こんにちは。ココです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日はトンカツ肉より安価な豚の薄切り肉を使った、簡単で豪華に見える「カツレツ」のレシピをご紹介。
明治時代の和製洋食代表・カツレツ
時は明治・文明開化の頃。西洋料理がたくさん日本に伝えられましたが、その頃国民はそれほど豊かな人ばかりではありませんでした。
西洋料理を日本で手に入る食材や安価なものでアレンジしたものが、「和製洋食」と呼ばれるもの。
コロッケやハヤシライス、オムライスなどみんなが大好きなものがたくさんありますが、今回はトンカツ用お肉より割安な薄切り肉で、見た目がお洒落で豪華なカツレツを作っちゃいます。
手順も簡単ですぐに作れるおすすめ料理!
それでは早速レシピをご紹介しますね。
簡単カツレツ・レシピ
材料を用意する
お肉の分量はグラムではなく、今回は薄切り肉の「枚数」で。2~3枚で1つのカツレツです。ここでは2枚で1人2組のカツレツとして、3人分の分量とします。
材料:3人分
豚薄切り肉(1人4枚) 12枚
パン粉 適量
塩・こしょう 適量
バター(マーガリン) 適量
バットにパン粉を用意する
バット(またはお皿)に適量のパン粉を入れます。パン粉を掴んで、両手をすり合わせるようにしてパン粉をきめ細かい状態にしていきます。
ひと手間ですが、これで仕上がりは雲泥の差!バターの馴染みも全然違いますので、是非やってみて下さいね。
安価なパン粉はキメが粗いよね。パン粉を両手でこすり合わせるように細かくしていくこの手間で、出来上がりがグッと上品になるよ!粗いパン粉のままだとザクザクとした硬い食感で安っぽく仕上がっちゃうけど、こうしてキメを細かくしてあげると口当たりも柔らかくて子どもは特に食べやすいよ!
お肉に下味をつける
スーパーで買った薄切り肉は、パックに綺麗に並んでいますよね。この状態をそのまんま使用します。
2~3枚を取り出してまな板の上でぎゅっ、ぎゅっと指で押して、お肉を貼り付けるようにします。
カツレツは、トンカツが食べたいけどあんな厚切り肉は高くて手が出ないから…。という節約的意味もあったようです。薄切りのお肉同士をギュギュっとはりつけて、大きくボリューミィに仕上げましょうね(笑)。
全部はりつけ終わったら、塩こしょうを適宜振り付けます。私は片面のみに味付けをするので、ちょっとだけ濃い目に。薄切り肉なので両面味付けしなくてもよいかと思います。
息子と私は2枚、パパは3枚で。
お肉にパン粉をまぶす
下味をつけたお肉をバットに入れて、パン粉をまぶします。両面まぶして下さいね。
フライパンで焼く
フライパンにバター(またはマーガリン)を適量入れて、弱めの中火でお肉を焼きます。焼いているうちにパン粉がどんどんバターを吸っていくので、なくなったな…と思ったらバターやマーガリンを足して下さいね。私はオリーブオイルを足すこともあります。
バターが少ないと焦げ付いたり味が平坦になってしまうので、ちょっと奮発して大目に使って下さいね。
良い具合に焼き色がついたら、裏返してまた焼きます。両面がこんがりと焼けたら出来上がり!
バターがフライパンに残っていたら、肉汁とバターで美味しいソースになるから、是非焼き上がって盛り付けたお肉にかけてね!
まとめ
今回はトンカツより安価で料理の手間も少ない「カツレツ」をご紹介しました。
バターで揚げ焼きしているのでとってもコクがあって美味しいですよ!
レモンを添えて食べる時に一振りすれば、カジュアルフレンチなお味になります。
カツレツはフランス料理の「コートレット」というお料理を原型にしたものなんだって。
トマトを添えようと思ってたらなかった…。カツレツとレモン、キャベツとキュウリとレタスのサラダ、玉ねぎとカニかまと卵の味噌汁。彩りがちょっと残念な和風フレンチ定食…??
トンカツより衣をつける工程が少なくてリーズナブルなカツレツ。是非お試し下さいね!
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。