こんにちは。ココです。
ADHDで自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今回は「Googleアドセンス」合格までに私がやってきた対策をご紹介します。
Googleアドセンスは数ヶ月ごとに合格が難しくなってきている上に、その審査基準もどんどん変わってきています。
アドセンスになかなか合格しない!最新の合格情報はどんな感じ?
そんな疑問をお持ちの方に私の7つの対策をお伝えします!
Googleアドセンス審査を受けるきっかけは?
実はこのブログ、3年以上前から続けていたのですが、その頃は「発達障害児に関しての情報の発信」というより、どっちかというと愚痴や嘆きなど主観的要素が強いブログでした。
3年続けるうち、「みんなの役に立つ情報」を伝えたいと思って立ち上げたはずの自分のブログに、疑問が出てきたんですね。
これってただの自己満足なんじゃない…?
「発達障害児の育児に悩む人たちのための」情報提供ブログでありたい!と初心に戻り。じゃあ読者の観点に立ち戻って、このブログを再構築していこう!と考えました。
そして「発達障害児の情報提供ブログとしての価値が、このブログにあるかどうか」を客観的に評価してもらうために、Googleアドセンス審査を受けよう!となったのです。
合格への対策
1.無料ブログから有料のなてなブログproへ
無料ブログで合格する方もいるそうですが、はてなブログの場合、無料版では圧倒的に不利なようです。そもそもGoogleとの相性がはてなブログは良くないそうで…。
アフィリエイト重視!の方だったら、もういっそのことWordPressで申請かけた方が一番簡単に合格できると思います…。
私は自分でセキュリティ対策をしなければならないことが一番面倒だったので、セキュリティ対策を気にしなくてもいいように、有料版のはてなブログproに変更しました。
2.不要な記事を「下書き」に戻した
この時点で既に200記事を超えていたので、10記事くらい残して一気に全部下書きに戻しました。
理由は審査されて不合格だったときに、どの記事がダメでどの記事がOKなのか分からなくなるからです。
何記事で合格かは35記事とか8記事とか色々言われていますが、合格したときの私の記事数は15記事でした。
Googleアドセンスに申請したい!と思っている方は、一度アップした記事を下書きに戻すとかなり大変な作業が待っていますので、あまり記事がないうちから申請した方がいいですよ!
ちなみにその「大変な作業」とは「Googleサーチコンソール」で下書きに戻した記事を「一時的に削除する」というお仕事。
190記事も一つずつ作業するのですから、ホントぐったりでした…。
Googleサーチコンソールでの削除の仕方はひかまめさんが教えてくれますよ!
3.画像を圧縮し、alt属性を付けた
画像はオリジナルでないとフリー画像であっても著作権の関係で不合格になる、という記事をいくつも見ました。
しかし、フリー画像みたいに完成度の高い写真ってなかなか撮れないですよね。
画像も記事のうち。あまり意味のないピンボケな写真をアップしたり、画像なしで一気に文字だけ3000個も羅列させられても、読者は疲れるだけです。
私は自分で撮ったオリジナル画像とフリー画像、両方使いました。
アドセンスに申請する前はそのままの状態で画像を載せていましたが、それぞれ350px×250px程度に圧縮し、画像を貼り付けるときに「alt属性」を付けました。
alt属性は目の見えない人が貼られた画像を理解しやすいように配慮している、という側面もあるのだそうです。
なるほど。それは大切な設定ですね。
画像の圧縮はなぜ必要かというと、データの大きな画像は読み込みに時間がかかり、表示速度の遅延が発生します。よく、アクセスしたのに表示に時間がかかりすぎて見るのやめちゃった、というサイト、ないですか?
