
こんにちは。ココです。
注意欠如多動症(ADHD)で自閉スペクトラム症な息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
発達障害児息子くんの「高専生のリアルな日常」。今日は「ビーカー洗い」のお話。
高専生、今日もやらかす
自宅キッチンは実験室ではありません



「これ、実験のたびにやるのかあ…。そしてビーカーだけじゃなくて、シャーレやメスシリンダーなんかも毎回毎回…。マジか…。。。」

「ってわけで、洗ったコップとかに水滴がついているってことは、『まだ汚れが落ちていない』ってことなんだよね!」
「……は????」

「うちで洗いあがったお皿に水滴がついているのを見て、先生が言ったことを教えてあげただけなのに…」
「親水性」と「疎水性」
さてさて。化学科の息子が1年生になった最初の頃に、実験演習では、「水滴が残らないまで洗う」ことを覚えさせられたそうです。
汚れが残ってしまうと、化学反応や測定結果に影響します。
微量な油分やイオンが反応を阻害したり、濃度を変えてしまうからなんですね。
スポンジなどで物理的に汚れを除去したあと、流水で十分にすすぎ、さらに蒸留水で最終すすぎをして、洗浄成分や水道水のミネラル分も完全に落としきるまで洗浄を行うそうです。
清潔なガラスは極めて親水性が高くなり、水が薄い膜上に広がるので、水滴が「すうーっと流れ落ちる」状態になるんだそうです。
対して、手の皮脂や洗剤の残り、微細な有機物が付着すると、ガラス表面が疎水性になり、水が丸い粒状(ぽつぽつ)になって残り、汚れや油膜があるサインとして現われるのだそう。

この「水滴が残らないまで洗う」作業は、慣れるまでは相当根気がいるそうです。
微細な「目標測定値」を得るために、何度も実験をし直す際は、「何度も洗い直さなければ」ならないため、3回以上やり直しになると、本当に実験班全員が凹んだ顔をするのだとか…。
頑張れ、化学科!(笑)
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

