こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
すっかり夏!ですね。我が家の発達障害児息子は自転車通学をしています。
勾配の激しい過酷な?通学路。大量の教科書を詰めたリュックを背負って学校に着くと、もう背中はびっちょびちょ…。
そんな息子にこの夏、リュックの背面部に装着して蒸れを解消する、モンベルの「V.B.P. バックパネル」を購入しました。
自転車通学は不安だけど
小学校高学年から中学校3年生まで、5年間支援級在籍だった息子。現在は高校生。
支援級のない通常のクラスで、一般科目と専攻科目を並行して勉強する学校での生活を送っています。
学校までは自転車通学な息子。自転車は乗れるものの、それほど乗っていなかったため、最初は自転車スキルに若干不安がありました。
息子は精神障害2級です。「日常生活に他者の手助けは必要ないけれども、日常・社会生活において困難が大きい」という障害程度。
将来的には特に国からの支援はなく、社会的な自立を求められる領域の存在です。
そのため、親も「いつかは自立」を目指して子どもを育てていかなければなりません。
そのため今はちょっと不安が残る自転車スキルであっても、「事故にあうかもしれないから」といつまでも親が保護していくわけにはいかないでしょう。
本人にも「雨や強風など悪天候以外は自転車で通学すること(悪天候時は車送迎)」を条件に、今の学校を受験させていました。
「ラクなのに流されやすい」発達障害児。すぐ車送迎をお願いしたがることは目に見えていたので、事前に約束。これ重要(笑)。
朝自転車で通学することで、適度な運動になって目が覚めるようです。勾配の急な上り坂も、たまには「うおーっ、今日は行けるっ!」という日もあるそう(笑)。成長しました。
分担!障害児子育て事業
さて、どこか運転がふらふらしている息子が心配な夫。入学前の春休みには、何度か一緒に学校までついていってました。
息子は自転車、夫は走って(笑)。
私は「そこまでしなくても、ゆっくりこげば大丈夫だよ~」と言っていたのですが。
「障害」に対して理解半分な夫で(熱意と根性で何とかやれよ!派。昭和な夫です)、時々私と静かなるバトルをするのですが(笑)。
こういったところ(安全に道路を渡れるだろうか?段差をうまく走れるだろうか?道順はどれが近くてラクだろうか?など)はすごく心配だったようで。
自転車で片道30分の道のりを、何度か道を変えて学校まで一緒に走っていましたね。
よくやるなあ。私は無理。やる気もないし、やろうとも思わないけど…。
帰ってきて「やばい…。心臓と足がやばい…」とぜえぜえ倒れ込む夫を見ていると、まあ息子に対して、私とは別の方向性からの愛はたくさんあるんだよな…と感じます。
私は学校面と精神面のサポートを。夫は一般社会的側面からのサポート(暮らせるだけのお給料を働いてくれるなど)を。
それぞれ分担して、発達障害児子育て事業を展開しているんだよな、なんて思います。
発達障害を理解しているようで何だかな…な夫。「お給料を稼いでくる」仕事と、「障害児育児をする」仕事、それぞれ分担して仕事している、と考えるようにしたら、だいぶ夫へのイライラが減りました。
背中快適!モンベルのバックパネル
そんな自転車通学の息子。5月頃からインナーとワイシャツの着替えを学校に持って行ってました。
自転車で学校に着くと、もう汗で背中がびっちょびちょなんだそうです。
一度それで冷えて風邪を引いたため、着替えを持って行って、学校で上だけ着替えるそう。
そこで先日、夫が登山用品を見たい、とアウトドアメーカー「mont-bell」(モンベル)のショップに行った時に発見した「V.B.P. バックパネル」という商品を購入してみました。
これは背中とリュックの間にメッシュフレームを装着させることで、風が背中を通り抜けて蒸れを解消する、という商品。
画像引用元:モンベルオンラインショップ
ここ数年、夫は仕事の付き合いで登山を時々しているので、「二人で仲良く使うんだったら買ってもいいよ」という条件でゲット。
リュックの上下左右4箇所に取り付けテープを通す簡単装着で、すぐ使えます。
金属フレームも柔らかく、身体に当たっても痛くないそう。
早速通学に使用した感想は…。
肩の背負う部分(ショルダーハーネス)のところは汗びちょになったけど、背中は快適だった!着替えなくても大丈夫だったよ!
取り外しも簡単なので、今度登山に行くときは夫も使いたい!そうです。今回のお買い物は大成功!でした。
まとめ
私たちが高校生の頃と違って、気温の上昇率も異常になってきた昨今。
定型発達の子たちに交じって一生懸命ハードな高校生活を送っている息子は、最近よく風邪を引くようになりました。
大きな5月病もなくここまで頑張っていますが、風邪をよく引くようになったことを考えると、オーバーワーク気味なのかな…と思ってみています。
課題も多く、毎日ひーひー言いながらの高校生活ですが。会話をする子も一人、二人はいるようで(友達になれたかは不明…)、エンジョイ!しているわけではないけれども、まあそれなりに楽しいこともあったりするかな、なんて言っています。
だから親の仕事は、できる範囲での快適な環境を整えてあげて、無事に卒業するまでをサポートすること。
道具で少しだけでも「発達障害があっても、みんなと一緒に学んでいくこと」を手助けできるなら。ちょっとだけ、ラクに学校生活が送れますね。
発達障害がなくても、夏に快適な背中をお約束してくれるモンベルの「バックパネル」。気になったら是非!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。