表示速度の遅延はアドセンス不承認の要因のひとつとなるようです。載せるなら圧縮は必要な手間ですね。
私はWindowsを使っているので、Windowsの中に標準で搭載されているペイント3Dというアプリを使っています。操作も簡単なので、Windowsをお使いの方にはお勧めですよ。
分かりやすい使い方を紹介しているのはこのサイト!画面の画像が多く、とても見やすいです。
4.リライトで1記事の文字数を3000字以上にした
「あまり長い記事は飽きてくるから読まれない」という話をよく聞きますね。
確かに。「なかなか結論が見えないんだけど…」って、つい離脱してしまいます。
そのため私も1500文字程度で一度記事を区切って、続きは「続編で!」という感じでひとつの話題を3記事に分けたりしてアップしていました。
しかしそれはちょっと時間ができたときにさらっと読むような雑記ブログを見ている場合。私のブログは「発達障害に関する情報」を中心にしたい、と思っている特化ブログ寄りです。
読者は「ADHDの子に宿題をさせるには?」という記事を見に来たのに、「手法は5つです!今回は1だけご紹介!続きは続編で見て下さいね!」なんて言われたら「えっ?1個だけ?続きに飛ばなくちゃいけないの?めんどくさっ!」と思うでしょう。
発達障害児の育児に押し潰されそうになって、どうしたらいいか教えて!と藁にもすがる気持ちで訪問してくれているのに、そんな手間を読者にかけさせるなんて、全然親切じゃないですよね…。
そこで分割させていた記事は1つの記事内で問題解決できるように集約・リライトしました。
5.Googleアカウントを一つにした
これはあまりないことだとは思いますが、私は申請時「Googleアカウント」を2つ持っていました。
「アドセンスアカウント」が2つある場合の不承認はよく聞きますが、「Googleアカウントを2つ持っていて、アドセンスアカウントは1つだけ」の場合もポリシー違反になるんですね。
これが不承認の理由だなんて暫く気が付きませんでした。実はもう一つのGoogleアカウントはGoogleのスマホを買った時に作ったもので、殆ど使用していなかったのです。そのため、そのアカウントの存在自体を忘れていたのでした…。
あまり使っていなかったアカウントだったので、一つを閉鎖することで解決しました。
6.ポリシー違反の単語の言い回しを変えた
かんしゃくや暴言の激しい息子なので、その様子を赤裸々に伝えようとすると、どうしてもポリシー違反の言葉が出てきてしまいます。
アドセンス審査を意識してからは、それらの言葉を違う言い回しで表現するようにしました。
Googleアドセンスは「子どもと一緒に安心して見られる」というのが判断基準。いくら発達障害である息子の実際の姿であっても、同じく発達障害を持った子供がこのブログを見ても大丈夫かどうか…。
そういった目線で記事をひとつずつチェックしていきました。
7.審査中の記事の更新は?
「毎日新しい記事をアップしないとやる気がないブログと判断される」とかよく言われているようですが。
更新をまめにしていないとグーグルにインデックスされにくいのは確かなのですが、それでも毎日新しい記事をアップしていたら、どんどん記事が増えていってしまいますね。
せっかく下書きに戻して記事数を減らしたのに、どんどん増えていっては不承認の時にどの記事が悪かったのか判断できなくて困るなあ。
私の場合は新しい記事は2つアップした程度で、合格までは2、3日おきくらいにリライトして更新していました。
息子のかんしゃく対応で心が萎えていたため、毎日意欲的に書こう!という気持ちになれなかった…というのが現状でしたが…。
このリライトは1000文字くらい増やしたりして大幅に書き直していましたね。
まとめ
私の場合、致命傷だったのは「Googleアカウントを2つ持っていた」ことでした。
それと、やはり「内容」。これに尽きるかと思います。
「発達障害児の育児」の特化ブログなのに、内容が「こんなに大変だったの!」的なお話ばかりで読者の有益な情報提供になっていなければ、アドセンスくんに「価値の低いコンテンツ」と言われても仕方ありません。
文字数が多ければいい、ということではないと思いますが、より情報を豊富に詳しく読者に伝えようとしているブログであれば、多少デザインが悪い白黒ばかりのブログであっても、それは「価値あるコンテンツ」になるのではないでしょうか。
「お問い合わせフォーム」と「プライバシーポリシー」を設置したら、あとは記事の内容を吟味しながらリライトしていく…。それが一番かな、と思います。
全ての記事を入念にリライトして再申請した日、それまでは2日から1週間の審査時間を置かれていたのに、速攻の3時間で合格通知が届きました。
これらの記事がアドセンスの合格になかなか辿り着けない!という方の参考資料のひとつになれば幸いです。
頑張ってね!僕も応援しているよ!
最後までお読みいただいてありがとうございました。