。
最後にお掃除に使って、天寿を全うしてもらうつもりです(笑)。
5・6日目


夫の靴。黄色いマフラー。
夫の靴は、もう履き倒したので処分。
彼は私の4倍の靴(妻の4倍って凄くないですか??)を所有しているのですが、これは作業したりするための安価な靴なので、すんなり処分してくれました。
黄色いマフラーはユナイテッドアローズで購入したものなのですが。
厚手の素材なので、すごく巻きにくいし肩が凝っちゃう…。
厚手のぐるぐるマフラーしている女の子って可愛いけど、あれは肩こりと無縁の人の特権ですね(笑)。
数回使っただけだったので、リサイクルショップへ。
色は鮮やかで顔がパッと明るくなって、良かったんだけどなあ…。。。
7・8日目


付録の電子辞書。片方だけになった靴下たち。
電子辞書は、小学校から続けていたスマイルゼミを中学入学後も継続するときに貰ったプレゼント。
電子辞書は既に持っていたし、ADHD息子は面倒が苦手なので、紙の辞書も電子辞書も、結局使いませんでした。
そもそも「意味調べ」「単語調べ」なんていう時間のかかる宿題は支援級なのでありませんでしたね。
小学校の時に買わされた辞書も、彼にとっては「ただの読書としての読み物」でした(笑)。
勉学に熱意を持っている子たちは辞書引き、やっていたようですが。
我が家は「オッケー、グーグル!」。これ一択。
なのでリサイクルショップへ。
右は片方しかない靴下軍。片方穴が開いたり、なくなったりしたのでしょうね。
「いつか片方出てくるかも…」と片割れをお待ちしていたのですが、いつまで経っても出てこないので、これらはチョキチョキして古布BOXへ。
9・10日目


左はショートパンツ・筆箱・技術の授業で作りかけで終わった教材。右はおもちゃとライト。
左のショートパンツは夫のもの。グラミチのものですね。
「グラミチ」はアメリカ・カリフォルニア発のブランドで、もともとはクライミング・ショーツから始まりました。
ベルトが片手だけで調節できる、機能性パンツが売りで、サーファー・スケーター・アウトドア界でも人気です。
これは息子も履いているもの。伸縮性があるので、すごくラクだそう。息子の学校の体育着は自由なので、体育の時もこれで学校へ。
伸縮性があり、ベルトをしたくない発達障害児息子にとっても、「片手で調整OK」なグラミチは着心地・利便性がいいようです。
夫のお下がりのグラミチのパンツは何本か履いているのですが、ショート丈は嫌だというので、リサイクルショップへ。
筆箱は息子が小学校の頃使っていたもの。
しばらくは「思い出がある」というのでとっておいたのですが、この間聞いたら「もういいかな」と言うので、処分。
写真下の箱に入っているものは、技術の授業で作りかけのまま終わってしまった作品。
息子は支援級在籍で、技術の時間も普通クラスで受ける「交流級」を選択していたのですが。
支援級って、「支援級在籍なら絶対受けなければならない」授業があったりするんですよ。(学校によります。)
そうするとどうしても「普通クラスで受ける授業が時々潰れてしまう」ため、特に「技術・家庭」「美術」など、数ヶ月で1つの作品を仕上げるものは、仕上げきれないまま次の単元に移ることが多かったです。
そんなわけで実技系の教科の「内申点」は低くなります。「未完成」のまま提出、なので当たり前なのですが。

高校を推薦で受けたい!だから内申点は絶対重視したい!というタイプの子は、ここら辺をちょっと注意してね!
中途半端なままの作品は、いつか家で仕上げようと思っていたようですが。
もう今は毎日課題に追われている日々なので「暇がないから、もういいや」とのことで、処分。
右は息子のおもちゃと、景品でもらったライト。
光るモノ、飛ぶモノ、走るモノ、回るモノ、鋭利なモノ、棒状のモノ。
男の子が大好きなモノシリーズですが(笑)、「もういいよ」というので、リサイクルショップへ。
まとめ
今回は息子のものが多かったような…??
モノへの「想い出感」が強かった息子ですが、今の高校生活がそれなりに楽しいからなのか、以前ほどモノに執着しなくなってきたように感じます。
「リア充!」と胸を張るタイプではないけれど、小中学校の支援級にいた頃よりも、今のほうがずっと居心地がいいように見えますね。
専門性のある学科に入ったからなのか、クラスメイトとは興味の方向が似ていて、踏み込みすぎず、でも離れすぎない距離感。
理系特有のちょっと独特な空気をまとった子たちが集まって、似た者同士のように、ふわっと馴染んでいる。
そんな環境が、今の彼にはとても合っているのでしょう。

「今」が満たされていると、人は自然と「過去」を振り返らなくなるものです。
かつては手放せなかったモノたちを、少しずつ手放せるようになってきたのは、きっとその証なのかな…と思いました。
モノが減るのに比例するように、息子の笑顔が増えていくのを感じながら、ああ、ここまで来られたんだな、としみじみ思うこの頃。
でも、その軽さは、あの大変さをくぐり抜けてきたからこそ味わえるもの。
屈辱も、無力感も、涙も怒りも、どうしようもない絶望も。
全部抱えたまま、それでも這いつくばって前に進むしかなかった日々があったから。
今、登校する彼が坂道を自転車で駆け上がりながら、「うおー!!いっそげー!!」と風を切って笑っている姿を見ると、そんなことを想い出すのです。
あの頃、がれきの山道を、這うようにしてでも歩き続けてよかった。
そう思わせてくれる「今」が、ようやくここにあるのだと。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

