こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日ははてなブログのお題に参加!今週のお題「本棚の中身」。
白いシェルフが本棚代わり
そもそも我が家には「本棚」というちゃんとした家具は存在しません。フリーに色々なものを入れられるようなありきたりのシェルフがあって、そこに本やキャンドル、処分しようかお悩み中の洋服、文具類などが用途別に入れられています。
シェルフはIKEAの商品で7999円でした。IKEA商品は重いのが難点ですが、日本製にありがちな「何か安っぽい」感がなく、基本シンプルでインテリア性の高いものが多いので、これは引っ越ししても使っています。
息子の本棚枠
我が家ではこのシェルフの8マスあるうちの3マスを本棚として使っています。
1つは息子のマス。学校で使う辞書や通信教材が入っています。
ADHDな息子は、本は一度読むともう飽きてしまうので、繰り返し何度も読みたいという本がありません。そのため所有していたほとんどの本を手放してしまいました。
例外的にずっと置いてある本は「ピーターラビット」の小さな洋書と理科系の図鑑1冊。それにパパが魚好きな息子のために初めて買ってきてくれた、魚の本。
これらは「時々開いて読みたい」というよりも「所有していたい」という理由で本棚においてありますね。
ピーターラビットはイラストがとても綺麗でかわいいから、息子くんは時々開いて笑ってるよ。癒されるんだって。
ふたつめのマスは図書館で借りた本のマス。
本好きでたくさんの本を読む息子ですが、前述の通り、一度読んだ本はもう読みません。そのため我が家では図書館で借りた本が常に30冊くらい並んでいますね。
全部読み終われば一気に返して、また一気に借りてきます。
図鑑や科学書、小説やマンガや雑誌。多種多様な本を読むので、このマスは背表紙がとてもカラフルに並びます。
私の本棚枠
3つめのマスは私の本が入っています。図書館に行った際、息子の本だけでなく私も1、2冊何か借りてくるのですが、遅読な私は返却日までたいてい読み切れません。
それでもすごく気に入った本は、後で探して購入して、じっくりと時間をかけて読んでいます。
そんな本が40冊くらい。私は息子と違って数年後にまた読み返したりするタイプ。
数年経ってから読むとまた違った発見があったりするので、なかなか処分できません。
書店で購入する本がほとんどなので、背表紙は1色。いつも書店でカバーをかけてもらうので、そのカバーの色で綺麗に統一されていますね。
探すときに題名が分からないのでいちいち開かなければなりませんが、ゆっくりと選ぶ時間もまた楽しいので、あまり苦ではありません。
ちなみにパパは新聞や雑誌みたいに長期間所有する必要のないものをよく読むので、パパのの本棚マスはないんだよ。
本のジャンルで思考タイプが分かる
ところで本棚に並んでいる本を見ると、その人の思考タイプも何となくわかってくるような気がしませんか?
息子は自然科学や歴史の「裏の顔」など、理論を展開するものが好き。理詰めで考えたいタイプなので、ファンタジー小説などは並びません。
逆に私の本棚には実用書や哲学など、様々な考え方を提案される本が並びます。あれこれ考えをめぐらすことが1日の大半を占めているので、そんな本が多いのかもしれません。
カフェで絵画集などをゆっくりとめくっている方に憧れますが、私は映像よりも文字の方をつい買ってしまうようです。
でも写真集や絵画の本が本棚に並んでいる風景はとても素敵なので、いつか私も1冊くらい手に入れてみようかな、なんて思っています。
パパは最新の情報が手に入る雑誌や新聞、フリーペーパーなんかをよく読むんだ。流行に左右されやすく、物欲が強い。持論の展開よりも現代で著名な人の意見を引用することが多いよね。
なるほどね。僕は「科学的に証明された理論」を中心に考えるタイプだし、ママは「多角的な視点」を求めるタイプ、パパは「今、旬な情報」から自分の見方を変えるタイプってわけだね。家族それぞれの感覚は面白いね!
まとめ
タブレットひとつで本も映画も音楽も、簡単に手に取れる時代。それでも紙媒体の本が並ぶ風景の中ではゆったりとした時間が流れているような気がして、私も息子も夫も、本を時々手に取ります。
いつか出窓のあるお家に引っ越せたら、そばに小さな椅子と本棚を置きたいな…。なんて夢見ている私です。
本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。