発達障害だって、頑張るもん!

発達障害だって、頑張るもん!

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【「療育」を受けてみよう・6】 放課後等デイサービスの場合

黄緑色の背景に本を読む女の子

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

今回は息子が実際に行っていた放課後等デイサービスについての体験談です。これからどんな療育をさせようか考えている皆さんの参考のひとつとしてお読み下さいね。

 

● 放課後等デイサービスでの時間。どんな流れになってるの?

 

 

放課後等デイサービス利用開始!

 

さて、療育施設を一つに絞り、施設での面談と書類のやりとりを経て。

息子は週に1日、放課後等デイサービスを 開始することになりました。

 

このときのスタッフの皆さんは、以前他の療育施設で勤務経験がおありだったり、自分のお子さんが障害をお持ちだったりした方が多かったため、「療育」というものへの情熱が感じられる、非常に心強い方達でした。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン





それじゃあ僕が実際に通っていた放課後等デイサービスでの時間の流れを紹介するね!

 

送迎はあると便利

 

まず、利用日にスタッフの方が小学校の昇降口まで車でお迎えに来ます。

普段息子の小学校の昇降口には、色々なお迎えの方が待機していました。

 

放課後等デイサービスだけでなく、塾やサッカー教室、英語教室なども送迎付きが多いようで、結構な送迎車がありましたね。プログラミング教室、ボルダリング教室、学童保育もする幼稚園バス、個人経営の少人数制カウンセリング、地域のおじいちゃんたちによる子育てサポーターなど。

 

苦笑いの女性のアイコン





小学校が終わるとそのまま帰宅して公園へ遊びに…。なんていうことは、今の小学生はないんだな、と時代の流れを感じました…。

 

施設によっては送迎がないところもありますので、ここは確認した方がいいですよ。

低学年時は下校時間が早いので、親が施設まで送っていっても帰りのお迎えの時間まで3時間ほどあったりするので気にならないのですが。

 

学年が上がっていくと6時間目も増えてきますので、下校が15時45分、学校に迎えにいって施設まで送り届けて16時過ぎ。17時半前にお迎えに行くとすると、実質施設での活動時間は1時間程度です。

 

1時間じゃあまり意味が無いし、親もバタバタ。

送迎付きがあるかないかは、結構重要な気がします。

 

実際、送迎がないけど気に入った施設に通っていた子が3ヶ月でやめた、というお話を聞いたことがあります。

親の方が「学校にお迎え → 施設に送る → 自宅に一度戻って → また施設にお迎え」が疲れてきたんだそう。

 

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子どものスキル獲得訓練も大切ですが、「障害児を見ている親に、つかの間の休息を与える」という目的も持っている放課後等デイサービス。

その親が送迎で疲れ果てるのでは本末転倒ですからね。

 

相談支援事業所の方にも「学校や自宅からある程度近い場所をお勧めします」と言われていました。

その時は聞き流していましたが、こういったことが理由だったのかもしれません。

 

放課後等デイサービスでの時間の流れ

 

さて、子ども達はスタッフの方の送迎で施設についたら、手洗い、検温、点呼、おやつ、宿題などをして、集団でボードゲームをしたり、戸外でプランター菜園を作ったりなどの活動をします。

 

この他者を交えたゲームなどで「順番を守る」「勝敗で癇癪を起こさない」「相手の話も聞く」など、息子の苦手とする社会性スキルを培う訓練をします。

 

通わせる親の「ここを訓練したい」という目的の擦り合わせを入所前に話し合いをするので、「とにかく宿題などやらなければいけないのをやらせてほしい」「トイレに間に合うように訓練したい」「すぐに手を出す習性を抑えさせたい」など事前に要望を話しておけば、それなりに対応してくれるようです。

 

そしてお迎えの時間はだいたいどこの施設でも17時半らしいです。

 

うさぎのアイコン





その後私営の別なところが放課後等デイサービスへ子供を迎えに行って21時まで預かる、ってシステムを利用していた人もいたよ。シャワーや夕食も食べさせてからお家に送迎してくれるんだって。こうなると親はもう寝かせるだけだけど、夜遅くまでお仕事をしている人には貴重な利用場所かもしれないよね。

 

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夏休みや祝日、コロナ休校にも対応してくれる所が多いのも魅力。

コロナ休校時は外出もあまりできなかったので、この時はとても助かりましたね。

 

息子の施設はコロナ休校時、2時間弱の活動時間しか利用できませんでしたが、それでも一人っ子である息子にとって他の子と交流する時間が持てたことはストレス発散にもなって本当に良かったです。

 

利用日は上限がある

 

ところでこの施設の利用日ですが、通所受給者証に「月に10日」とか限度が決められて発行されます。

ひとつの施設で月に10日全部使うこともできますし、「A施設で4日、B施設で4日、C施設で2日」など分割して使うこともできます。

 

息子は1つだけの施設を利用していて、週に1日だけ、月4回しか利用していませんでしたが、ほぼ毎日通っている子、3箇所使い分けている子も結構います。

 

利用限度日や訓練したい内容、ママのお仕事の都合など、その家庭で施設の利用の仕方は変わってくると思います。

息子はずっと続けていた習い事もやめたくない、というので無理のないよう週1日にしましたが、是非お子さんと話し合って、親子で負担のないような利用の仕方を見つけてくださいね。

 

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まとめ

 

怒涛の毎日にママの休息も必要です。

スキル獲得だけでなく、そういった目的も兼ねている放課後等デイサービス。

もし利用できるのなら上手に活用して、かけがえのないこの小さな命を、一緒に育てていきましょうね。

 

子どもにとっても、ママの笑顔が一番大切!なのだから。

本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。

 

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