こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
一時期かんしゃく息子が機嫌よく食べられるようになった朝食。
ところが6年生になって時間割も課外活動も一気に増えてきて疲れているのか、朝の食欲が不振になってきました…。そんな我が家の最近の朝食をご紹介します。
朝食メニュー何にしよう?そんな時の参考のひとつとしてご覧ください。
コロナの影響で「食欲減退」
去年までは朝食改革の甲斐あって、毎朝しっかりと朝食をとっていた息子。
朝食改革までのお話はこちら!
ところが6年生になって6時間目が増え、最高学年としての課外活動(特別清掃や委員会、下級生のお世話をする活動)など授業以外の活動も多くなってきてから、朝ごはんへの食欲が減退するようになってきました。
コロナの影響で宿泊学習やら音楽鑑賞会やら文化祭やら、子どもにとって学校生活の中で息抜きにもなる楽しい行事がどんどん中止されている現在。
家庭科の調理実習や理科の実験なども書面上やタブレットだけで学ぶだけのことが多くなり(密にならないように、なのでしょうね)、 「動き」を容認される授業がほとんどなくなってしまった学校は、ADHDを持つ息子にとって忍耐ばかりの毎日となっているようです。
実験や校外活動など「動いて可」な活動を封じられ、今まで以上に着席していることや必要以上喋らないでいることを強要されている事態は、ADHDっ子にはストレス過多。
息子の場合、そのストレスが「朝食の食欲減退」となって表れているようです。
「食べやすく」「少量」な朝食を
そんな息子。朝起きてくると、テーブルに用意された朝食にまたしてもこちらがイラッ!とするような不機嫌なため息と態度を表すようになってきました。
最初のうちはその態度を正そうとしていた私ですが、まあ「言っても無駄」な息子です。
ここは私の方が「こんな時期もあるよね」と割り切ってちょっと朝食に工夫した方が、遥かに「私にとって」気持ちがラクになるはず…。
そう考え直して、今までの朝食を「息子にとって食べやすい」メニュー、「頑張らなくても食べきれる」程度の「少量化」という方向でメニューを仕切り直すことにしました。
とても楽しく見やすかった山田さんの献立の記事。
1週間を通してのメニュー紹介が参考になったので、今回は私も1週間通してご紹介してみたいと思います。
1週間の朝食メニュー
月曜日
- ハムステーキ
- 目玉焼き
- オレンジとレタス
- ごはん
オレンジはスマイルカットしたのち3分の2まで包丁で切り目を入れて、一口で食べられるようにしています。
このひと手間が、癇癪を防止するコツ(笑)。
火曜日
- レーズントースト
- 牛乳入りプレーンオムレツ
- ウインナーとレタス
- ヨーグルト・手作りイチゴソース添え
オムレツは卵3個に塩・胡椒・大さじ2杯の牛乳を入れて、バターでふんわりと焼き上げます。(3人分の分量です)
オムレツは牛乳を入れることで、ふわふわとした優しい舌触りに仕上がりますよ。
水曜日
- スクランブルエッグとベーコン
- おとうふかまぼこのバターソテー
- オレンジとレタス
- ごはん
おとうふかまぼこは白身魚と大豆を練り合わせたもの。笹かまぼこで有名な宮城県の商品を好んで買っています。
やわらかくてバターでソテーすると美味。はんぺんに似ていますが、どちらかと言うと笹かまぼこをふんわりとさせたような味です。白身魚の含量が豊富なので、お魚好きさんにはおススメ!
魚嫌いでもこのバターソテーなら臭みが全くないので食べられる、という方は多いそうですよ。
宮城県では他にも色んなお店が「おとうふかまぼこ」を販売しています。
ちなみに我が家は「むう」という商品がお気に入り。全国的にも人気があるようですよ。
木曜日
- 生ハムサンドイッチ(生ハム・レタス・キュウリ)
- ほうれん草とにんじん・卵のコンソメスープ
- カットバナナ・生クリーム添え
ほうれん草とにんじんは前日の夜にカットして、タッパーに詰めて冷蔵庫でスタンバイ。朝は鍋にバターを溶かして、タッパーの野菜を炒めたあと水とコンソメを入れるだけ。
バターでコクのあるスープになるので、たくさんのほうれん草を美味しく摂取できます。
このスープは僕の好きなスープだよ!ママも子供の頃大好きだったんだって。
我が家のパパは毎朝の起床時間が変動する営業マン。夜帰ってきてから「明日は5時20分に起きるから」なんて時にもイラっとせず対応できるように(笑)、朝食の下準備は夕飯を作りながら一緒にやってしまいます。
金曜日
- 焼きおにぎり
- ウインナーとスナップエンドウのソテー
- りんご
- 前日の夕飯の豚汁(豚肉・じゃがいも・にんじん・ゴボウ・こんにゃく・ 長ネギ)
焼きおにぎりは冷凍食品。パパのお弁当を詰めたら「あ、ごはん足りない!」って時のために(笑)冷凍庫にひとつはストックしてあります。
僕のおすすめはニッスイのこの商品!味がしっかりしていて、お米も美味しいよ!
土曜日
- 餃子の皮のピザ
- JALビーフコンソメスープ
- いちご
餃子を作るとどうしても余ってしまう「皮」。その「皮」のリメイク料理。
油をひいたフライパンに隙間のないよう餃子の皮を並べてケチャップを塗り、輪切りにしたウインナー、ピーマン、コーンをトッピング。上に溶けるチーズをのせたら、フライパンで焼くだけ。
私はちょっと焼いてから蓋をして数分、チーズが溶けてきたら蓋を外して水分を飛ばし、パリッとさせます。
チーズが溶けて餃子の皮に焼き目がついてきたらフライパンからおろして切り分けます。
クリスピーみたいに薄い生地になっているので、パリパリと食べやすいようです。
リメイク料理は「またこれ出てきたよ…」感がありますが、餃子の皮ピザは全く違う料理に見えて、しかも美味しい!
そしてスープは我が家全員大好きなJALのビーフコンソメ。インスタントものが苦手な家族が「これは大丈夫」という商品です。
自分でも試行錯誤して作ってはみたのですが、なかなかこの味にならず…。生協で注文したり、ネットでまとめ買いしたりしてストックしています。
肌寒い時期のキャンプでも温かい飲み物として活躍!
日曜日
- フレンチトースト
- カットバナナとキウイ・生クリーム添え
- ヨーグルト・手作りイチゴソース添え
平日は朝早いことが多いので、日曜日はちょっとゆっくりな起床をしています。そんな日に限って早く起きたりする息子にイラっとしないよう(笑)、前日の夜から仕込んでおいて朝には焼くだけのフレンチトーストはよく登場する週末ブレックファスト。
卵2個と砂糖大さじ2杯、牛乳120㏄にバニラエッセンスを入れた卵液に6枚切り食パン3枚をカットして浸しておくだけ。翌朝はバターで焼いてメープルシロップをかけていただきます。
バニラエッセンスの匂いでいっぱいになる日曜日の朝。SWEETな気分になるから、かんしゃくスイッチも消滅するよ!
まとめ
単品で紹介されるレシピより、組み合わせも参考にできる献立1週間タイプのお料理特集が好きな私。献立に悩んだときに参考程度に見ていただければ…と思い、まとめてみました。
多動かんしゃく満載なココ家の朝食1週間。品数が少ない献立ばかりですが(笑)、楽しんで頂けたら幸いです。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。